【読売新聞】 【ロンドン=工藤彩香】英国のチャールズ国王は12日、即位後初めて議会で演説した。8日に死去したエリザベス女王の功績に触れ、「女王は若くして、国と国民に奉仕することや我が国の根幹をなす立憲政治の原則を守ることを誓い、類い
【読売新聞】 【ロンドン=工藤彩香】英国のチャールズ国王は12日、即位後初めて議会で演説した。8日に死去したエリザベス女王の功績に触れ、「女王は若くして、国と国民に奉仕することや我が国の根幹をなす立憲政治の原則を守ることを誓い、類い
サッチャー死去 今なお生きる国家再生の教訓(4月10日付・読売社説) 衰退しつつあった英国を蘇生させたばかりか、冷戦終結に重要な役割を演じ、世界を変えた女性政治家だった。 1979年から11年間の長きにわたり、英首相を務めたマーガレット・サッチャー氏が8日、87歳で死去した。 安倍首相は「意志の力を身をもって示した偉大なリーダーであり、国家国民のためにすべてをささげた尊敬すべき政治家であった」と、弔意を表した。 今なお、日本がサッチャー氏から学ぶべきことは多い。最大の業績は、サッチャリズムと呼ばれる大胆な改革を推進したことだ。 「小さな政府」によって、経済停滞と国家財政悪化という「英国病」の病根にメスをいれ、民営化や、金融市場の「ビッグバン」などの規制緩和を断行した。手厚すぎる福祉の抑制や炭鉱合理化など不人気な政策も果敢に進めた。 金融に比重を置くあまり、製造業は弱体化し、貧富の格差が拡大
【ロンドン=佐藤昌宏】8日のサッチャー英元首相死去を受け、1979年から11年余に及んだ首相在任中の政策を巡る議論が英国で再熱している。 「救世主か、破壊者か、あるいは両方か」(ガーディアン紙)と、死してなお、元首相は国論を二分している。 サッチャー氏を「師」と仰いできたキャメロン首相は8日、首相官邸前で、「サッチャー氏が一方では愛され、もう一方では憎まれたことは否定は出来ない」と語った。 9日付保守系各紙は「世界の自由主義を擁護した」(デイリー・テレグラフ紙)、「一番の女性だった」(タイムズ紙)などと称賛を惜しまなかった。70年代の不況から脱し、90年代から15年以上続いた好景気の下地を作った功績への評価は、保革を問わず共通する。 ただ、サッチャー氏には、不況克服のため、徹底した民営化を断行、金融・サービス業を重視した結果、基幹産業だった製造業の衰退を招き、失業者の増加と貧富の差の拡大を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く