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「毎月50万円もらって生きがいのない生活、30万円だけど仕事が楽しい生活、どっちがいいか」――こんな内容の広告が批判を受けていた阪急電鉄の広告ジャック企画「ハタコトレイン」が中止となることが分かりました。 ハタコトレイン ハタコトレインは、企業ブランディングを手掛けるパラドックスと阪急電鉄のコラボ企画。パラドックスが企業ヒアリングの中で出てきた言葉をまとめた書籍『はたらく言葉たち』から選んだ言葉を車内広告として掲出するものです。問題となった「毎月50万」の他、「アフリカに中古車を販売してお礼の写真を受け取ったときに自分の仕事の価値を知った」という自動車流通業の営業担当の言葉などが広告として掲出されていました。 掲出された広告の例 批判を集めたのは「毎月50万円もらって毎日生き甲斐のない生活を送るか、30万円だけど仕事に行くのが楽しみで仕方がないという生活と、どっちがいいか」という80代の研
阪急電鉄の中づり広告が批判を呼んでいる。働く人への啓蒙(けいもう)メッセージを掲載したものだが、「時代にそぐわない」「不愉快だ」といった声が多く寄せられ、阪急電鉄は10日で広告をとりやめることを決めた。【今村茜/統合デジタル取材センター】 問題視された広告は、阪急電鉄が神戸線など3線で各1編成の車両を「はたらく言葉たち」という書籍から抜粋したメッセージ広告で埋めた「ハタコトレイン」。阪急電鉄と、同著を発行したコンサルティング会社・パラドックスの共同広告事業だ。1~8両目の車両すべての中づり広告が「毎月50万円もらって毎日生きがいのない生活を送るか、30万円だけど仕事に行くのが楽しみで仕方がないという生活と、どっちがいいか。 研究機関研究者80代」「私たちの目的は、お金を集めることじゃない。地球上で、いちばんたくさんのありがとうを集めることだ。 外食チェーン経営者40代」な…
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