沖縄県で2人の米兵が20代の女性を集団強姦する事件が発生し、市民から怒りの声が噴出している。同様の事件は過去いくつもあり、その度に再発防止策が実施されたが、役立った試しがない。95年9月には12歳の小学生が3人の米兵に拉致・監禁された上、やはり集団強姦される事件が発生した。鬼畜の所業に沖縄県民は激高し、反米軍基地感情は沸点に達した。 放送内での不用意な発言が後を絶たない この17年前の事件の直後、実はある民放の若者向け公開生番組で、司会の男性タレントが、信じがたい暴言を吐いた。若い女性の観客をこう罵倒したのだ。 「おまえなんか、沖縄に行って、レイプされてまえ!」 耳を疑った。タレントは30歳前で、十分に分別があるとは思えなかったが、悪い冗談で済まされる話ではない。当時、新聞社の放送担当記者だった筆者は発言を記録した上で、民放の広報部に連絡を入れた。 その時点で広報部は事実を把握していなかっ
人気お笑い芸人の母親の生活保護受給をめぐるテレビ報道に放送倫理違反があったとして、生活保護の専門家らが審議するよう求めていた問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は12日、委員会として問題を取り上げないことを決めた。 委員会はこの日、各局から任意に提出された3局6番組の映像を確認したが、「内容について議論のありうる問題だが、いずれも編集の自由の範囲内と考えられる」(川端和治委員長)として、これ以上議論しないと全会一致で判断した。 審議を要請した生活保護問題対策全国会議(代表幹事・尾藤広喜弁護士)は「決定に大きく失望した。生活保護制度や受給者に対する偏見をあおり、誤解を広げるばかりの感情的な報道が許されるのか。門前払いの結論を出し、さらなる検証を放棄したことは極めて遺憾」としている。 関連リンク芸人母の生活保護報道「倫理違反」 専門家らBPOに(9/5)芸人の母の生
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