小学校でのコンピュータープログラミング教育の必修化に向けて、文部科学省の有識者会議が開かれ、必修化した場合の課題や授業の内容などについて検討を始めました。 13日から始まった文部科学省の有識者会議には、情報教育の専門家やIT企業の担当者など16人の委員が出席し、小学校でプログラミング教育を必修化した場合の課題や授業の内容などについて意見を交わしました。委員からは「専門性の高い授業は高校生からで十分なので、小学校では楽しみながらコンピューターに慣れ親しむ内容にすべきだ」といった意見や、「ほとんどの小学校教員はプログラミング教育の経験がないため、研修体制の構築が必要だ」という指摘が出ていました。 有識者会議では来月中に意見を取りまとめ、中教審=中央教育審議会で進められている学習指導要領の改訂の議論に反映させることにしています。 会議の主査を務める東北大学大学院の堀田龍也教授は「子どもたちは著し