グルジアのギオルギ・マルグヴェラシュヴィリ大統領が今週来日した。まずはこの慶事を言祝ぎたい。ホスト国の我が国にとってはもちろんのこと、親日家の多いグルジアの人にとってもたいへん嬉しいニュースであり、両国関係が進展する1つのきっかけに是非なってほしいものである。 もう1つ、グルジアについては新しいニュースが届いた。政府はグルジアの呼び名をジョージアに変更し、在外公館などを含めて名称に関連する法律の改正案を次の国会で提出するらしい。 最近ワインや力士の活躍で知名度が上がりつつあるといっても、グルジアはいまだ知る人ぞ知る国であるし、日本との直接の結びつきはだいたいこの20年くらいのものだろう(丸2年間留学したのは管見の限り筆者が初めて)。したがって、一見名称変更に大きな影響はないようにも思える。 呼び名の変更はときには過去の歴史との決別すら意味する もっともスターリン期にグルジアに住んでいた日本
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