こんにちは、ハコベル開発チームの坂東です。 プロダクト開発に携わっていると、 エンジニアごとに実装イメージが異なる コードレビューの段階で要件についての議論が発生する QA 終盤で実装漏れに気づき、慌てて修正する スプリントレビューで仕様の取り違いを指摘される などの問題に直面することはありませんか? こうした問題は、複雑な要件の開発が多いチームほど深刻になりがちです。 そこで私たちのチームでは、「実装前にシステムの振る舞いを洗い出し、チーム全員で合意形成を行う」ことを重視しています。 今回は、その具体的なアプローチと合わせて、取り組む際のポイントや注意点についてもご紹介します。以下でスライドでも公開していますのでぜひご覧ください。 背景: 複雑な要件の開発に伴う課題 私たちのチームはスクラムをベースにした開発スタイルを採用しており、エンジニア・QA・PdM のメンバー構成で動いています。