東洋大学教授の山田肇氏の「4Kテレビは失敗する」というブログを西和彦氏が批判しているが、2000年ごろにNTT研究所においてデジタルシネマを対象に世界で初めて4K超高精細映像の研究開発をスタートさせ、デジタルシネマの4K規格をハリウッドのデジタルシネマDCI標準に持ち込んだディジタルシネマコンソーシアム(DCCJ)の会長として、同じNTT研究所で研究をした山田教授がこういうブログを書くとは信じられないし、何を考えているのか理解に苦しむ。 4Kデジタルシネマの開発については始まりからDCI標準に採択されるまでの経緯とそれを物語にしたドキュメンタリー「デジタルシネマの侍達」を見ていただきたいと思います。 そこに描かれている4K超高精細映像の研究開発を始めて10数年が経過し、ついに映画館に4Kデジタルシネマの上映システムが世界で急速に拡大しており、4K撮影カメラもいくつかの企業が発売し、その価格