「多くの人が笑顔でいられる夢のある新潟を作る」-。21日投開票された知事選は、現職で無所属の泉田裕彦氏(50)=民主、自民、生活、公明、社民推薦=が、共産党公認の新人で党県委員長の樋渡士自夫氏(59)、スマイル党総裁の新人、マック赤坂氏(64)を破り、3選を果たした。相乗り選挙の構図が嫌気され、投票率は県選管推計で43%程度と、過去最低だった前回の46・49%をさらに下回った。 ◇ 行財政改革に本腰を入れて取り組み県政運営の足かせとなっていた県の借金・県債務残高を減少させた手腕と、中越地震や豪雨、豪雪など相次ぐ自然災害への対応で先頭に立ってきた危機管理能力が評価されての勝利となった。 選挙戦の争点だった東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題で賛否を明確にしなかったが、樋渡氏が主張した「即時廃炉」を、使用済み核燃料処理などに課題が残るとして否定。「原発容
東京電力の福島第1原発事故調査委員会が公表した最終報告書に対し、東電柏崎刈羽原発がある新潟県の泉田裕彦知事は21日、記者会見で「何のために検証したのか聞いてみたい」と不満を述べた。 報道の範囲でしか把握していないと断ったうえで「検証するというのは『事故があってここが問題だったからこうしますよ』という未来へのメッセージのはずだがそうなっていないようだ」と述べた。 原発の必要性は「福島の検証をしないと軽々に判断できない」との見解を示し、柏崎刈羽原発は「再稼働の議論は、手続きも含めてしない」と話した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く