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ギリシャの国民投票で、「緊縮に絶対反対」が国民の意思だと思ったら、当のチプラス首相は、その強硬姿勢を若干緩めて、一見、EUに対し比較的穏健な交渉を行っているようにも見える。やはり、ユーロ圏からの離脱は、ギリシャにとって不利益であることを理解している選挙民も多数いることを考慮してのことだろう。しかし、あの国民投票とは何だったのだろう。ドイツを代表とする巨大経済国の支配に対する国民の反発心を引き出すために、国民投票を行ったとしか見えない。これを利用して、首相は自らの政権の延命を図ったようにも思えるが、今後のギリシャの情勢はどのようなことになるのだろうか。 EUの財務相会合が開催される直前のインタビューで、、議長デイセブルム議長(オランダ財務省)は、"Trust"という最大の問題があると発言していた。「チプラス首相が、財政緊縮を約束する代償として、さらなる融資を求めているが、本当に返す気があるの
シリーズ「持続可能な循環型社会」 実例で検討するリサイクル 06.27.2015 その2 資源へのアクセスを阻害する人的要素 前回の記事は、対象として金属資源を取り上げ、「枯渇」するとはどのようなことなのかを話題の中心に据えて、「枯渇≒入手が難しくなること」の要因を探ってみました。最近の技術の進化によって、大抵のことはなんとでもなるのですが、大原則は曲げることができません。すなわち、「コスト的に見合わない場合には、その技術は採用されません」。したがって、入手が困難になった資源が、どのぐらい本当に必要なものなのか、が判断されて、代替品に移行したり、もしも本当に必要だとなれば、コストの上昇をある程度無視して、新規な方法によって供給がされるということになります。 しかし、常に、新しい問題が発生しているのも、資源供給の常です。最近、水銀の毒性を問題にする水銀条約ができて、蛍光灯がLEDに置換さ
日本は「現状が分かっていない後進国!?」 10.25.2014 温室効果ガス排出対策で日経新聞に掲載された発言について 10月24日に行われた温室効果ガス排出削減に関する第1回合同専門家会議(正式名称は長いので最後に)が10月25日の日経新聞の2面で取り上げられ、筆者が次のように発言したと報道されている。『「日本は現状が分かっていない後進国だ」と批判した』。 新聞記事は新聞記事に過ぎないので、当然、この通りに発言した訳ではない。 先日行われたICEFでエネルギー効率についてのコンカレントセッションの座長を務めたときの感想を次のように述べたのである。 「日本の省エネは世界のトップだ。こう日本国民は考えているだろうけれど、確かに、個々の機器については、トップランナー制度のお陰もあって、トップかもしれないが、消費者を省エネ問題に取り込んでいるかどうかという観点から言えば、スマートメータを活用して
テスラ・モデルSとトヨタ・ミライ 09.14.2014 これらに弱点はないのか、また、この車のオーナーになる人は? 米国テスラモーターのテスラモデルSが日本で発売になった。同社のCEOであるイーロン・マスク氏は、将来、米国の産業界を支える逸材だと言われていることもあって、話題性が高い。 日本のメディアも、フル充電で502kmも走る、という点を強調しているだけでなく、賞賛しているように見えるが、果たして、この車に弱点は無いのか。どうも、買っても後悔が無い人の条件はかなり限られるように思えるのだが。 トヨタのFCV車は、ミライMiraiと命名されたようだ。今年度中に発売されると言われるこの車のオーナーになる人は誰か。 C先生:本日の話題は4つに分かれるだろう。 1.テスラのモデルSは、最近、米国を中心にかなり売れている。しかしといって、日本で確実に売れるとは言えない。さて、どうなるか。買
英国は、自然エネルギーだけでなく、CCSを付けた火力発電、および、新規に建設される原子力に対して、固定価格買取制度(Feed-in Tariff)に似た制度を導入しました。 Feed-in Tariffの意味は、Tariff=料金表、Feed-in=送り込むなので、固定価格という意味になります。例えば、ある条件を満たした電力を固定価格で買い取ることを意味します。多くの場合、電力は自然エネルギー由来のものであることが普通でした。 日本でも、再生可能エネルギーについては、次のようにFIT価格が決まっています。 http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/kakaku.html 以下、英国の状況を記述してみると同時に、FIT-CfDという仕組みについて説明をしてみますが、そのための主な日本語の参考文書は、
今回の「美味しんぼ」騒ぎは、福島第一原発事故以来、低線量被曝というリスクに対して、日本中を覆い尽くしていた大混乱を多少なりとも整理するには、非常に良いチャンスだったのだろうと思います。 たまたまFacebookにある方がアップした記事が大変気になったのがきっかけで、「科学的な真実」とはどのようなことを意味するか、について、長文のコメントを書きました。それがきっかけになって、結果的にかなり長い対話が行われました。折角ですし、ここで示す視点からの議論は本質的であると思っていますが、比較的少数のように思いましたので、記録に残しておきたいと思います。 話題は、「美味しんぼ流の真実」と「科学的に証明された事実」とは全くの別物。 安井コメント 美味しんぼの著者はブログで、「私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分から
いまさらリスクとは何か、ということを書くことにしました。それは、リスクの定義が様々だからです。 ISO31000はリスクマネジメントの国際規格ですが、リスクが良い結末を生み出すこともありうるとして、「目的に対する不確かさの影響」と定義されています。ISO Guide 73:2009も同様です。 しかし、一般社会では、リスクとは「危険」であると考えている人が普通だと思われます。 ISO31000は、ある組織におけるリスク管理を考えるための規格だと思うので、その目的のためには、もっとも適切な定義ですが、環境リスク、放射線のリスクなどを考える場合には、適切だとは言いにくいのです。 今回、Webを再度チェックして、様々なプレゼン用の資料などから、リスクの定義を色々と探って見ることにしました。 その探索の結果、というか、副産物として見つかったいくつかの定義などを記述してみたいと思います。 C先生:リ
東日本大震災以来、日本人の「安全・安心」が大きな個人的検討課題になっているが、このところ他の国の状況との比較を語るべき機会が増えている。 そのため、日本語での表現だけでなく、英語での表現が必須である。やはり、日本語のもつ解釈の多様性が一つの限界になるからである。 今回は、そのような検討の途中経過を書いてみたい。 C先生:米国、英国が主な対象国だが、これらの国からの訪問者などがいる場面で、若干の意見を述べる機会が増えている。そのために、日英のプレゼン資料を作ることになるけど、どう英訳するかが大問題。なぜならば、まずは、「安心」という言葉の英訳が難しい。 A君:「安心」は、どうやら日本あるいは東アジア独特で、西欧系の言語には、安心にぴったりの言葉が無いとされていますね。 B君:ハングルでは、「幸いだ」という言葉が、安心したときに使われるという。 http://blt3.1af.net/arti
この冬、北米の厳しい寒さは相当なもののようです。日本でも、酸ヶ湯温泉の積雪は、2014/01/11 15:00時点で290cmで、これは昨年の史上最高積雪量566cmを抜くかもしれません。 さて、この記事を書くことにしたのは、1月8日に北京から帰国し、一風呂浴びてテレビを見たら、「2015年ぐらいから地球が寒冷化する可能性が高い」という発言をしている人がいました。そんなはずはないだろう! この番組はNHKの橋本奈穂子アナのニュースウェブ24で、ゲスト出演をしていたのは、(独)海洋開発研究機構(JAMSTEC)の主任研究員中村元隆氏であることが分かりました。 その後、Facebookで貰った情報で、番組のビデオがNHKのサイトのアップされているのを知り、それを何遍も見返すことによって、その発言から読み取れる情報は何かを検討しました。 ニュースウェブ24では、視聴者からのTwitterでのレス
そろそろ年末ですので、今年を若干振り返って見ることにします。 2013年の年頭から3月ごろまでは、不確実性・不確定性、ベイズ統計などの話を多く書いていました。 そして、4月ぐらいからリスク・コミュニケーションをどう進めると良いのか、訓練をどのように積んだら良いのか、などコミュニケーションについて考えていたようです。 そして、最近では、リスクの認知、特に、認知バイアスと呼ばれる事柄が、もっとも気になることの一つになっています。 このような問題意識をもつ思考パターンに入り込んだのは、当然のことながら、低線量被曝の人体影響とそのメディアによる報道、さらには、原発をどうすべきかに対する様々な人々の意見や主張、などによって引き起こされた多くの違和感が原因だったことは確実です。 かなり確実なことなのになぜ。そして、不確実性・不確定性などもキチンと伝わらないのか。リスク認知がどうして違うのか。こんなこと
小泉元首相による『原発即時ゼロ』の提案が話題を呼んでいる。安倍首相に対して、「決断すればできる。決めてしまえば、誰かがアイディアを出すから大丈夫」、と決断を催促している。 純粋な社会的なシステムに関することであれば、確かに、政治家が決断をすべきだし、そのために国民が決定権を委ねている。しかし、「原発即時ゼロ」の話は、単なる社会システムではない。技術的限界、地球的限界、貿易収支の問題、コスト的限界、エネルギー安全保障的限界、完成に要する時間、などなどの要因があって、「決断を行っても、実行案がでない」場合も多い、という種類の問題である。 すなわち、エネルギー供給のような多面的な問題の場合には、先に政治的決断をしても、実行できるかどうかが担保されない。まずは、アイディアを集め、その実現可能性を検証する。これらをいくつかのジャンルに分け、政治的な決断によってどれかを選択することが一般的な方法であろ
久松氏は、慶応経済学部の細田衛士先生の研究室の出身なので、エコプレミアムクラブの講演会などにも参加いただきていた。Facebookで発売を知り、発売前にアマゾンに発注した。しかし、久松氏から著書を贈呈していただいたので、2冊になった。長い正月休みに行う予定の図書大整理の際に、新しい1冊を家内に読ませてから電子化し、本記事を書くためにマーカーだらけになったもう1冊は永久保存の予定である。 記録のために、一応、本書のデータ・内容紹介をアマゾンからコピーして記録しておきたい。 キレイゴトぬきの農業論 (新潮新書) 久松 達央 (著) 新書: 208ページ 出版社: 新潮社 (2013/9/14) 言語 日本語 ISBN-10: 4106105381 ISBN-13: 978-4106105388 発売日: 2013/9/14 内容紹介 誤解1「有機農法なら安全で美味しい」誤解2「農家は清貧な弱者
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