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夏の料理
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▼ここ2、3カ月、殆ど全く新聞を読んでおらず、テレビも殆ど観ておらず、ビックカメラで売ってて一番安かったので買ったラジオは1年経たずに壊れ、インターネットを見る時間すらも激減していた。 べつに藍山みなみたんのDVDばっかり観ていたわけではないのであしからず。ってあの号ももうひと月ほど前になるのか。感じる時間の流れが速くなっている。 ▼で、昨日久しぶりに毎日新聞をみたら、久間章生防衛大臣が麗澤大学での講演で、アメリカの広島、長崎への原爆投下を、「しょうがない」と発言した(6月30日)、というニュースが載っていて仰天。 ▼が、松沢呉一さんのメルマガを読んで、 「市議会議員が風俗雑誌で働いていた過去を理由に辞職を求められるというとんでもない事件が進行」 しているという仰天ニュースを知り、こっちの方が知られていないから、取り敢えず松沢メルマガの方から取り上げることにする。 他の
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 改悪反対の署名は、18084人になったそうだね。 読者のなかには、数年前から散々いま言われているポイントを指摘してやってきたのに、今頃になって署名だけするなんて、なんてノーテンキな、私はそういうノウテンキさには加われない、と思ってしまう、という声もあった。 よくわかりますよ。 それは教育基本法だけにあてはまる例外なのではなく、多くの新法律、法律「改正」で、そういう情況が起きている。影響を直接に受ける当事者──「我が事」と思っている人──だけが最も深刻に考え、最も考え抜いて動く。そして最も深刻な間違いもする。 教育基本法改悪に関しては、それは「他人事」だと感じている人──たとえば、問題そのものを知らない人や、自分の子どもを私立に進学
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 教育再生会議、「徳目」「規範意識」必要で一致 (読売新聞 - 12月09日 13:11) 安倍首相直属の教育再生会議(野依良治座長)は9日午前、前日に引き続いて都内で審議を行い、学校教育を通じて「奉仕の精神」や「友情」「親孝行」といった徳目を身につけたり、奉仕活動などを通じて忍耐や働く大切さなどの「規範意識」を身につけたりする必要があるとの考えで一致した。 1月にまとめる第1次報告に盛り込む考えだ。 徳目を身につける具体策として、地域に伝わる伝説や童謡、言い伝えなどを学校で教え、国や地域の伝統を尊重する心を養うとしている。また、郷土の偉人について学ぶ機会を増やし、子供の郷土への関心を高めることが重要だ、とした。 家族への感謝の
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 ■暴走と無関心(5) ▼「弱い者いじめはするな」という言葉を、いつしか耳にしなくなったと思いませんか? どうも、最近さっぱり耳にしない。 ▼2005年に上演された劇「歌わせたい男たち」(作・演出=永井愛、二兎社)のチラシの裏に、笑えない話が載っていた。 この「歌わせたい男たち」は、ロンドンのある劇場との提携公演になるはずだった。しかし、提携の話はボツになってしまう。 以下は永井愛が書いた粗筋を読んだロンドンの劇場の芸術監督と、永井愛との、ボツになるまでのやりとり。 「あのう……これはいったい、何十年前の話ですか?」 「えっ、今の話ですけど……」 「今? 本当に?」 「ええ、今、本当に日本で起きていることなんです」
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 教育基本法の「改正案」を作った当事者たちが、悪名高きタウンミーティングの「やらせ質問」に直接関与していたそうだ。この事実を突いたのは共産党の井上哲士議員だが(11月30日、参院教育基本法特別委員会で質問。12月1日付「赤旗」で報道、北村隆志記者)、この指摘を殆ど全てのマスメディアが無視しているところに、この国の救いがたい病理があると見えるのだが、どうだろうか。 ▼文科省に「教育基本法改正プロジェクトチーム」という部局がある。2006年5月からこの名称なのだが、時系列で改名の歴史をたどると、 2000年に「教育改革官室」。 2004年8月に「教育改革推進室」。 2006年5月に「教育基本法改正プロジェクトチーム」。 ま、ずーっと
社会をつくっているルールそのものを壊す教育基本法改悪なのだが、その改悪を後押しする「世論」が、どれほど非道い方法で捏造されていたのかを晒した、いわゆるタウンミーティングの「やらせ」を追及する報道も、すぐに下火になった。 その「やらせ」がどれほど非道いものかをあらためて確認するには、「情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士」の、「教育基本法TMで最大7割がやらせ出席だと判明!〜未調査項目多すぎなのにメディアはなぜ追及しないのか」(11月28日)という長ーい表題のエントリが参考になる。 ▼また「武田徹オンライン日記」では11月20日に、 「内閣府はタウンミーティングのやらせ追求の矛先をはずすために松本京子さんの拉致認定をしたのではないか。NHKへの命令もそうだが、拉致問題をかつぎだせばなんとかなるという認識が固定化されつつあるのではないか」 と書き込まれていたが、そういう見方も
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 特に、伊吹大臣の発言の中で、極めて重要なものがある。それについては後で解説篇があります。解説まで読むと、いま如何に転倒した論議が参院でなされ、その転倒の事実をマスメディアが見事に無視しているか、国会の暴走を許しているかが、よくわかる。 竹山様 「不当な支配」に関する伊吹文部科学大臣のトンデモ発言満載です。是非たくさんの方々にこの美しい国の国会でのやり取りを読んでいただいて下さい。 ============ 22日参議院教育基本法特別委員会 ■佐藤泰介議員(民主党):答弁でちょっと気になったところがあるので文部科学大臣に聞かせていただきますが「不当な支配」は誰が誰を不当な支配をするのかという部分で、知事が不当な支配をすると、こう
昼が快晴だと、夜が冷えますのう。 ▼北大教授の山口二郎さんから「いじめと教育基本法」と題したメールが届いた(8日)。要約して紹介する。適宜▼■と改行を入れた。 教育基本法が臨時国会で成立の形勢という記事を読み、何ともいたたまれなくなり、メールしました。教育基本法を変えた所で、今の教育が抱える問題は何一つ解決しないでしょう。 むしろ、もっと問題は悪化するでしょう。これは自信を持って断言します。なぜなら、教育基本法改正論議の中で、今の具体的な問題に関わる因果関係の分析や対策の議論がなされた形跡はないからです。 さらに、今は権力者が率先していじめに荷担しているのではないかと思えるのです。詳しくは、今週号の「東洋経済」に載せたコラムを見てほしいのですが、権力と市民社会の関係が逆転しているように思えます。 このことを沖縄で強く感じました。お上に逆らわない人間だけが生きていられると
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 ▼これをやり初めて、気づいたことがある。今回を読んでいただくと一目瞭然だ。それは、「国家」の影響力を強める動きに対して賛成しているのは、殆ど毎回、讀賣と産経のみであり、それ以外の各紙は、まず間違いなく反対もしくは慎重意見をとっている、ということだ。 このあまりにも大きな落差は、一覧してみないと決してわからなかった。しかもこれは、一つの大きな傾向になっているといっていい。讀賣・産経とそれ以外の新聞との二つの流れが対決する格好になることが、非常に多い。 そして、必ず讀賣・産経の主張の方向に現実政治は動く。やるたびに、言論分布の歪(いびつ)な構造がくっきりと浮かび上がる。 ▼ということで、基本的には順不同だが、最後に讀賣と産経をもってきた。
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 10月に池袋の新文芸座でソクーロフ特集のオールナイトを2週連続でやったのだが行けず。これが10月最大の残念だった。「ぴあ」買ってるのにさ。買って満足しちゃうんだなあ。 ▼また10月19日は、新宿のロフトプラスワンで「『女優・林由美香』発売記念 没後一年〈あなたの知らない林由美香〉大特集」という、すんばらしい企画をやっていたのだが(カンパニー松尾、渡邊元嗣、平野勝之らが喋ったそうだ)、これも行けず。でも『女優・林由美香』は買いましたよ。 ▼あと、これは9月だったので随分前になっちゃうが、国立劇場開場40周年記念の「通し狂言仮名手本忠臣蔵」を観れた。人形浄瑠璃はけっこう若い人も観に行くもんでして、ぼくが座った最前列の両隣は左が20代女性、右が
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 確実に言えることから言っていこう。文科省の発言は、てんで当てにならない。それを示す事実が立て続けに報道されている。 ▼まず、タウンミーティングで「やらせ質問」を仕込んでいたという話。 中日新聞11月8日 内閣府は7日、9月に青森県八戸市で行われたタウンミーティングで、教育基本法改正に賛成の立場の質問案を出席予定者に送っていた問題についての調査結果を明らかにした。 当日発言した10人のうち、半数を超える6人に対して内閣府が発言を事前依頼。うち2人には、文部科学省が作成した質問案をそのまま渡していた。 この件は、内閣府が謝罪している。しかし、驚くべきことに、こんなトンデモな実態すら、「教育基本法改正」の論議とは結びつかない。
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 「教育」の「問題」が、まさに「殺到」しているが、11月に入って、収縮するかも知れないね。騒ぎの収拾がつかなくなって、ある「枠」からはみ出すと、教育基本法改悪そのものが暗礁に乗り上げるからさ。でも、児童、生徒、教師の別にかかわらぬ「自殺の連鎖」によって、既に収拾がつかなくなっているのかも知れない。わからん。 ▼一言でまとめる便利な言葉があるとすれば、それは園子温が『紀子の食卓』のパンフレットで書いていた「透明な戦争」だろう。 透明な戦争。まさにそのままの情況だ。 戦端は至る所で開かれている。自殺は、その火花に過ぎない。 殺せば勝ち。死ねば負け。 勝ち馬に乗らなければ、損極まりなし。 いじめの流行は、社会情況の正確な反映だ。
先のエントリ「甦る利権」の補足として、教育基本法の肝である「不当な支配」って何だ? という確認の再録。これを読めば、最近俄然盛り上がってきた「教師の免許を更新せよ」って話も、相当危険なお話だってことがわかるって寸法よ。 ■「不当な支配」をするのは公権力 まず、「教育行政」について定められた、現行の教育基本法第10条をみてみませう。 教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである。 2 教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標として行われなければならない。 あらためて、見慣れた人には見慣れた、見たことない人はまったく知らない文言ですナ。 この項目について、ぼくは1355号で書いた。 【「不当な支配」とは、政治的支配と官僚的支配だ】と。 そして、 【教育行政は、教育内容にまで介入
「教育基本法改正案」は、歪(いびつ)だ。もちろん、すべての法律は歪だ。なぜなら法律を適用しようとする社会が歪だからだ。だから、社会の歪さに合わせた法律は、その歪さゆえに「真っ当」な法律となる。 しかし「改正」案は、はたして真っ当な改正だろうか。以下の説明を読んで、考えていただきたい。また、意見を寄せていただきたい。 ■甦る利権〜教育基本法改悪の淵源 2006年4月25日午前、黒い雲に覆われ、雷鳴の轟く中、自民党は文部科学部会・文教制度調査会合同会議と総務会を開き、政府が示した教育基本法「改正案」を了承。公明党も拡大文部科学部会で了承。同28日に閣議決定された。 安倍政権下で、この「改正案」は成立しようとしている。しかし、いまの報道・その表面を追っても、教育基本法改正の【最重要の問題】は、わからないように思う。 何度も書くが、喧しい「愛国心」は、文科官僚の「最優先の目的」をか
■重要なのは、価値への反応と、価値を創造する能力と、価値を擁護する情熱とである。 ■冷笑的傍観主義は よくて時間の浪費であり、悪ければ、個人と文明の双方に対して命取りともなりかねない危険な病気である。 (ノーマン・カズンズ『ある編集者のオデッセイ』早川書房)
■重要なのは、価値への反応と、価値を創造する能力と、価値を擁護する情熱とである。 ■冷笑的傍観主義は よくて時間の浪費であり、悪ければ、個人と文明の双方に対して命取りともなりかねない危険な病気である。 (ノーマン・カズンズ『ある編集者のオデッセイ』早川書房) 「週刊金曜日」の8月25日号(619号)は、安倍批判を連載し始めた(横田一+本誌取材班。第1回のタイトルは「闘わない政治家」)。 ▼こういうご時世になって初めて身をもって実感しているが、いくら何を言っても、「アリバイづくり」にしかならないのかなあ、と感じる瞬間があるんだよねえ。 後々から振り返って、「オレは批判していたよ」っていう。 そうじゃない、と言ったって、いまこの社会で行われている、「自由」を「自由」に破壊する振る舞いを止められなかったら結局、後の世の人から蔑まれたって仕方ない、そういうふうに感じる瞬間がある
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 靖国神社に代表される国家神道は、神道の一形態であり、神道全体を代表するものではない。肥大化した国家神道を相対化しなければならない。 何故この角度から突っ込んで、靖国の特質を浮き彫りにする言論・報道が極少なのだろう。あるのかな。見かけた方、教えて下さい。テレビは殆ど観てないから、テレビでやってるのかも。 この視点がないから、往々にして「近代」の擬制の範疇での、また、せいぜい幕末以降の狭い時空内での、些末な議論に陥ってしまう。その設定・前提自体が、見誤る理路を用意している。だからといって解決する妙案は浮かばないんだけどさ。 ▼神道について知ろうと思い立った時、図書館で最も手にする機会の多いであろう本に、『神道思想集』ってのがある(筑摩書房
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 「ユダヤ人」の概念を持ち込んだのはヨーロッパに他ならない。 (中略) ヨーロッパでのユダヤ差別主義。 大国が振りかざした帝国主義や植民地主義。 その名残が今、 中東の大地を犠牲にして燃えているのだと思います。 読者から「レバノンで燃えているもの」 ▼読者からの投稿を冒頭にもってくることは今まで殆どなかったのだが、正鵠を射ていると思ったので冒頭に持ってきた。2通のメールを若干編集して続けてご紹介。 友人に送ったメールを転送します。 長文ですが、お時間ある方は読んでいただけると幸いです。 そしてイスラエルへ爆撃停止を求める署名にサインをお願いします。。。 ▼皆さんご存知のとおり、シリアの隣国レバノンがイスラエルの攻撃に
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 ▼「ミサイルマン」はハイロウズの傑作ですナ。「わがままを通す男/ミサイルマンが目を覚ます/Oh なんか食わせろ なんか食わせろ なんか食わせろ/そんなもんじゃねえ」。最高。 「窓辺の時間」は暫くお休み。部屋の中に戻りましょう。 ミサイルが降ってきたらかなわねえや。 ■ミサイル騒ぎ ▼7月5日に北朝鮮がミサイルを7発発射したので大騒ぎになってるが、小泉首相は6月19日の時点で、北朝鮮がミサイルを発射したらアメリカと連携して厳しく対応するぞと声明を出していた。その10日後の29日には「イージス艦が急きょ帰国 海自、テポドン発射警戒」(共同通信)という記事もあった。 安倍官房長官も、政府の見解として、ミサイル発射は武力行使とは受けと
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 朝日新聞2006年07月06日23時26分 朝鮮初級学校1年男児、男にたたかれる 大阪・生野区 6日午前8時20分ごろ、大阪市生野区田島2丁目の路上で、生野朝鮮初級学校1年の男児(6)が、自転車で近づいてきた男にすれ違いざまに平手で首の後ろを1回たたかれた。男児にけがはなかった。男はそのまま逃走した。生野署は暴行事件として捜査している。 調べでは、男児は制服姿でランドセルを背負い、同じ学校に通う6年生の姉と一緒に集団登校の集合場所にいた。男は40歳くらいで、ピンク色のカッターシャツに黒色のズボンだった。 同校の李英敏校長は「ここ数年、児童を狙った暴行事件は起きていなかった。昨日の(北朝鮮ミサイル発射の)影響と思わざるをえない」と話
「依頼」か「配慮」か「偶然」か。何が理由だったにしろ、日本の国民は間違いなく大きな「楽しみ」を手に入れることができた。 しかし、あの酷暑の中で二試合も戦わなくてはならなかった日本代表は不運だった。 沢木耕太郎「ワールドカップ街道」 (日本「午後3時の悪夢」) 日本経済新聞2006年6月21日付35面 ▼この頃ブログの更新をさぼっているのだが、前号の「ワールドカップという商品〜電通利権を撃て」はアップしておいた。 すると、2006/06/16〜2006/06/22の一週間分の「人気ページランキング」(06/22 18:13に更新分)で、トップページも、長らくトップを確保していた叶美香投稿をも抜いて、ブッチギリの一位になっていた。たった一日半で、だ。なんともはや。いちおうトップテンを挙げておこう。いかに圧倒的かがわかる。 (URLの左の数字が順位、右の数字が閲覧数です)
■重要なのは、価値への反応と、価値を創造する能力と、価値を擁護する情熱とである。 ■冷笑的傍観主義は よくて時間の浪費であり、悪ければ、個人と文明の双方に対して命取りともなりかねない危険な病気である。 (ノーマン・カズンズ『ある編集者のオデッセイ』早川書房) ▼その前に、箱男さんの興味深い長文(6月19日)がある。冒頭は、「なんでトルシエがいまニッポンにいるのか」という疑問に対する答えから始まる。若干編集して紹介。 ▼トルシエがいま日本にいる目的は、基本的には「テレビに出る」ことだけだと思います。 4年前のチームを指揮していたトルシエが今の代表チームについてコメントするのは、テレビ局としても視聴率が期待できるしょうし、実際、彼のコメントは他の人よりは面白いと思います。 ▼トルシエは中村俊輔を冷遇したりしたので、そういった特定選手のファンからは当然嫌われてますし、またワー
その4カ月後に魚住昭氏と知り合い、同氏の紹介で翌年秋に安田好弘弁護士と面識を得るなどとは夢にも思っていなかった。 また、このバカバカしい国策捜査・政治裁判の悲喜劇性をきちんと歴史記録に刻み込むためには十年かけてでも徹底的に争わなくてはならず、そのために手記を刊行しなくてはならないというように私の心境が変化することも、この時点では想定外だった。 佐藤優「『やさしさ』は『国家権力』に対抗できるか」 「一冊の本」2006年1月号/朝日新聞社 ブログの頁のうち、「どの話題に人気があるのか」をいちおう一覧する事ができる。 今のところ「叶美香」「歌舞伎町」「林由美香」の3つにアクセスが集中しているが、こうした(客観的にみれば)エロ話(だが、主観的には必ずしもエロでもないんだけどね)の中に食い込んでいる話題が一つだけあり、それが先日レポートした、安田好弘弁護士を擁護するトークイベントだ。
テレビが 単なる娯楽と逃避のための道具であるだけなら、 もともと何の価値もないということなのです。 テレビは人を教育し、啓発し、情熱を与えます。 しかし、それはあくまでもそれを使う人間の 自覚あっての話です。そうでなければ……テレビは 単なる電線(ワイヤー)と真空管(ライト)の詰まった箱 に過ぎないのです。 『グッドナイト&グッドラック』ハヤカワ文庫/p171 短期で打ち切られる映画館もあるそうだ、ときいたので、そりゃいかん、と書き始めたが、TOHOシネマズ六本木ヒルズでは大ヒット御礼企画ってことで、一定期間、同館で一番大きい7番スクリーンで上映していた。 5月13日からは全国43スクリーンで拡大上映されてるそうだ。 な〜んの映画だっ。 監督・共同脚本:ジョージ・クルーニー 共同脚本:グラント・ヘスロブ 撮影:ロバート・エルスウィット
安田氏は3月7日、「当日、日弁連が主催する重要な研修の会務があり、出頭は不可能」「被告人との初めての接見で、被告人がこれまでの供述と全く異なる主張をした」などと理由を説明して、最低三ヶ月延期するよう求める申請書を提出した。また弁論期日の前日には「欠席届」を出していた。 最高裁は弁護人が出廷しなければ弁論を開けないことを知った上で、期日(竹山の註:3月14日)を迎えた。 最高裁も検察官も被害者遺族に弁論が開けないことを伝えなかった。 浅野健一「安田好弘弁護士攻撃/『リンチ』肯定し瓦解する司法」 「週刊金曜日」605号(2006年5月12日)p19 うーむ、堅い話ばっかりになるナ。昨日5月14日は、「外務省のラスプーチン」と呼ばれた佐藤優が逮捕されて、ちょうど4年目だった。あの頃、今は有名になった「国策捜査」という言葉も無かった。 ちなみにこの日に発信した本誌247号(20
(教育行政を巡る)新しい条文は、草案の他の条文で見られた 「法律の定めるところにより as provided by law」 という【逃げ口上】を使うのを削除した。 1946年11月25日、CI&E(民間情報教育局)教育課次長の J・C・トレーナーによる、教育基本法についての会議報告 『資料 教育基本法50年史』p463 編集:鈴木英一・平原春好/勁草書房(1998年6月) ▼ホリエモン今週中に保釈へ、そして「耐震偽装、姉歯元建築士ら8人をきょう逮捕」(讀賣4月26日03:03)、報道は局所に殺到し、「劇場」の舞台は廻る。(ホリエモン保釈は、日刊ゲンダイや西日本新聞によると、「公判前整理手続き」というものを導入するかららしいね) 廻る舞台の騒がしさの裏で、24日各紙夕刊では、日米防衛首脳会談・米軍海兵隊グアム移転費60億ドル負担(総額の59%)が報道された。夕刊
■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできたわが国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと(教育の目標) (4月12日、自民、公明両党の教育基本法改正検討会で了承された教育基本法改正の座長(大島理森元文相)案) ▼「教育基本法改正」の道筋が立った。1945年の敗戦以前、近代日本が最も強力な統治下に置いた道具は、軍隊と学校教育であった(1882年=明治15年の軍人勅諭と1890年=明治23年の教育勅語)。21世紀のニッポンは、再びこの二つともへの合法的な介入の回路を手に入れる。 小泉首相は自衛隊を使って、アフガンとイラクの地に、憲法9条の墓碑を建てた。 「改正」される教育基本法は、国内各地の教
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