2014年07月26日11:05 カテゴリ世界・国際 国連人権理事会のイスラエル非難決議に賛成できない日本の「積極的平和主義」とは あまり大きなニュースにはならなかったが、国連の人権理事会は、この23日にイスラエルのガザ侵攻を非難し、調査委員会を派遣することを決議した。この委員会は47の理事国で構成されており、決議は29カ国の賛成で採択されたが、アメリカ1国のみが反対し、日本はEUなど西欧諸国とともに棄権したということだ。日本はアメリカが反対する決議には賛成できない。棄権するのが精一杯で、それは度重なる核兵器禁止決議などでも同様に繰り返されてきた。 国連人権理事会は2006年に創設された常設機関で、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)がその事務局機能を担当している。国連加盟国における組織的で深刻な人権侵害事件などに早急に対応するために設けられた。理事国は地域別に定数を決めており、アフリカ