戦争の書類は焼却して、 戦争の証拠隠滅をしろ。 昭和20年(1945年)8月15日の終戦の前日、1945年8月14日に、 「国や自治体の機密文書の廃棄」を閣議決定した。 軍・政府は、戦争に関する一切の資料を焼却して、 戦争はなかったものにしよう、 戦争を歴史から消し去ろうとした。 占領軍GHQの調査が始まるまえに、機密文書の焼却を急いだ。 そして、軍関係、町村役場、学校、地域では、 数日をかけて機密書類を焼却、廃棄した。 軍と政府による戦争の証拠隠滅である。 犯罪者は証拠隠滅をする。 戦争の証拠隠滅が、本当にあったのだろうか? 「機密重要書類」を焼却せよ、という通達が見つかった。 長野県から各市町村長に宛てた通達、 「機密重要書類焼却の件」である。松本市文書館で。 「機密重要書類焼却の件」は、 昭和20年8月18日の発行である。 昭和20年8月15日の終戦の3日後で、 昭和20年9月2日の