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ブックマーク / blhrri.org (6)

  • 中尾健次さんを偲ぶ 部落解放・人権研究所理事長 寺木 伸明

  • 講座・講演録

  • トップページ|一般社団法人 部落解放・人権研究所

    2024年05月13日 (更新)2024年度の大型集会の開催地・日程の一覧 2024年05月07日 『研究所通信』2024年5月号発行 2024年05月02日 第55回部落解放・人権夏期講座 ご案内 2024年05月01日 フィールドワークは定員に達しました:第49回部落解放・人権西日夏期講座(別府) 2024年05月01日 『ヒューマンライツ』2024年5月号発売中 2024年04月26日 【ご案内】駒井忠之さん『待宵の水平社宣言』出版記念会(6/15公開講座関連) 2024年04月25日 【ご案内】第一研究部門第47回公開講座 「水平社宣言の真髄」

  • 差別論─偏見理論批判 書評  

    佐藤裕著 『差別論─偏見理論批判』 (明石書店〈明石ライブラリー〉、2005年12月21日、46判、272頁、2800円+税) はじめに  社会学者の佐藤裕さんは多くの人々が考え、迷い、悩みつづけている、「差別はなぜ起こるのか」「どうしたら差別はなくなるのか」という問題に対して真正面から取り組み、斬新な切り口でさまざまな差別問題に共通する理論を構築しようとしている。  書は、差別が「どうすればなくなるのか」という問いに答えるための実践的な理論書として書かれている。理論書であるために専門的な議論がなされているが、文は平易な表現とわかりやすい解説で論を進め、より専門的な議論は注や補論で展開されている。  構成は、第1部の理論編と第2部の事例編の2部構成になっている。第1部で展開される佐藤さんの差別論は、差別を排除行為として位置づけ、「差別者」「被差別者」「共犯者」の三者関係から捉

  • データにみる部落差別●被差別体験

    ■最も多いのは「黙って我慢」 (1)差別を受けたときの対応は、「黙って我慢」の46.6%が最も多く、「相手に抗議」と「身近な人に相談」は20%台ですが、それ以外の対応は5%未満です。 (2)地域ブロック別には、関東に「身近な人に相談」が16.9%と少なく、「運動団体などに相談」が唯一10%を上回っています。また、「身近な人に相談」は中国にやや多く、近畿に少なく、「相手に抗議」は四国がやや少なくなっています。 (3)府県別には、「相手に抗議」は大分県、大阪市、「身近な人に相談」は鳥取・広島・香川県にやや多く、「運動団体などに相談」は埼玉・大分県は15%、「黙って我慢」は栃木・愛知県、神戸・北九州市は50%を超えています。地域別にかなりの差があるわけです。 (4)性別には、男性に「相手に抗議」、女性に「黙って我慢」がやや多くなっています。 (5)年齢別には、若年層に「身近な人に相談」が多く、「

  • 書評  

    戦後の「部落史」研究では、社会経済史から運動史、そして「地域支配」論と研究の重点が移っても、「部落差別」とはなにか、という根的な問題が、歴史学的には充分に議論されてこなかった。そこで、一九八○年代からフェミニズム、「在日」コリアンの研究者たちから、斬新な「差別」論が提起されるなかで、「部落史」研究は、どちらかといえば守勢にまわり、若い研究者の心を充分につかむことはできなくなった。もちろん、その背景には、一九六八年の五月革命、八九年以降の社会主義体制の崩壊などによる、マルクス主義歴史学の衰退という大きな問題がある。 このような状況のなかで、筆者の黒川みどり氏は、果敢にも近代「部落史」に、新しい理論を持ち込み、体系的な叙述を試みようとする研究グループ(都市下層と部落問題研究会)のリーダーの一人である。すでに『異化と同化の間』(青木書店、一九九九年)という学位論文をまとめられたが、それを一般

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