現在、日本の一般的な漫画は「縦書き」で描かれていますが、これを「横書き」にした方がいいとする意見もあるようです。先日、この問題について漫画業界の関係者がTwitterで議論を交わし話題になっていました。やりとりの詳細はTogetterにまとめられています。 中心となった人物は、漫画原作者で編集家の竹熊健太郎さん。竹熊さんは以前から、将来における日本の漫画業界を危惧し、国外のマニア層ではない“一般読者”を開拓するために漫画を「横書き」にするべきだと主張しています。英語や中国語など人口の多い言語は横書き(左綴じ)で、日本で漫画を学ぶ留学生たちが優秀なこともあり、このままでは「日本漫画」の市場は10年以内に諸外国に奪われてしまうのだとか。 そして、打開策として「左綴じ、横書き」を訴えるも、関係者の慣れた「縦書き」から変更したくないという心理的抵抗や、専門家に存在する”日本の漫画が世界一という迷信
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