【ワシントン=白川義和】米ホワイトハウスは17日、来年2月のソチ五輪の開閉会式にオバマ大統領が出席しないことを明らかにした。 「日程上の都合」と説明しているが、ロシアが同性愛規制を強化していることに対し、抗議の意思を示す狙いがあるとみられる。 AP通信によると、米国は大統領、大統領夫人、副大統領、前・元大統領のいずれも五輪に派遣しない。2000年以来という。 ソチ五輪に派遣する米代表団には、1960~70年代に女子テニスで一時代を築いたビリー・ジーン・キングさんら同性愛者も加わっている。ホワイトハウスは、代表団が「米国の多様さを示している」と強調した。 ロシアへの抗議からソチ五輪の大統領出席を見送る動きは、ドイツやフランスでも出ている。
【モスクワ=貞広貴志】日本の北方領土で、中国や韓国の水産業者らがロシア企業との合弁事業など投資の検討に入ったことが明らかになった。 複数の関係筋が明らかにした。 国後島などを事実上、所管する南クリル管区のオレグ・グセフ区長は15日、国後島の地元業者が今月初め、中国の水産業者を同島に招き、合弁事業について協議したことを明らかにした。ナマコなどの養殖事業で覚書に署名したとの情報もある。 ただ、区長によると、この地元業者には事業の実態がなく、以前持っていた近海での漁業権も失っており、事業が近い将来に実現するかどうかは不明という。 ロシア連邦漁業庁も同日、中国との合弁計画があることを認め、さらに、「韓国とは択捉島と国後島の水産加工施設改良に向け、投資を受ける交渉が進んでいる」ことを明らかにした。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く