なんだか昔ハンバーグってものすごく敷居の高い食べ物だった。子供の頃に父親の給料日直後の休みにステーキ屋みたいなところに連れて行かれて、父親がステーキを貪る傍らでハンバーグを食べている俺という記憶があったりするのだけど、それとハンバーグの敷居の高さはあんまり関係ない。ここでいう敷居の高さっつうのは作る方で、なんかいい知れない難しさみたいなのを感じていたのですよね。とりあえず挽き肉を使うというのは解る…。塩胡椒…?で、卵が入って…玉ねぎをみじん切りしてきつね色に炒めて…混ぜる…?いや…そうだパン粉だね。そういうので繋いでハンバーグにするわけですよね。なるほど。で?という感じで、ここら辺からよく解らなくなっていたのでハンバーグ作るのやーめた!ってなってたんですけど、まあだいたいそこまであってて、あとは空気抜いて小判型にして焼けばいいだけの話でね。そこに気が付くまで三年くらいかかったような気がする