先週のアクセストップは、NTTドコモの決算会見の記事。中村維夫社長が、「905i」シリーズの好調な売れ行きについて「正直、ここまで売れると思わなかった」と漏らした。 記者は、ドコモが「904i」シリーズと「ドコモ2.0」のキャッチコピーを発表した時期にドコモからauにMNPした。ドコモの戦略や端末は精彩を欠き、ドコモ2.0も「ドコモに移転ゼロ」などとやゆされていた当時。「これ以上ドコモを使い続けていてもつまらないだろうな」と思ったからだった。 今思うと、あと1シリーズ待つべきだった。ドコモは次の「905i」で“全部入り”端末を大量に投入。HSDPAも標準で装備してiモードも高速化した。対するauは、プラットフォーム「KCP+」の遅れもあって魅力ある端末がなかなか出てこず、今春モデルのラインアップも地味な印象。新機能やデザインでユーザーを驚かせていたころのauの勢いが最近は見えず、ドコモの着