1965年に英国で、翌1966年には日本でも放送が開始され、社会現象を巻き起こした特撮シリーズ「サンダーバード」。その新テレビシリーズ「サンダーバード ARE GO」が10月よりNHK総合テレビにて、毎週土曜日にレギュラー放送されます。8月には先行放映も行われ、大きな反響を呼びました(関連記事)。 「サンダーバード」は、アメリカの大富豪ジェフ・トレーシーが私財を投じて設立した国際救助隊(International Rescue)に属する彼の5人の息子たちが、世界各地で起こる災害で、最新鋭のメカ「サンダーバード」を駆使して人々を救助する活躍を描いた物語。精巧な人形による臨場感ある動き、そしてロケット噴射の描写などミニチュアセットを使った特撮技術も優れており、放送開始後50年経った今でも幅広い世代に支持されています。 今回の新作では、登場人物やメカはコンピューターグラフィックス(CG)による現
「どうか、助けて下さい。特撮、という技術体系が終わろうとしています」――庵野秀明監督がこんな言葉を寄せた、「日本特撮に関する調査報告書」がこのほどPDFで公開されました。同書では、特撮の歴史や系譜、文化的な影響、さらにCGの広まりとともに活躍の場を失いつつある現状など、特撮にまつわるさまざまな情報をまとめています。 調査報告書の目次 同書は、2012年夏に開催された「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」でそれぞれ“館長”“副館長”を務めた庵野監督と樋口真嗣監督が全体を監修。文化庁が進めるメディア芸術振興策「メディア芸術情報拠点・コンソーシアム構築事業」の一環として調査は行われました。 特撮については残されている公式資料が少ないこともあり、「100パーセントの裏付けを取ることは困難であり、今回のリポートの記述の中にも正しくない情報が含まれる可能性があります」。執筆者には
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