1980年代のSF映画を象徴するキャラクターと言えば、『ターミネーター』と並んで、『ロボコップ』を思い起こす人も多いんじゃないだろうか。 2025年12月、映画の舞台となった、アメリカ・ミシガン州デトロイトに、ロボコップの銅像が設置された。 高さ約3.3m、重さ約1,600kgの威風堂々たるロボコップ像。なんと製作開始から15年の歳月を経て、ようやく設置が実現したのだそうだ。 1980年代の人気映画『ロボコップ』とは まずは『ロボコップ』のストーリーについて、ざっとおさらいしてみよう。オムニ社によって民営化され、凶悪な犯罪がはびこるようになった未来のデトロイト。 オムニ社は犯罪を取り締まるために、有能な警察官のマーフィー巡査が瀕死の重傷を負うよう仕向け、その肉体を使ってロボット警官「ロボコップ」を完成させる。 ロボコップとして治安維持の現場で活躍するようになったマーフィーだが、人間だった頃