朝日新聞DIGITAL 2014年7月15日 「弁護団「証拠品は別物」 野田の女児殺人再審請求」 1979年に野田市で小学校1年の女児(当時6)が殺害されるなどした事件で、殺人罪などで懲役12年が確定して服役、出所した大阪府在住の青山正さん(66)が14日、千葉地裁松戸支部に再審を請求した。弁護団は主に三つの「新証拠」があるとし、「冤罪(えんざい)を明らかにしたい」と訴えた。 3つの「新証拠」のうちもっとも重要なのは、被害者のものとされたバッグの名札部分に関する画像解析結果。 青山さんと弁護団は再審請求後、松戸市内で会見を開いた。会見などによると、裁判では、現場に残された女児のバッグから切り取られた名札部分が青山さんの定期入れから見つかったとされたことが、関与を裏付ける証拠になった。 弁護団はこれと同型とするバッグを入手。当時、県警が報道機関向けに公開したバッグの写真と同じものかどうかをコ