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今回は少し早目の転載ですが、またこれまでとは打って変わってC向けの話ですが、電経新聞さんのコラム第4回をポストさせて頂きます。 GREEさんが上場した時に、私としてはその成長性にとても驚いて、当社顧問の佐々木先生のブログなども読みながらいろいろと考えてみたのですが、昨年あるメディアの会社の方々とお話していた時に、今回のブログで書いたようなことを思いついたのでした。 この構造、すごくぶっきらぼうな見方と言われるかもしれませんが、BOP(base of the pyramid)ビジネスのあり方と非常に近似していると思っていました。 ポイントという仮想通貨が、ネットという仮想の世界での生産を伴うことで、新しい経済圏を拡大していくんじゃないか?というのがこの論旨です。是非皆さんのご意見をお聞かせ下さい。 ——————————————————————- ネットとポイントシステムが築く新しい経済圏
先月から大分空いてしまいましたが、電経新聞に寄稿させて頂きました第3回のコラムを転載させて頂きます。 時価総額世界一になったAppleから、その達成でひと仕事を終えたようにSteve Jobs氏が代表から退任されましたが、”Apple”という強烈なデザインとブランドが、一人の天才から会社の文化にきちんと譲り渡されたのかどうか、これからのプロダクトを是非体験させて頂く中で私も考えてみたいと思います。 #最近、会社の方でrakumoというGoogle Appsのアドオン(グループカレンダーを見やすくするツールや、ワークフローなど)サービスシリーズをリリースしていますが、このサービスのFacebookページを作りました。今後新サービス情報やGoogle Appsなども含めたTips等をいろんなスタッフが投稿していくかと思いますが、是非皆さんご覧頂いて、「いいね!」ボタンを押して頂けると嬉しいです
また2ヶ月程空いたブログの更新となってしまいました。毎度「忙しくて更新出来ませんでした」という言い訳を書くのも流石に厳しいなあ、ということもありましたが、新しいことを始めたり、様々なお客様の新しいプロジェクトに携わらせて頂くなど、ここ2ヶ月は右往左往していました。まだ余裕がある訳ではないんですが、ぼちぼちいろんな集まりやイベントにも顔を出させて頂きたいと思っています。 そんな中、梅田さんの「残念」話が盛り上がるなど(個人的にはどうでもいい話で、むしろこんなに騒ぎ立てられることが驚きでしたが。ご本人も相当びっくりしたんじゃないでしょうか。)、周辺ではいろいろな話題があった訳ですが、自分としては3年後の自分の会社周辺の産業のあり様を考えるのに必死で、それどころではないというのが実情でした。 新しいインフラや、今回の金融危機に端を発した業界構造の変化をどう読むか、それによって自分の会社が強く成
既にいくつかのメディアでは報じて頂きましたが、昨日「自分の名刺更新情報を相互にシェアすることで、名刺管理の手間を軽減する」サービス、Shakehands(http://shakehands.me/)のベータ版をリリースしました。日本技芸としては、Agile Media Networkに続き、2番目のプロジェクトとなります。 構想を社内で話して、担当が決まって以来7ヶ月、本当にローンチまで大変なプロジェクトでありました。普段弊社は受託でのコンサル・開発・制作サービスが中心なのですが、サービス開発に経験のある人からない人まで、自社のサービスをコツコツと作っていくというのは貴重な経験だったと思います。 受託サービスと自社サービスを作るときの姿勢や体制というのは本来全く違うものですが、どちらのノウハウもどちらの仕事にも生きてくるものですし、自社サービスの開発・運営経験があることでより今のネット環境
ネット上でもおおよそ語り尽くされてしまっている表題の件ですが、自分なりに感じたところを備忘録的にまとめておくのも大事だろう、ということで、さっとまとめてみました。 あまり知られていませんが、CNETの日本法人の経営を預かる前に私が何をやっていたかというと、デジタルガジェットのユーザレビューサイトの運営をやっていました(今のCNET Japanのこの辺りですね。もう中身は跡形もなく変わっているはずですが。)。 当時何を考えてこのサイトを始めたかと言うと、当時PC雑誌でも提灯記事っぽいレビューをたまに見かける中で、「フツーのいろんな人が、メーカーとの利害関係なく自分の使った端末の感想をそのまま書いたら購入の参考になるよなあ」ということを感じたからだったりします。 当時はメディアや広告の世界をよくわかっていなかったこともありますが、(BBSを含めた)ネット時代においては良い噂は迅速かつフラット
総合広告代理店ご出身の方で、ネット広告においてもDACさんの立ち上げから関わっていらっしゃる横山さんのコラムがCNETで連載されていますが、今回のテーマがここ数年ずっと気にしている「スペース提供」から「コンテンツ提供」へ、というものだったこともあり、精読させて頂きました。 このテーマについてはいろいろと私も考えるところがあり、ひとつは広告のテーマからは少し外れたもので、近代社会で大きな権力の一つを担ってきたマスメディアと、その存立基盤であるジャーナリズムが、この「枠提供」から「コンテンツ提供」へという流れの中で、ビジネス的にどうなって、社会的にどう位置付けられていくのか?というものですが、今日のお題はそちらではなく、どちらかというとネットメディアの「スペース」自体がそもそも変化しているのではないか?というところです。 昨年博報堂DYメディアパートナーズさん、AMNと一緒に大塚製薬様の「キ
Second Lifeについて、私がいつもRSSをチェックしているところでかなり厳しい言及がありました。 「セカンドライフ出店」のマイナス面 via シロクマ日報 企業に見限られるSecond Life via スラッシュドットジャパン Second Life のマーケティング活用、活用される前に陰り? via mediologic.com 弊社でも私が個人的に昨年末に某氏から伺った話で大盛り上がりで、Second Life試してみよう、という気になっていたのですが、触ってみて「やはりコイツは厳しい」とかなり感じていたこともあり、その後いろいろと弊社の顧問企業からSecond Lifeについて尋ねられた際には、「いや、今やることにあんまりメリットないと思います。浮かれていろんな会社が飛びついていますが、実態はがらがらですし」というようなことを申し上げて、お勧めしてきませんでした。 現在の
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今日は朝が早かったので眠かったはずなのですが、ここしばらく構想を暖めつつ、コツコツと作業を進めてきたブロガーネットワークのプロジェクトを体現した会社「アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)」の設立会見を漸く本日実施することが出来ました。 十数名の記者の方々にお集まり頂き、代表の坂和のプレゼンテーションを始め、徳力さんのプレゼン、記者の方々との質疑応答を通じて、どれ程かはわかりませんが、設立に込めたその想いを少なからずお伝え出来たのではないかと思います。 本当に皆さんのご協力の下(今日の発表会で、正式な社員はまだ2人なのに、協力者は既に20名を超える、という話をAMNのコンサルティングを担当してくれているアリエルの徳力さんがしてくれましたが)、このプロジェクトの実現に漕ぎ着けたことは、私も小なりともこの設立に協力させて頂いた身として、ここ長らくの皆さんの努力が報われた想いで、まだまだ先は
つい先日アメリカに来ている旨のエントリーを書いたばかりでしたが、昨日AD:TECH 2006 New Yorkが終了しました。今回初めてのAD:TECH参加でしたが、アメリカのメディア・広告業界で何がホットトピックで、どういう問題意識があるのかがよくわかり、今後の日本のメディアや広告業界の行く末を考える上でも非常に参考になりました。 特にAD:TECHは、マーケティングコンセプトから実際のケース、はたまた広告の今後に至るまで、かなり幅広くテーマを扱ってくれるので、俯瞰でものを考えやすいところがあります(セッションスケジュールはこちら)。しかもスピーカーも広告・メディア企業のトップマネジメントや最前線の人なので、経営の現実的な課題がよくわかります。 JIAA(インターネット広告推進協議会)でも毎年ツアーを組んでいる関係もありますが(弊社も加入がもうちょっと早ければご一緒させて頂けたのですが)
なんだか忙しく仕事をしているうちに、気がついたらもう週末という感じで、YouTubeのニュースも熱が冷めつつある状況ですが、先般のOvalLinkのセミナーが少し不完全燃焼で、フォローアップをちゃんとしておかないといけないと思ったのと、周辺の皆さんがいいことをいろいろと書かれていらっしゃるので、自分なりのまとめを書いておこうと思った次第です。 とりあえず個人的に気になっている点を中心に、簡単にコメントしておきます。 ネットに大きな陣地を得る、という意味ではGoogleのこの買収は非常に正しいと思うのだけれども、著作権の侵害に関する法的なリスクについてはどう考えているんだろう?というのは気になるところ。Googleは財務面では優良企業で公開会社だから、ターゲットとしてくる企業も多いのではないか?と。この辺はいろんなところで指摘されていますね。 いずれにしても、侵害の問題を放置したまま進むこ
まだ日本のメディアでは見ていないような気がするのですが、PaidContents.orgによれば、米国のブログネットワークWeblogs,Inc.をAOLが買収するようです。 Weblogs,Inc.は巨大なガジェットブログサイトであるEngadgetや、ボルボがスポンサードしたことで話題となったAutoblogなどのブログメディアネットワークを持つ会社ですが、私の記憶の限りでは立ち上げてからまだ1年そこそこの会社なので、かなり早期のExitなのではないかと思います。一方で、こういう会社もいまや買収の対象なのだなぁと。 正式な発表はどうやら日本時間の今日の深夜(5日の記事で明日の朝と書いてあったので)のようですが、買収金額は約2000~3500万ドルぐらいの間ではないかという話です。Weblogs, Inc.が年間Google Adsenseからだけで100万ドル強の売り上げ、年間総額20
「広告じゃなくて」はサトウマサヒコさんのエントリーですが、うーん全くそのとおりなんだよなぁ、あなたいいことおっしゃいます(笑)と思う今日この頃。 CNET Japan在籍時に、某氏が「AdwordsやAdsenseのようなものは広告と呼ぶべきではない」とよく言っていたのだけど、これは当時から私もそうだなぁと思っていた次第です。そろそろインターネット広告と言われているものの概念を整理して、適切なキーワードをそれこそ当てはめた方がいいのかもしれないと思っています。 実は私は別のところからこのことを考えていました。以前に電通の初期に現在の基盤を作られた、故吉田秀雄氏の偉業を記録した「この人、吉田秀雄」という書籍を読んだ時のことを書きましたが、この本を読んでいくと、電通の近代史は、即ちメディア開発の歴史であったということに気付かされるわけです。ラジオやテレビというメディアビジネスが軌道に乗るまで
いやもうすげーよ、と言っておしまいにしたい感じですが、そこら中のブログで書かれているとおり、Google Calendarがリリースされました。機能とかいかに凄いかはもうそこら中で書かれているので、個人的には懸念などちょっと。 今のWebの構造下にあっては、いろんな人が触れているかと思うのですが、様々な情報が付加されやすい基盤となる情報データベースをいかに押さえるか、という点がポイントだろうと思っています。Googleはいわゆるテキスト検索でまずNo.1を目指すことに始まり、今度は地図と言う形で地理情報を押さえ、今回それに加えて時間という軸を押さえるに至ったわけですが、これで人の行動情報をほぼ立体的に把握できるところまで来たのではないかと思います。 Googleは米国ではWiFiのネットワーク構築にも乗り出そうとしています(サンフランシスコの入札はGoogleが確か落としたんですよね)が
Survey MLでも話題になっていた、「経産省部長ブログ「炎上」 PSE法巡り書き込み殺到(Asahi.com)」の件ですが、私も興味を持ってこのスレッドを読んでいました。 個人的にも是非公務員の方には、テーマに対する立場はどうあれ、ブログを書くという活動を続けてほしいと願って、エントリーを書いてみました。 Survey ML管理人の萩原さんがMLに投稿されていらっしゃいましたが、私も公務員が実名でブログを開設して、個人的な意見を述べることは大いに賛成です。行政の難解な言葉(もちろん業務上それが必須のものである場合があることを理解の上でですが)に辟易としている立場からすると、関連する当事者があくまで個人の立場と断ってもらった上でも、難解な情報を噛み砕いて説明してくれるのはとてもありがたいです。それが公務の最中でも一向に構わないと思っています(業務に支障を及ぼさない適切な範囲で、というこ
前のエントリーの日時を見たら、「1週間に1本」という年初の誓いをすっかり破ってしまっているのに気がついて、かなり下げ気味です。年度末のバタバタや、長野への出張やらでかなりエントリーも滞り気味でしたが、そろそろちゃんとエントリーしておかないと、このままブログが無くなりかねん、ということでまず一本(書きたいことは最近本当に沢山あるんです。特に梅田さん出版記念講演会のログについては、とても書きたいことがあるんですが、これはまた後日)。 #しかし長野は、訪ねたのが南部にも関わらず、辺りはすっかり雪だらけでした。最近長野に行く機会が多いですが、長野在住の方にいろいろとお薦めスポットを教えて頂き、もっとプライベートで行きたいなぁと思う今日この頃です。 つい最近、アイスタイルの吉松さんと、現在大学院にいらっしゃる佐々木さん、PICSYの鈴木さんと、鈴木さんのところで修行(?)している森田さんと会食の機会
ここ数日何かこの件については書かなければ、と思っていたんですが、どのように自身のスタンスを書くか悩んでいるうちに、事態の方がどんどん進んでしまって、本日ライブドア社長の堀江氏逮捕、ということになっています。 容疑が事実有罪のものとしてまだ確定したわけではありませんが、96年から社会人として、ネット事業の成長を自身で体感してきたし、見守ってきた身として、何かちゃんと書く必要があるだろうと思い、とりあえずエントリーしてみている次第です。 逮捕の報を聞いてまず真っ先に思い出したのは、あんまり今回報道には出てきませんが、リキッドオーディオ事件でした。ネットバブルの崩壊は主にアメリカの影響もありましたが、このリキッドオーディオ事件も個人的にはきっかけの1つだったような気がしていました。犯罪はどこまでいっても正当化されるものではありません。 当時とは異なり、Web系のサービスに対する実需は明らかに拡
久々のブログでそんなこと書くのはどうかと思いつつ。 サブプライム問題、首相の度重なる交代などなど、いろんな問題が同時多発的に起きていて、周辺の人も含めて多くの人が漠然とした不安を抱えながら、あまり真面目に対応を考えていないのではないか、どこか思考停止に陥りつつあるのではないか?なーんて思っているのですが、経済的には世界的な転換期でありましょうし(ソ連が崩壊した時から、いつかこういう日が来るのだろうとうちの父親はよく言っていましたが)、その影響は経済だけではなく、社会問題や国際問題にも波及して行くんだろうなと。 続きを読む »
今日は Google と Sun 提携のニュースがあって、多くの人が”やっぱGoogleすげー”となっているので、だからこそ以前から書かねばと思っていた、近年のマイクロソフトの動きに触れてみたいと思います。 さりげなく今日発表されていながらあまり噂になっていない”マイクロソフト、Office 12でPDFをサポートへ“というニュースや、さらに先般触れた元MS日本法人会長の古川さんのOpen XML Formatに関するエントリーのように、マイクロソフトも実はいろんなことをやっています。 恐らくこのブログを読んでいる人の多くのPCに入っていると思われる MS Office は、いうまでも無くMS のドル箱的アプリケーションの1つだったわけですが、ドル箱がドル箱であり続けられた理由の1つは、Office独自のドキュメントフォーマットによる、ユーザの将来に渡る囲い込みにありました。 Offic
選挙に関してはいろいろと書きたいところもあるのだけど、今日は「イーベイ、スカイプを買収へ–買収金額約26億ドル」のニュースがあったので、これについて私の感じたところを書いておきたいと思います。 まず思ったのは「通信・ネット企業間における競争の次元の変化」です。まずこれを見て考えを真剣に改めないといけないのは、通信企業の方々なのではないかと思いました。つまり、インフラそのものにはもはや付加価値を生み出す可能性がかなり限定されており、付加価値の源泉はもっと高いレイヤーに完全にシフトしつつある、ということです。 Google Talkがリリースされた時にも思いましたが(しかしGoogle Talk、本当に音質がいいです。日本ではまだまだSkypeユーザの方が多い気がしますが、サービスの総合性が今後前面に押し出されるに連れ、Google Talkのユーザーはじりじり増えてくるのではないかと思って
もう各所でチョー話題になってしまった後でなんですが、YahooがFlickrを買収したそうです。CNETのニュースでも流されています。flickr、相当有望なサービスだったので、個人的には「美しいExitは当然の結果でしょ」ぐらいにボーっと考えていたのですが、その後ふと、こうした遍在型のサービスと、ポータル型のビジネスというのはどう融合していくのか、ちょっと考えていました。 自分の中では、GoogleやAmazon=遍在型で、YahooやAOL、MSNはトラフィックを自サイトに集中させる「集中型」と勝手に類型しています。 遍在型の典型としては、AdSenseという商品がいい例だと思うのですが、自分の外部に存在する、自発的に提供される巨大なコンテンツの海に自分を溶け込ませて、うまく収益を上げていくモデルとでも言いましょうか。 他方、YahooやAOL、MSN等のポータルは、その戦略の歴史を
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