サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
WWDC24
stockkabusiki.blog90.fc2.com
お金は人を狂わせる魔力があります。法の抜け穴をかいくぐり、あるいは法を犯してまでもそれを手に入れようとする人々が後を絶えません。巨額のお金が動く証券市場も例外ではなく、これまで多くの事件が発生しています。 お金の魔力に取り憑かれ、詐欺に手を染めた事件の中で、とくに印象深いものを集めた、 Top 10 Stock Market Scammers Who Got Busted(StockProfessors)(逮捕された株式市場詐欺師トップ10)が面白かったので紹介します。
社会の真実の見つけかた 9.11以後のアメリカではメディアが人々の恐怖心を煽り、国全体が一つの方向に向かって流れていった。メディアをうのみにしている間に法律が変えられ、テロ後6週間後に議会を通過した「愛国者法」はアメリカという国のあり方を根っこから大きく変えてしまった。 著者はベストセラー「ルポ 貧困大国アメリカ」で日本人の米国観を根底から揺さぶった堤未果氏。本書もアメリカでの取材エピソードを中心として話が進められていき、メディアの実態と限界を明らかにしたうえで「情報を読み解く力」を身に付けることの大切さや行動する重要性を説きます。 「情報を読み解く力(メディアリテラシー)」の重要性を説く論調は昔からあるので、その意味では今日的なトピックではありませんが、インターネットによって情報が氾濫するようになったのは最近のことです。そういう前提をもとにメディアリテラシーが語られなければ意味がないこ
30代にしておきたい17のこと 話題の本だということなので、さらっと読みました。いわゆる自己啓発本。「30代は人生を劇的に変えるラストチャンス」ということで、今すべき17のことが羅列されています。 結論からいうと1時間程度で読めてしまうにもかかわらず退屈な本でした。そもそも「30代」は多様な価値観の集合体です(いや、30代に限りませんが)。全ての人に共通する一般的な価値観というものは、はじめから存在しません。存在しないものを言い切り型で論じることに違和感を覚えます。 1.「すべてを手に入れることは不可能」だと知る 2.変えられることと、変えられないことの違いを知る 3.自分の勝ち(負け)パターンを知る 4.セルフイメージを定期的にチェックする 5.お金と真剣に向き合う 6.パートナーや子どもを持つかどうか決める 7.自分の居場所を決める 8.両親とお別れしておく 9.年
文明が衰亡するとき 大型連休だからこそ、ゆったりと歴史に浸かりたかったので手にとった一冊。政治学者高坂正堯が1981年に著した本書では、巨大帝国ローマと通商国家ヴェネツィア、そして超大国アメリカおよび通商国家日本について、衰亡の歴史から現代を読み解きます。 大昔も現代も国家衰亡論は人々の関心を集めてきました。人々が衰亡論に惹きつけられるのはなぜでしょうか。それは「衰亡論はわれわれに運命を考え」させ、「衰亡の原因を探求して行けば、われわれは成功の中に衰亡の種子があるということに気づく」からでしょう。衰亡論といえば、かつて栄えた大帝国が衰亡する前に現れた兆候を現代社会に当てはめて未来を憂うものだと相場が決まっていて、それはそれで面白い部分があり、本書もそういう類だと思って手にとったのですが、いい意味で期待を裏切られました。 ローマ帝国の衰亡論については大昔から人々の関心を集めてきたこともあり
「トイレをキレイにするとお金持ちになる」とはあまり聞きませんが、「お金持ちはトイレがキレイ」だというのはよく聞きますし実際にもそのような気がします。しかし、本当に重要なポイントはトイレが云々というのではなく、自分をコントロールできる人なのかどうかだと思います。自分をコントロールできる人は自己管理能力が高く自制心も高い。そういう人は大体仕事でもプライベートでも整理整頓や段取りが上手い。当然、トイレもキレイ。 お金は自己管理能力や自制心がなければ貯まらないものです。これは仕事でも問われる重要なスキルです。家が散らかっていたり、仕事で使う机の中がカオスだったり、そしてトイレが汚いような人には女神様は来ないんやで。私も子どもができたらそう教えよう。
久しぶりのAppleウォッチです。 「Appleの全売上に占めるiPhoneの比率がついに50%を突破」(Tech Crunch)にあるように、2011年1-3期においてAppleの収益に占めるiPhoneの割合が50%に届きました(正確には50%を「突破」していません。計算すると49.9%となります)。 これまでの軌跡を四半期ベースですが図にまとめました。図で見るとAppleの収益構造の抜本的変化が分かりやすいです。
アイデアのつくり方 原著の初版は1940年に出版されているため、70年以上に渡って読み継がれたことになります。著者のジェームズ・W・ヤングは、米国最大の広告代理店のコピーライターとして採用され同社の副社長までなった人物です。62ページしかないのですが、簡にして要を得た記述で、氏が長年の活躍の末行き着いたアイデアのつくり方が公開されています。60分程度で読み終わってしまう小冊子ですが内容は深いです。どんな本でもそうなのですが、読後に書いてあることを実践するかどうかで読者にとっての本書の価値が決まるのだと思います。
大前研一氏の(新版「知の衰退」からいかに脱出するか?)のプロットは、日本は様々な点で抜本的な改革が必要であるが、現在の日本人は大人も子どもも「知の衰退」がみられる。日本人は、考える力をつけなければならない、というものです。各章で世界や日本の現状、そして多方面に渡る大前氏の提言が語られます。独特の「臭気」があるのが「大前本」の特徴ですが、本書も例外ではありません。そのため好き嫌いが分かれると思いますが、食わず嫌いはもったいないです。無臭だと忘れやすいものですが、臭気を避けつつ慎重にページを捲っていくからこそ、得るものが多いこともあります。トピックの中で、とりわけ印象に残ったのは大前氏のネットとの関わり方について書かれたところです。氏の情報活用術も開陳されていて、とても面白い。
羽生善治さんの新著「大局観 自分と闘って負けない心」を読みました。本書は、羽生さんの棋士生活二五年のまとめとして執筆されたもので、勝負に対する考え方が書き綴られています。「大局観」とは全体を見て状況を把握し何をすべきかを判断することです。将棋は「読み」と「大局観」のゲーム。がむしゃらに読み込む力は若い棋士が上ですが、経験を積むほど精度が増す大局観によって、互角の勝負にもっていけると羽生さんはいいます。本書はこの大局観だけでなく、集中力の鍛え方、負け方、運・不運など、さまざまなテーマが独自の視点で語られていて、新書としてはとても読み応えがある本でした。ブログの表題とした「リスクを取らないことは最大のリスクである」というのは、本書の一つのトピックから引用したものですが、「リスク論」として実に面白いことが書かれています。
マグニチュード(M)7以上の大地震は、起きやすい「活動期」が存在し、現在がその時期にあたるとの研究結果を米ニューメキシコ鉱工業大などがまとめた。別のチームは、M9級の超巨大地震が世界のどこかで起きる確率は統計的に、今後6年以内に6割と分析した。 本書で石橋氏はこう語っています。 戦後日本の奇跡的ともいわれる高度成長期は「大地の平和な時代(地震活動静穏期)にピタリと一致していた」と。 また、その間に首都圏は大地震の洗礼を受けることなく、震災に対する脆弱性を極限まで高めてしまったとも。しかし、平和な時代は終わりが近づいており、日本は大地震の「活動期」に入ると予言しています。 いまから十〜二十年のうちに、大地の運動の自然な成り行きとして、日本の心臓部を小田原、東海、首都圏直下の大地震が相次いで襲う可能性が高い。 10年近く前にこの本を初めて読んだときは大地震に対しての切迫した現実感を感じて
本書(回復力~失敗からの復活 )では、失敗研究の第一人者、畑村氏が失敗と上手につき合うコツを示しています。人は誰でも失敗するし失敗すれば誰でも落ち込む。本当に大切なのはそこからだ、と著者はいいます。現代社会は教育において成功事例から学ぶことに偏りすぎていますが、本当は成功事例よりも失敗から学ぶところが大きいのではないでしょうか。 本論ではありませんが、重要な指摘だと思った指摘を紹介します。失敗の評価をきちんと行うためには「本当の絶対基準」を取り入れて対象を正しく見ることが重要だと指摘する部分です。
1は本業で足りないお金を、空いた時間でパート・アルバイトで稼ぐようなケースです。この場合、副業で得た収入は基本的に「給与所得」となり、年額20万円を超えると本業で年末調整した給与と合わせて必ず確定申告をおこなうことになります。 2はパートやアルバイトではなく、本業以外に例えば翻訳するとか本を執筆したりするけども、継続的に行うのではなく単発的に発生するケース。言い換えれば場当たり的な臨時収入に近いイメージです。この場合、基本的に雑所得となりかかった経費は収入から引けますが、給与所得等との損益通算ができません。これは次で述べる事業所得と比べると大きなデメリットです。 3は本業以外に継続的な営利を目的とする事業があるケースです。何を持って事業というかについては、実は所得税法上明確に定義されているわけではないのですが、過去の判例でそれが本業であるか副業であるかは問わないとされていて(名古屋高判昭
前回の記事で金融資産の運用法について書きましたが、金融資産とはフローの蓄積としてのストックのことをいうに過ぎず、長期的な金融資産の形成においては、ストック運用法を極めるよりもフロー稼得能力を高めることの方がはるかに重要です。そのために、サラリーパーソンであれば本業に集中し自己研鑽を行うのは当然だとしても、世界的な企業間競争に晒されている中にあって、自分が働く会社がこれから先も長期で生き残る保証がなく、終身雇用神話がすでに過去のものとなりつつある以上、雇用者(給与を会社から得ている者)としてもリスク分散を図っておくべきであるというのは当然のことだと思います。先行きが不透明となると資産運用における「リスク分散」の重要性が見直されますが、フロー稼得手段のリスク分散も重要な概念だと思います。その際の手段として「副業」が考えられます。 日本においては土日祝日が年間約120日はありますし、仕事を行って
少し前に、地震後の一時的な株価急落をみたからでしょうが、以下のコメントを頂きました。 自分の努力の及ばない出来事で財産が吹っ飛ぶなんて怖すぎです。 専業のプロがいる中で仕事の片手間にちょっと儲けてみようなんて考えが甘すぎました。 金で金を稼ぐなんて一生考えず、地道に働いていこうと思います。 お金との付き合い方において何よりも重要なのは「守るお金」と「攻めるお金」の区別を付けることとリスクの概念を理解することだと思っています。こういう時期だからこそ「お金」との付き合い方を真剣に考えるべきだと思うので引用しました。
地震や津波による破壊だけでなく、福島第一原発から放出される放射性物質の問題が加わっていることが事態を深刻にさせています。福島県産の農作物だけでなく東京を含めた首都圏においても水道水から乳児向けの暫定規制値を超える放射性物質が検出されたそうです。政府首脳は「直ちに健康に影響を与えない」と繰り返していますが、こういう逃げ道が用意された官僚答弁が国民を疑心暗鬼にさせ不安を増幅させているということを早く知るべきでしょう。 さておき、明日で地震発生から二週間になります。この短い期間で、私自身が抱いていた、いろいろな事象に対する価値観が大きく変わりました。つい先程まで計画停電が実施されていた自宅で、ローソクの明かりだけが静かに灯る中、頭に浮かんでいたことです。 意識的にしろ無意識的にしろ、結果的に何かに過度に「依存」してしまうことの恐ろしさを今回思い知りました。 家庭内で用いる全てのエネルギーを電
混乱に乗じて詐欺を働く馬鹿がいるようなのでご注意を。 東日本巨大地震に便乗し、義援金詐欺とみられる不審な電話が、兵庫県や岡山県であり、両県警や消費生活センターは「公的機関の職員が電話や訪問で義援金を求めることはない」と、注意を呼びかけている。 インターネットで調べてみると、今回の地震被害の救済のために多くの会社や組織が義援金を募集していることがわかります。そのほとんどが善意で義援金を募集しているのでしょうが、冒頭で紹介したような詐欺師が紛れ込んでいないとは限らないので大切なお金は信頼できる団体に託すことが重要です。 私自身は義援金を以下の団体に寄付しました。 ・日本赤十字社 ・国境なき医師団 【義援金のちょっとした注意点】 どの団体に寄付をすべきか、というのは一概に言える話ではありません。ただし、私が調べた限りでは多くの企業や団体が義援金を募集していますがお金の送り先の多くが日本赤
東北地方太平洋沖地震で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。 私はそのとき都内の高層ビルにいて、感じたことのない物凄い揺れに恐怖し、その後の交通機関の混乱で家に帰り着いたのは翌日の午後になってからでしたが、Twitterや伝聞で漏れ聞こえてくる東北地方を中心とした地震とその後の巨大大津波による甚大な人的及び物的被害が徐々に明らかになるにつれ、あまりの惨状に暗澹たる気持ちになりました。 被災の直撃に見舞われておらず被害もなかった私が行えることは、可能なかぎりで寄付という形で「お金を出す」ことだと思っています。救援活動に赴いても「素人」が手に追えるはずがなく、むしろ邪魔になるだけ。間接的支援によってプロに救援・援助活動を任せたほうが効率的かつ効果的です。 それに加えて重要なのは、可能なかぎり日常(通常)業務(生活)に精を出すことでしょう。関東地方においては停電情報が錯綜し、それによ
国会が紛糾し子ども手当の先行きが不透明です。現行の子ども手当法は3月末で効力が切れるのですが、野党の反対により成立は厳しい状況となっています。成立不能となれば、根拠法がまだ存続している児童手当が4月から自動的に復活することになります。それは避けようと、与党は現行の子ども手当法を一定期間延長する、いわゆるつなぎ法案を議員立法で提出するらしいのですが、一体どうなることやら。 これから毎年、法の効力失効時に混乱を起こし続けるのも馬鹿らしいので、与野党協議して永続的なシステムを模索して欲しいですね。例えばこんなのはどうでしょう(以下極論注意)。 もう「子ども手当」はきれいさっぱり廃止。児童手当の復活とかセコイこと言わないで国民全員に配ってしまえばいいんじゃないかと思います。いわば小型版ベーシック・インカムです。 子ども手当は、15歳以下の子ども(を持つ親)に対して所得制限無しで一定額が支給されま
今春卒業予定の大学生の就職内定率が初めて7割を下回り過去最低を記録したそうです。そんなニュースが目に入ったので、過去の就活事情がふと気になってきたので調べてみたら企業の人気40年を振り返る(リクナビ)という記事を見つけました。就活生に人気がある会社の変遷がよくわかりますね。この記事の最後の方でこのようなことが書いてあります。 これまでの人気企業ランキングの歴史を眺めてみてまず感じること。それは、人気の産業や企業が時代ごとに大きく移り変わっているということだ。そこで、時代と企業の関係に詳しい、リクルートワークス研究所の豊田義博氏に話を伺った。 「ランキングの上位に入っている会社は、その時代の象徴的な会社、というケースが多いんですね。だから時代が移り変われば、ランキングの中身も移り変わっていくことが多いんです。企業というのは、業績や人気に大きな波があるということ。わずか10年足らずでも、大き
COURRiER Japon 2011年 04月号に世界一の投資家とも言われるバークシャー・ハザウェイのCEOバフェットと稀代のラッパーであり事業家としても成功し4億5000万ドル(370億円)の資産を持つジェイ・Zの面白い対談が掲載されていました。 ボリュームは1ページと少ないですが、異なるフィールドで成功した二人が行き着いた「成功の条件」はとても面白かった。
名古屋の河村市長が元気です。「減税日本」東京で100人擁立へによると、河村市長が代表を務める地域政党「減税日本」が、統一地方選において都内で100人程度の擁立を目指すだけでなく、都知事選や次期衆議院選挙での擁立も視野に入れているとのことです。 勢力拡大を目論む「減税日本」の政策に興味が湧いてきたので、HPを覗いてみたり過去の新聞などから河村氏の発言を拾ってみたのですが、市民税減税に関するものがほとんどでした(議員報酬半減というのありましたが)。河村氏は政党名の通り「減税」を最大(にしてほぼ唯一)の政策目的としているようです。実にシンプルでわかりやすいですね。 河村氏は減税勢力を増やすために粉骨砕身してるようです。 「政治は『増税』対『減税』の二大政党にするとよくなる」と政界再編の必要性を訴えた。/ 時事通信 「減税」と「増税」を軸とした二大政党とは新しい概念です。 ちょっとした疑問なので
本書が商品としての「砂糖」の歴史、つまり製法云々の変遷を辿っただけであったのなら読み物として面白くもなんともありません。本書が圧倒的に面白い理由は、砂糖という「世界商品」を通じて近代以降の世界史をダイナミックに描いていることにあります。砂糖は大量生産によって人類の食生活を抜本的に変えましたが、それだけでなくイギリスの産業革命や、地球上の人間の配置をすら変えてしまった要因にもなったのです。 アジアのどこかが原生地だとされる砂糖きびは、のちにイスラム教徒の手によって「コーランとともに」西に西に移動し、ついにはヨーロッパ人の手によって「聖書とともに」新世界にもたらされます。砂糖の大量生産には膨大な人力を要するうえ、砂糖きびが土地の地味を急速に失わせる作物であるという特徴から、奴隷制に支えられた大規模プランテーションと土地と労働力を求めて移動せざるを得なかったのです。 イギリスを発した奴隷船は
東京スター銀行が実施した日本、中国、米国在住の20〜40代のビジネスパーソン900人(各国300人)を対象にした「貯蓄に対する意識調査」によれば、日本人の4割が具体的な人生設計を持っておらず、約8割が目的なく貯蓄している一方で、中国人の約半数、米国人では7割以上が明確な目的を持って貯蓄していると答えているそうです。 東京、上海、ニューヨーク在住の 20〜40代の男女ビジネスパーソン各300人という限定されたセクターでの調査ではありますが、具体的な貯蓄目的や人生設計を持つ人が相対的に少なく将来への希望も持てないのが米国人や中国人と比較した「日本人」の特徴のようです。また、貯蓄だけでなく資産運用や投資を行っていると答えている人の割合も日本人は少ないようです。 少子高齢化や財政難など、マクロ的な展望で日本の将来は悲観されがちですが、そんな状況だからこそ個人レベルでは人生設計を持つことが重要なんだ
iPhone買ってしばらくは標準カレンダーをGoogleカレンダーと同期させて使っていました。シンプルすぎて使いにくいと思ってましたが、知人から教えてもらったスケジュール管理アプリ「Refills」で解決しました。 私がスケジュール管理で重視したいのは以下の点。 ・1ヵ月分、一週間分の予定を一覧確認可能 ・予定とTo Doが一元管理可能 標準カレンダーでは十分でなかったこれらの点がRefillsでは可能となり、加えてGoogleカレンダーと同期できる点、地図で場所を確認できる点、デザインがシンプルで飽きにくい点が気に入りました。
新年度から高校にTOEFLの受験を促す制度を導入するなど、子どもたちの英語力強化は不可欠として英語教育に力を入れる方針を打ち出した大阪府の橋本知事ですが、インドの学校教育の現状を視察してこう発言しています。 日本の子供に世界を生き抜く能力を身につけさせることは政治の最大使命 / 読売新聞より この「世界を生き抜く能力を身につけさせる」とは文脈的に推測するに「英語力」と同義でしょう。確かに社会に出ると英語力が問われる局面が無限にあります。でも、英語以上に重要なものは別にあるような気がします。 実は、文部科学省が定めた「学習指導要領」の冒頭の総則に、知事が言った「生き抜く能力を身につけさせる」に似た文言がでてきます。 生徒に生きる力をはぐくむことを目指し,創意工夫を生かし特色ある教育活動を展開する中で,自ら学び自ら考える力の育成を図るとともに,基礎的・基本的な内容の確実な定着を図り,個性を生
(単位:万人) H22年と平成元年を比較すると個人事業主が約320万人減少しています。率にして35%減。猛烈な勢いです。 なぜこんなに事業主が減ったのか、考えてみてもよくわかりません。税法改正等で事業主に極端に不利になるようなものは特になかったはず。 法改正といえば、会社法の改正で最低資本金制度がなくなりゼロ円で会社設立可能となったのがH15年。もしかして個人事業者は法人設立に流れたのでしょうか。法人設立数を調べてみました。 バブル崩壊以後はほぼ一定。予想に反して、法人設立に流れているわけではなさそうです。 320万人の個人事業者はどこにいったのか、という疑問もでてくるところですが、それ以前にバブル崩壊後、不十分とはいえ政府が起業を促す様々な諸政策を実施し、手続き面を含め一昔前と比べて格段に起業しやすい状況になったにも係わらず(法人形態、個人事業形態問わず)リスクテイカーが目に見え
ブログを書き始めて来月で5年目に突入します。 アウトプットツールとしてのブログに着目して軽い気持ちで始めましたが、二年くらい経つと一日千PVを超えるようになりました。多くの人に読まれていると気づいた段階で、私にとってのブログは単なる「日記」ではなくなり、書いたことが誰かに取り上げられる(被リンクを獲得する)ような記事を意識的に書くように努めるようになりました。大げさに言うと「日記」から「メディア」への転換ですね。 ここでいうメディアとは、何らかの有益な情報を不特定多数の人々に伝達することを指します。単に日々のニュースや出来事を通じて自分が感じたことを文字にするだけの日記とは決定的に異なる点だと思っています。記事の中に、何らかの驚きやためになることを盛り込まなければ多くの人に読まれません。読者を惹きつけるネタが何であるかは常に意識しています。 個人的にブログを書くことで得られた大きなメリ
iPhoneで青空文庫を読む方法は結構知られていると思ってたのですが、たまたま今日会ったiPhoneユーザーである友人が知らなかったのでアップしておきます。 青空文庫は約1万冊の著作権切れの書籍が無料で手に入るサイトです。大いに活用しましょう。
1:もっと使わせろ 2:捨てさせろ 3:無駄使いさせろ 4:季節を忘れさせろ 5:贈り物をさせろ 6:組み合わせで買わせろ 7:きっかけを投じろ 8:流行遅れにさせろ 9:気安く買わせろ 10:混乱をつくり出せ 1970年代に提唱されたものらしいのですが、売り手側からこの文章を眺めると確かにモノが売れそうですね。消費者からすれば馬鹿にされているわけですが。 また、真偽のほどは不明ですが、商人(あきんど) (永六輔)(P156)によれば、大手広告代理店はヒトラーの広告戦略をバイブルとしていたらしい。ヒトラーはゲッベルスを使って革新的な「広告戦略」を行いましたが、「我が闘争」には以下のようなことが書いてあります。 ・宣伝は大衆に対してのみおこない、知識階級には命令すればよい。 ・大衆は女性的であり、感情と情緒に支えられる。 ・大衆の感受性は狭い。理解力はな
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『投資十八番-投資家視点で世界を見つめるブログ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く