今月公開予定の映画館がすべて上映を中止したことで問題となったドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」(李纓(リイン監督)。映画公開への妨害行為はあってはならないが、一連の流れを“過剰”ととらえる見方もある。「本来、公開された内容を見て正しく議論することが、『表現、言論の自由』を議論するうえでの健全な姿」という識者や関係者の声が、より重く感じられる。「反日」か もともとこの映画を最初に問題視したと思われるのが週刊誌。昨年暮れ、映画で使われた写真の信憑(しんぴよう)性に疑問を呈し、「『反日映画』と言わざるをえない」などと指摘。この映画が文部科学省所管の独立行政法人、日本芸術文化振興会の助成金を受けていることを批判した。 しかし映画自体は大半が映像をそのまま「記録」したドキュメンタリー。「見る人に押し付ける部分はない」(配給会社側)、「反日的なねらいどころか、そもそもイデオロギー的なものを
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