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衆院選
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各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります これから数回に渡って、渋滞の話と、コンピュータシステムの遅延、製造業で有名なTOC、TOCのプロマネへ適用したCCPMなどなど、”行列”に関してブログで書いていきたいと思います。 きっかけは『「渋滞」の先頭は何をしているのか?』を読んで、システムの性能分析と似てるじゃん!と思ったことです。 まずはこの本から少し紹介します。この本によると、渋滞には3種類あるそうです。1つはボトルネック。もう1つは自然渋滞。最後の1つはだんご渋滞だそうです。 ●渋滞その1 ボトルネック型はコンピュータ屋には、分かりやすいですよね。ある箇所の限界を越えて流量が発
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 引っ越ししてしばらくしたので、以前住んでいた地域の店舗の銀行口座を解約しました。すると、インターネットバンキングも解約されるというのです。もちろん、今住んでいる地域の店舗にも口座を開いています。 しょうがないので、一度インターネットバンキングを解約し、入り直しました。ふと思ったのですが、「これは人を人としてデータモデリングしていないのが原因」と言えるなあと思いました。 多くのシステムでは、データモデリングの際にボトムアップ方式(画面項目や帳票など)でデータ項目を拾います。そしてモデリングの際、利用者個人は、口座番号やIDやメーター番号(ガス
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 人づてに、諸橋さんのブログに、マンガでOracleの内部をいくつか紹介しているサイトの紹介があると聞き、見てみました。 「AsterくんがガイドするOracle Event Tours」 http://www.ex-em.co.jp/exem_labo/exemlabo_oracle_knowledge_index.html エンキュー、ラッチ、scattered_read、sequential_read、などなど。。。 まじめな紹介も良いと思うのですが、こういうのも良いですよね♪ Oracle用のツールなどを作っている韓国の会社のノウハウ
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります IT関係者は日々ストレスが大きい仕事をしているかと思います。そんな皆さんに贈る、心穏やかに過ごすTIPSです。人によっては違うでしょうから、何かの参考にしていただければと思います。 ●TIPS ・仕掛りを出来るだけ減らす 気にしなきゃいけないことが多いと人はつぶされそうになります。なので、作業途中のものはさっさとやって終りにします。多少オーバーヘッドが大きくても、今終わらしてしまうと気持が楽になり、生産性もあがり、結果的に早く終わったりします。 ・何かに記録(棚卸し)して、頭の中から忘れ去る 気にするべきことを減らすもう1つの方法として、す
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 今回はちょっとコアなOracle使いのためのネタです。ORA-1555という言葉をご存じない方は読み飛ばしていただければと思います。 ORA-1555「スナップショットが古すぎます」を起こさないためのパラメータとして有名な、undo_retention(undo情報の保持秒数)パラメータですが、実は、最近のOracleは、自動的に保持時間をチューニングするため、このパラメータ以上にundo情報を保持することが多いのです。 でも、自動でチューニングしてほしくないときもあります(undo表領域に余裕を常にもたせたい、突発的な過負荷にも余裕で対応
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります OracleをSSDの上で動かしたら、どんな性能特性になるのか? どんな注意点があるのか? 興味は尽きませんが、「Oracle OpenWorldで見てきた業務用SSD製品まとめ」でも紹介されている、 「報告書がドラフト版ということで詳しい内容は正式版を待ちたい・・・」の 報告書が出てきたようです。 この度、ホワイトペーパーとしてDELLとEMCとOracleの検証結果レポートがでたのを見つけました。http://wp.techtarget.itmedia.co.jp/ (TechTargetジャパンという登録が必要なサイトです) レポート
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります DB使いであれば、ACID(Atomicity、Consistency、Isolation、Durability)は当たり前の考えかと思います。実は、DBMSならACIDが当たり前というのは、思いこみと言っても良いのです。少なくとも、ACID以外の考え方が存在するのは事実です。 今回は、そんな考え方である、BASE(Basically Available、Soft state、Eventually consistent)を紹介します。クラウドなどの世界で徐々に広がりつつある、トランザクションの考え方です。 この記事は、「BASE: An A
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります SQL計画管理について質問などをいただいたので、今回はその続編ということでちょっと書いてみたいと思います。前回の記事はこちら「SQL計画管理」 1つもらった質問は「統計情報を自動収集しないことと、何が違うのでしょうか?」です。 私の意見で答えると、「統計情報の固定だと、統計情報とSQLの実行計画が強く結びつく。そのためSQL単位で柔軟にチューニングしづらい。オブジェクトの変更がなかったり、性能問題なく運用しているのであれば、 SQL計画管理(ベースライン)は、統計情報の固定とほぼ同じ動きになる。とはいえ、運用途中で一部のSQLのみチューニン
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります SQLの実行計画が変動して、トラブル発生・・・なんて経験ありませんか? 今日は実行計画の変動防止に効く、11gの新機能「SQL計画管理」についてです。 詳細情報は、Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド 11gリリース1 15章「SQL計画の管理の使用方法」にありますので、こちらも併せてご参照ください。 実行計画のトラブルのいやらしいところは、大抵の実行計画の変動は、プラスの効果なのにもかかわらず、ごく一部の変動がマイナス(大抵は過負荷)をもたらし、そのインパクトが大きいことです。つまり、防ぐのが難しいことです。
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 今日は、これを実践するだけでエンジニアの成長が大きく変わるようなノウハウの紹介です(ちょっとおおげさかな・・・でも本当に「効果があるけれど、実践している人は少数」なノウハウです)。 エンジニア(特にITエンジニア)の一部に熱狂的なファンを持つ、ワインバーグという人が居ます。私もワインバーグのファンでいろいろと著作を読ませてもらっています。 中でも「スーパーエンジニアへの道―技術リーダーシップの人間学」と「コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学」はお勧めです。以前、コンサル先に「この本を読むように」と伝えて、ワインバーグ本を貸すという超
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 昔、大学卒業時にバックパッカーみたいなことをして、アメリカに行った際、現地のITエンジニアとバスで一緒になりました。ローカリゼーションみたいなことをやっていると言うので、つたない英語で「日本はダブルバイトで、あーだ、こーだ」と教えてあげたら、全然、信じてくれなかった憶えがあります。 偏見かもしれませんが、あまりグローバリゼーションが進んでいないソフトウェア(※)のエンジニアは、英語(せいぜいヨーロッパ系の言語)以外の意識が薄いと感じた瞬間でした。 ※:最近は最初からグローバル展開を想定しているソフトウェアが増えてきました。うれしい限りです。
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります たまにはOracle使いらしい内容を書きたいと思います。 今回は、私や周りのコンサルタント達のOracleマニュアルの活用方法のノウハウです。 OracleのマニュアルはOTNからダウンロードできます( http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html )。 ●読むとためになる・・・と噂のOracleマニュアル まず、「概要」マニュアルは初中級のOracle使いの人が読むとためになると思います。構造や用語をこれでもかと紹介してくれています。難点は、本当の初
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります DBMSの最近のトピックは、インメモリDBですが、アーキテクチャの観点でもう1つ面白いなと私が思う技術があります。それがSSD(半導体ディスク:シリコンステートディスク、シリコンステートドライブ)です。 実は、SSDは他の製品を喰ってしまう可能性があると思っています。 まず、SSDの特徴を整理すると次のとおりです。 ・メモリだけれども電源が落ちても大丈夫 ・ハードディスクと違って高速に動作する(一説によると3桁速いとか) ・ハードディスクと違い、機械部品ではないので故障しづらい ・ハードディスクと違い、同時アクセスの性能(IOPS:Inpu
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 「私はOSとストレージとネットワークに興味がある」という割には、そういう話題を書いていませんでした。今日はOSをテーマとして、将来のボトルネックという話を書いてみたいと思います。今回は難しい内容を簡単に説明できていないので、「分からなかった」というコメントが届いたら、丁寧に書き直したいと思います。 さて、「分散メモリー」という技術があります。いいですよね。クラウドコンピューティングは将来バラ色に見えます。 マルチコア化(クアッドだけではなく、8コアとか)も、いいですね。どんどん性能が上がるように思えます。 ここで質問です。クラウドコンピュー
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります クラウドコンピューティングが流行りですが、それとミッションクリティカルシステムの相性についてのコメントです。 ミッションクリティカルシステムでは、SLAや非機能要件(機能以外の「性能、可用性、etc」の要件のこと)が重要とされます。止めてはいけない、性能不足になってはいけない、だからこそ”ミッションクリティカル”という名前になっています。リソースを掴んでいて、すぐ実行できるような状況でないと、SLAや非機能要件は満たすのが困難です。サービス自体の可用性の契約はあるようですが、諸々の品質のSLAを満たすのが苦手なのが、クラウドコンピューティン
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 「T字型ER データベース設計技法」 という本があります。今日はモデリングを学ぶ人のために、このT字型ERの紹介です。実は、データモデリングには、「これ」という決定的な方法論が存在していません。私の周りのモデリングのコンサルタントたちも、「私はXXX派です」とか、「私は、XXXをメインに、XXXXの要素も」といった感じで、十人十色です。 どの手法が一番か、は私には分かりませんが、どの手法を最初に学ぶべきかについては、お勧めを1つ持っています。それが「T字型ER」です。T字型ERの特徴をいくつか説明すると ・「データモデリングは工学であるべき
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります インフラの設計をレビューする方法って、何があるのでしょうか? 多くの現場では”経験に基づいた判断”程度ではないでしょうか? 私がお勧めしているのは、ATAM(Architecture Tradeoff Analysis Method)です。「シナリオ」と呼ばれる”ある事象”においてどんな振る舞いを起こすのかを確認することで、リスクや危ない点、トレードオフなどを洗い出し、アーキテクチャの品質を確認することができます。 ATAMの解説PDF(英語)です。日本語は書籍で(ピラミッドのような絵が表紙の「実践ソフトウェアアーキテクチャ」 が良いと思い
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 今回は、一部の人には「驚愕の事実」(らしい)、SQLのシーケンシャルアクセスと実I/Oとしてのシーケンシャルアクセスが異なる(ことがある)という話です。 何回か前の記事に、『OTNの記事を読みました。待機イベント名の「sequential(シーケンシャル)」は実質的にはランダムI/O・・・が衝撃的でした』とコメントをいただきました。確かに誤解している人が多い事実です。解説についてはこちら(リプライコメント)を御覧ください。 そのコメントを読んでいて、もっと多くの人が誤解している、ちょっとマニアックなOracleの動作があることを思い出しまし
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 残念ながら、筆者が所属しているOracle社のテクノロジーコンサルについては、あまり世の中に知られていないと私たちも思っています。そこで、この度、OTN(Oracle Technology Network)において、テクノロジーコンサルの紹介記事の掲載、および、訪問者へプレゼントとして、書籍「門外不出のOracle現場ワザ」の元記事を公開することにしました!! ここです。「門外不出のOracle現場ワザ」 第0章として、「オラクル社のテクノロジーコンサルタントって?」というテクノロジーコンサルの紹介記事を載せました。テクノロジーコンサルタン
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります DBを運用していると、最近は、セキュリティを守っているか?とうるさく言われるかと思います。困ってしまいますよね。セキュリティベンダーを雇うのも高くつくし・・・今日はそんな悩みの助けになるかもしれない記事です。 ●対策として何をすべきか 実際に使用するセキュリティ対策は、要件やセキュリティベンダーからの指導などにより異なりますが、ある程度は一般的なガイドがあっても良いはずです。実は、データベース・セキュリティ・コンソーシアム(DBSC) という業界団体があります。そこで検討・公開されたデータベースのためのセキュリティガイドラインと実装のための
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 前回に引き続いてSQL文の捕まえ方&実行計画取得方法です。 その0から3は、前編に載せています。 ●その4 statspackから捕まえる 注:snapのレベルは6以上がお勧めですからね! 例:execute statspack.snap(i_snap_level=>6); この方法は、過去のある時点のSQLの実行計画を確認するために 便利な方法です。「昨日遅かった」とか、「前土曜日のバッチが 遅かった」といった調査において力を発揮します。 statspackやAWR(有償オプション)によって、過去のある時期の DB全体の稼動状況を確認でき
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります ※いただいたコメントを採用させていただきました。「 and a.sql_child_number = b.child_number」を追加しています。 今回は、私がよく使う、実行されたSQL文の捕まえ方、およびSQL文の実行計画取得方法をご紹介します。長いので前編と後編に分けます。今回は前編です。 まず、「v$sql_planから実行計画を表示する」方法を簡単に紹介し、その後、「実行されたSQL文の捕まえ方」を説明します。 ●その0 v$sql_planから実行計画を表示する。 どの方法でも大体使える、v$ビューからの実行計画の表示方法です
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 実行計画ってなぜ最適にならないのか? について書いてみたいと思います。 ●「実行計画のトラブル」とは? 「実行計画のトラブル」を「最適ではない(=より良い実行計画が存在する)」だと定義します。このトラブルはいろいろな理由により起こります。 実行計画とは、データの処理の仕方です。処理の仕方は何通りもあるため、最近のOracleでは、コストベースという考え方で、処理時間の指標(コスト)を計算して、「この実行計画が最短だ!」と推測します。このとき使用する情報を「統計情報」と呼びます。 なお、9iまではI/O回数ベースで判断していましたが、10g以
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 今回から数回にわたって、統計情報に関するノウハウを少しご紹介します。 まず初回は元の実行計画に戻すTIPSと実行計画を変動させないTIPSです。 ●統計情報履歴 まずは、統計情報の履歴です。これは便利です。 10g以降において、SQLの実行計画が悪化した場合、まずは過去の統計情報を戻すことを考えてみてください。Oracleが自動的に過去の統計情報を約1ヶ月保持しているはずです。今日の朝からSQLの性能が悪化したのであれば、昨日の統計に戻してみると改善するかもしれません。 例: SELECT * FROM DBA_TAB_STATS_HIST
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 今回は主にOLTP系で使える、Oracleのトラブル切り分けテクニックの紹介です。 以後の説明に必要なため、まず、Oracleのアーキテクチャを説明します。Oracleには、接続処理用のリスナープロセスがあり、そのリスナープロセスが通信を受け付けて、その後サーバープロセスに引き渡します。サーバープロセスは、SQLを処理するプロセスです。SQLが処理されている間は、ずっと接続状態になっています。通常の設定(専用サーバー構成と言います)の場合、クライアント側の接続が切れない限り、対応するサーバープロセスも存在することになります。 トラブルには、
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります 最初にお断りしておくと、私は著者達の多くと知り合いです。OCIも多少知っています。 全般的に絵が多くてわかりやすいです。内容も「入門」というよりは、「徹底」という内容でした。ここまでしっかり書かれているOCI本は海外にもないはずですし、他社のクラウド本でも、ここまで書いてあるのは貴重だと思います。 ■各章の紹介 1、2章 OCIの用語や基本概念の解説です。Nginxを題材に基本的なクラウド環境を立ち上げるのはわかりやすいです。他のクラウドを使っている人も、XXXでいうと、XXXのことだなとわかりやすいと思います。 アカウントやIAMの話があ
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