うつ病は身近な問題です うつ病は社会や文化が成熟する過程で増える心理的な問題です。日本はバブル経済を経て成熟期に向かっていますが、その中でうつ病に悩む人が増えまじめました。 すでに厚生労働省の統計は日本がうつ病100万人時代に入ったことを示唆しています。さらに疫学調査は日本人の約15%が一生に一回以上はうつ病に陥ることを示しています。あなたに7人の友人いれば一人はうつ病に苦しむ計算です。もはや他人事とは言えない時代です。 うつ病の真実が知られていない しかし,日本ではうつ病の真実がほとんど知られていません。特に心理学的な真実は全くと言ってよいくらい知られていません。 すでに罹患した人を対象にした精神医学と違い、心理学は正常な心理からうつ病の心理に移るプロセスを研究してきました。つまり,予防に役立つ所見が心理学にはたくさんあります。その中から、今日はうつ病の本当の予兆についてお知らせします。