平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ
靖国参拝をめぐる議論をみていると、いまだに「右か左か」といった冷戦時代の図式で論争が行なわれている。戦争とか国家とかいわれても、平和ボケの日本人がピンと来ないのはしかたがないが、最近の社会科学はこの点で大きく進歩した。安倍首相を初めとする政治家のみなさんには、正月休みにここにあげた本のうち1冊ぐらい読んでほしい。特に1~3は必読である。 文明と戦争 政治の起源 失敗の本質 昭和陸軍の軌跡 未完のファシズム 言論統制 日本はなぜ開戦に踏み切ったか 一下級将校の見た帝国陸軍 Violence and Social Order 近衛文麿 1がのべるように、戦争の原因は暴力の非対称性であり、それをなくすことが国家の本質的な役割だ。近代最長の平和を実現したのは「平和主義」をとなえる左翼ではなく、核兵器の均衡だった。そして2も論じるように、戦争が「国のかたち」を決める。最終決定者のいない明治国家は、戦
2013年06月09日10:00 カテゴリ自己啓発日本の社会 イエスマンが左遷される日 私の元上司は極端なイエスマンでした。上司の上司にもみ手でご機嫌取り、にこやかに対応していると思えば、私を含め、部下には突然変異のような態度をとっていました。「人はあそこまで演技ができるのか?」と思わせるほどの豹変振りの元上司のような人は程度の差こそあれ、どこの会社にでもいるのだろうと思います。 トップからすれば取り巻きは一種の王様気分させるので気持ちよいものです。本来、民主的で平等な教育を受けた日本人の中で一人、偉そうにするのは好まれるスタイルではありません。しかし、カリスマ性を持ち合わせるようなトップであれば異次元の人に近づくだけでも幸せだ、という気持ちにすらさせてしまうのかもしれません。 なぜ、イエスマンか、といえば強い側にいれば安心できるという人間の心理だと思います。日本の歴史を振り返っても天皇家
吉田茂を演じる俳優の渡辺謙氏(NHKドラマ「負けて、勝つ〜戦後を創った男・吉田茂」ホームページより。クリックするとリンク) 新しい考え「戦争のために国は存在する」 アゴラ読書塾「戦争する人間」を受講した。 講師のアゴラ研究所所長、池田信夫氏からテルアビブ大学の歴史学者アザー・ガットの「文明と戦争」など、世界の読書界で話題になっている最近の注目本を紹介していただいた。そして、とても知的な刺激を受けた。社会科学が戦争を軸に見直されているという最新の動向を知ることができたためだ。 私なりに、この読書塾のまとめをしよう。新しい知見では次のような興味深い話がある。 「戦争のために国が存在する」。これが普通の国であるとしたら、憲法に規定された日本の「戦争放棄」という国の姿はとても異常だ。 吉田茂は「戦争しない国」の異常さを自覚していた 中国での反日暴動や中国、韓国の領土問題の外交攻勢によっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く