アルバイト、パート、派遣、請負など非正規労働者の増加が止まらない。平成元年(1989年)に817万人で全体の約2割だった非正規労働者は2014年に1962万人まで増加。全体の37%と4割近くに迫っている。今や労働者の実に3人に1人が非正規だ。 【詳細画像または表】 中でもこれから深刻な問題として顕在化してくるのが「中年フリーター」の問題だ。その中心は1990年代半ばから2000年代半ばに新卒として社会に出た「就職氷河期世代」の非正規労働者だ。氷河期最初の世代はすでに40代に突入。年齢的に正社員に就くのが困難であるだけでなく、体力の衰えとともに働けなくなってくる。 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの尾畠未輝研究員の試算によると、35〜54歳の非正規(女性は既婚者を除く)の数は2000年から増加、直近では273万人に上る。 ■ 親のためにUターンも派遣社員を転々 「本当は正社員とし
シルバーウィークのような長期の休暇に入ると、心の不調を訴える人が増えます。元気な人でも落ち込みやすくなり、もともとメンタルに不調のある人は、さらに症状が悪化することも。通常モードではない生活リズムの変化がストレスを生むのに加え、「人との違い」や「自分の居場所」をことさら意識しやすくなるためです。 【詳細画像または表】 前回記事では長期休暇のたびに「家族危機」に陥ってしまう例を取り上げましたが、だったら一人で過ごすようにすればいいかというと、そうでもありません。休暇中に誰とも話さず一人でいる時間が増えると、リラックスできるどころか、かえって心身の不調の要因となることがあるのです。■ 「行くところがない」から、強烈な孤独感に陥る 長期休暇となれば、レジャーなどの話題が一気に増え、世間やメディアが、華やかな情報を発信し、お祭りムードが漂います。すると、それがさらに孤立感を高め、激しく落ち込む原
解像度はフルハイビジョンの4倍、地上デジタル放送よりも高画質な「4K」の試験放送が6月2日に始まった。家電量販店などでは、すでに4Kに対応したテレビが販売されている。が、コンテンツの配信は、4Kに対応したインターネットの動画サイトなどに限られていた。 【詳細画像または表】 4K放送は13〜19時の6時間、無料で楽しめる。ただし、スカパーJSATの設備を利用して流しているため、家庭で視聴するには、対応テレビのほか、スカパーの4K専用ICカードとチューナー、アンテナが必要だ。なお、チューナーは6月25日にシャープが発売する。13日から始まったブラジルワールドカップは、4試合の録画放送が予定されている。 ■ 16年には8Kの放送も開始 試験放送を運営するのは昨年5月に発足した「次世代放送推進フォーラム」。総務省が音頭を取り、放送、通信、家電メーカーなどの企業が参加している。放送に必要な技術
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