生活が苦しいと感じている世帯が61・5%に上ることが5日、厚生労働省が発表した2011年の国民生活基礎調査でわかった。 00年から12年連続して増加しており、1986年の調査開始以来、最高となった。 生活意識の質問で、「大変苦しい」と答えたのは29・1%、「やや苦しい」も32・4%いた。「普通」は34・7%で、「ややゆとりがある」は3・4%、「大変ゆとりがある」は0・5%にとどまった。児童のいる世帯では全世帯よりも状況が悪く、「苦しい」は過去最高の69・4%に上った。同省は、所得の減少などが影響したと分析している。 10年の所得を集計した平均所得は前年比約2%減の538万円となった。1994年の664万2000円をピークに減少傾向にあり、88年頃の水準まで下がっている。
お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん(37)は25日、母親が最近まで生活保護を受給していたことを東京都内で開かれた記者会見で認め、一部を返還する考えを明らかにした。厚生労働省は今後、扶養可能な親族がいる場合は、家庭裁判所での調停を通じ、民法の扶養義務を果たさせるよう自治体に呼びかけるなど、運用を厳格化することを決めた。 「母親は一人で僕と姉を育てた。面倒をみなければならないのに、自分がしっかりしていれば、嫌な思いをさせることもなかった。申し訳ない」。25日午前、河本さんは記者会見で涙ながらに何度も頭を下げた。 先月、週刊誌の報道をきっかけに河本さんが批判にさらされるようになったのは、息子である河本さんには民法で母親の扶養義務があるからだ。 河本さんによると、母親は14~15年前に病気で働けなくなり、生活保護を受けるようになった。仕事が全くなかった当時の河本さんにとって、母親を支援する余裕
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く