日本維新の会の石原慎太郎共同代表が12日の街頭演説で、北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(13)=が「非常に日本的な美人だから、誰か偉い人のお妾さんになっているに違いない」と発言したことについて、父の滋さん(80)は13日、「あまりいい気分はしない」と不快感を示した。東京都内で記者団の質問に答えた。
原発や消費税が大きな争点とされる今回の衆院選で、拉致問題が埋没しかねない状況だ。拉致被害者の救出が国家の最重要課題であることに変わりはない。各党、各候補はもっと真剣に拉致問題と向き合うべきだ。 少し前までの国政選挙では、ほとんどの主要政党の公約に「拉致」の2文字があった。しかし、今回は公約で拉致問題に触れている政党は少ない。 その中でも、安倍晋三総裁率いる自民党は「対話と圧力」の方針で拉致問題の完全解決を目指すとしたうえで、「制裁強化を行い、北朝鮮に拉致問題の全面的な調査のやり直しを要求」「国連に拉致問題に関する調査委員会を設立」などと具体策も書いている。 政権与党の民主党は公約で「主権と人権の重大な侵害である拉致問題の解決に全力をあげる」としているが、自民党に比べると、具体性に欠ける。 日本維新の会は、拉致議連会長の平沼赳夫氏が国会議員団代表を務めているにもかかわらず、公約に拉致の文言が
ロシアのプーチン大統領が26日の福田康夫首相との首脳会談で、北朝鮮による日本人拉致事件について「許せない行為だ」と述べ、かつてない強い口調で北朝鮮を批判し、拉致問題解決に向けての協力を惜しまない考えを示していたことが明らかになった。北朝鮮に隠然たる影響力をもつロシアの首脳の「怒り」が、北朝鮮を動かす圧力になる可能性がある。 政府関係者によると、プーチン大統領の「許せない」発言は、首相が北朝鮮の拉致問題に言及した際に飛び出した。首相が「ロシアの影響力を行使してほしい」と要請したところ、大統領は北朝鮮を厳しく非難し、「極東地域の安定のために今後も日本に協力していく」と応じたという。 プーチン氏は5月7日の大統領退任後も首相としてメドベージェフ次期大統領との「双頭」体制で対外戦略を推進するとみられ、日本政府内には「ロシアの北朝鮮への強硬姿勢は援軍になる」との見方がある。 ただ、日露関係筋は「拉致
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く