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“外務省のラスプーチン”と呼ばれた諜報のプロが、その経験をもとに読者の悩みに答える! 今回は反差別活動家が暴力や醜聞に染まっていく理由についての相談。佐藤優が自らの学生活動家時代の経験も交えて答える。 ★相談者★ピーガイ(ペンネーム)会社員 59歳 男性 参政党、自民党、維新の会に反差別カウンターと称される旧「しばき隊」、現C.R.A.C.(対レイシスト行動集団)が選挙妨害まがいのカウンターを行い、昨年、オレンジ色の帽子を被っていただけで参政党支持者と勘違いされて肋骨を折られる事件が起きました。差別が許されないのは当然ですが、どうして活動家は人が豹変してしまうのでしょうか? しんぶん赤旗で紹介されるほど地道に文学を愛し反差別活動をしていたおとなしい青年が、突然サングラスに無精ひげでいかついバイクで演説会場に乗りつけ、大声を出し半グレのように振る舞っています。カウンター組織内では内外ゲバ、カ
ぼくは最近、少し後ろめたい気分でChatGPTを使っている。 シアトルのオフィスで、議事録の要約を頼む。製品要件のドラフトを書かせる。ユーザーインタビューから共通点を拾い出させる。気づけば一日に何十回も話しかけていて、「ちょっと依存しすぎじゃないか」と自分でも思い始めているくらいだ。でも最近、ある数字を見てから、プロンプトを打ち込む指が一瞬、止まるようになった。 ChatGPTへの質問1回あたりの電力消費量は、Google検索の約10倍とされているらしい。複数のエネルギー研究者が推計しており、誇張ではない。これだけなら「へえ、そんなものか」で済む話かもしれないが、問題はそのスケールだ。 IEA(国際エネルギー機関)の報告によれば、世界のデータセンターの電力消費量は2025年に前年比17%増という急成長を遂げ、AI特化型のデータセンターに限ればさらに速いペース(50%増)で伸びている。ローレ
白くて細い体、ツヤツヤの巻き髪、さりげなく写る推しグッズ……。今、SNSで「ホビ垢」と呼ばれる人々が増えている。主に推し活について発信するアカウントだが、投稿内容は趣味の共有よりも“かわいい自分”を演出することに注力しているのが特徴だ。 Xで多くのフォロワーを持つホビ垢の女性が語る。 「ホビ垢はホビーアカウントの略で、推し活について発信するSNSから派生した文化です。推し活とSNSがセットで発展していくにつれて、ライブに行った様子や推しのパネルと一緒に撮影した写真などを載せる人が増えていき、徐々に『推し活をする自分自身を中心に投稿するのもアリ』という雰囲気に変わっていきました。そして、従来の推し活アカウントよりも、かわいい自分自身を前面に出して推し活を楽しむ人のアカウントが『ホビ垢』と呼ばれるようになったんです」 一見キラキラして見えるホビ垢の世界だが、その内側では“かわいさ”への異常な執
2026年4月30日、大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」が、公式サイトに異例の注意喚起を掲載した。 「SNSなどで、パーク内を案内するツアーと称した偽プライベート・ツアーが確認されている」 つまり、USJ内で無許可で有料ツアーガイドを催行する業者の存在を認めた格好だ。 だがUSJだけではなく東京ディズニーランド(TDL)でも、同様の闇ツアーがすでに動いている。そしてTDLを運営するオリエンタルランドは小誌の取材時点まで、その実態を「把握していなかった」という。 中国版インスタグラム「RED(小紅書)」を開くと、USJとTDLに関連するツアー広告が大量に並んでいる。TDLは公式サービスとして、専属ガイドによる「プライベートVIPツアー」(44万円〜66万円)や宿泊付きの「バケーションパッケージ」を提供しているが、それに酷似した名称の非公式ツアーが、中国人旅行者
就職氷河期世代はこれまでの人生においてさまざまな困難を乗り越えてきたわけだが、40〜50代になって改めて向き合う難問が「AI」だ。将来不安から必要以上に貯蓄を追い求めてしまう彼らに、同世代のひろゆき氏がシンプルな指針を示す。 「AIに仕事を奪われる」と言われていますが、エンジニア界隈の現場では、むしろAIなしでコードを書くほうが珍しい時代になっています。 その理由はシンプルで、プログラムのコードや、それを書くための仕様書がネット上に無数にあるからです。つまり「こういう機能を作るなら、こういうコードを書く」というQ&Aが簡単に入手できる状態なので、AIはそれを入手して組み合わせて答えを出せるからです。 一方で、「平成元年に北区立北中学校1年生で一番多かった名字は?」みたいな問いは、AIには答えられません。なぜなら、ネット上にその答えがないからです。つまり、AIは「学習できる材料があるかどうか
生成AIを使い倒す就活生が、ES作成も面接対策も“最適化”し、難関企業の内定を狙う時代に入っている。就職難関企業から次々と内定をもらうAI強者たちに対する企業側の検知と対策は?採用現場で始まった新たな攻防の実態を追った。 AIを使いこなす就活生がスペック以上の内定を獲得し、対する企業側も対策に奔走。就活戦線は、いまやAIを巡る”仁義なき戦い”の様相を呈している。マイナビの調査では、’27年卒のAI利用率は8割超。エントリーシート作成や面接対策をAIに任せるのは、就活生にとって常識となりつつある。 玉村穂香さん(仮名・22歳)も、AIを駆使して内定を勝ち取った一人。高校中退からの中堅大学という学歴ながら、誰もが知る大手マスコミ5社を次々に攻略したという。 「エントリーシートの設問は、大体1問1000字くらい。最初に300字くらい自分で書いたら、あとはチャットGPTに『水増しして』と投げるだけ
最近、とくにSNS上で「一等地なのに空いている!」と話題になった場所といえば、JR大阪駅北側に2025年3月に開業した複合再開発ビル「グラングリーン大阪南館」だ。また、東京都心ではJR渋谷駅南側に2024年7月に開業した複合再開発ビル「渋谷サクラステージ」も「渋谷駅直結とは思えないくらい空いている」とたびたびSNSを賑わせている。 両施設ともに日本を代表するターミナル駅に直結した“超一等地”の複合再開発施設だ。それゆえ、従来の駅前商業施設の感覚で見ると、確かに「空いている」と感じることもあるだろう。 一方で、この2施設には大きな共通点がある。それは、両施設ともに下層階に商業施設を備えるが、建物全体の主役となっているのは大規模な賃貸オフィス。つまり「オフィス主導型の複合再開発」であるという点だ。
同志社国際高校の武石知華さんが亡くなった辺野古沖転覆事故で、国交省と内閣府は船を無登録のまま人を乗せて運航した容疑で、亡くなった抗議船の船長を刑事告発することに。海上保安庁も業務上過失致死傷の疑いで捜査を進めるが、文科省も同志社を現地調査。学校の責任を問う声も上がる。 ジャーナリストの石戸諭氏は、辺野古沖転覆事故はいまや船長個人の責任追及にとどまらず、抗議船の運航を支えてきた運動体や、それを十分に監視できなかったメディアの責任まで問う局面に入ったとみる。そのうえで、「忖度を断ち切り、移設反対運動から死者を出した社会的責任を厳しく追及しない限り、再発防止には繋がらない」と訴える(以下、石戸氏の寄稿)。 米軍基地の移設工事が進む名護市辺野古沖で同志社国際高校の生徒らを乗せた抗議船2隻が転覆してから2か月、事態は新たな局面を迎えた。転覆した「不屈」の船長・金井創氏は亡くなったが、国交省は金井氏を
米国から上陸した「FIRE」ムーブは、コロナ禍の’20〜’21年に爆発的な熱を帯びた。ビットコインや米国株の急騰で資産が数千万円規模に膨らむ人が続出し、「年間生活費の25倍の資産を作れば、働かずに運用益だけで生活できる」という夢が、急に手の届きそうなものに変わった。 だが、“ボーナスステージ”も束の間。’22年以降、相場の急落、歴史的円安、止まらない物価高というトリプルパンチによって、SNS上では「FIRE卒業」という言葉が広まり始めた。楽になるはずだった者たちが今、静かに脱落しつつあるのだ。 佐々木健一さん(仮名・39歳)も、FIRE生活から一転、地獄を見た一人だ。IT企業でエンジニアとして年収600万円で働きながら、コツコツ貯め続けた1000万円を元手に投資を始め、一時は億り人に迫った。 「’20年、コロナショックを機に本格的に投資を始め、これが大当たり。テスラ株が8倍に急騰して、資産
ファッションYoutuberのまとめです。普段はアパレル会社を経営するかたわら、ユーチューブやSNSなどを通じて、ファッションに関する役立つ情報を発信しています。 今回はジャンル別に厳選した、おじさん世代におすすめの最強パンツ5本を紹介します。ユニクロひとつ取っても商品ラインナップは膨大で、どれを選べばいいのか分からないという方も多いはず。 そこでスラックスならこの一本、ジーンズならこの一本といった形で、ジャンルごとのナンバーワンだけをピックアップしました。どれも30代から50代まで幅広く履ける、履くだけでコーディネートが成立してしまう傑作ばかり。ぜひこの機会にこの記事を参考に今後のお買い物に役立ててみてください。 今回紹介するのは下記の5アイテムです。 ・ユニクロU:タックワイドパンツ 2990円 ・ユニクロ:タックワイドパンツ(レディース) 3990円 ・GU:ドライタックアンクルパン
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第574回をよろしくお願いします。 今年も夏がやってきます。「衣替えせねば」と昨年の夏物を引っ張り出している人も多いことでしょう。 しかしちょっと待った! ファッションには残酷な「流行」が存在します。「流行なんて気にしないで好きなの着ればいいじゃん」と思うかも知れませんが、「あなたの好き」が「みんなの好き」とは限りませんよね? 服を100%自分のためだけに着るというのなら全く問題ないですが、ほとんどの人は「褒められたい」「格好良いと思われたい」という思いが少なからずあるはず。「今の格好良い=トレンド」ですから、これをせめて理解しておかなければ「青春時代に流行った服をいつまでも着ているダサい中年男性」になりかねません。 いくつになってもセカンドバッグを持ち、どの時代でもYシャツ
古今東西、飲食店では利用マナーをめぐるトラブルが絶えない。なかでも近年目立つのが、店側による「出禁通告」だ。SNSではたびたび拡散され、「当然だ」という声と「やりすぎではないか」という批判がぶつかり合う。カスハラ防止条例の整備が進むいま、店側の判断はどこまで許されるのか。そもそも、出禁に至る“決定的な一線”とは何なのか。実際に出禁を宣言した店への取材から、その判断の裏側を追った。 「マジで2度と来なくて結構です」 東京都目黒区内でバー「CASUAL BAR Don’tCry」を経営する神田芳朗さんは’23年2月、店舗のGoogleレビューに書き込まれた口コミに対してこう書き込んだうえで、客側への「出禁」を通告した。 元のレビューは「帰り際にグラスを割ってしまったら、客の心配よりまず第一声に、あ、弁償になるんで、と言われました」と来店時に起こったトラブルを暴露、店側の対応を非難する内容だ。
いま、若者の間で「ZINE(ジン)」という小規模な自費出版プラットフォームがブームである一方、出版社による自費出版ビジネスも活性化している。大手の商業出版社から地方新聞社まで、新たな収益源を求めて、「自費出版」の看板を掲げ、広告や営業に力を入れている。 フリーランスの出版プロデューサーM氏は、参入増加のカラクリをこう明かす。 「通常の商業出版は、出版社が制作費を負担し、本が売れなければ赤字を被る『在庫リスク』との戦いです。しかし自費出版は著者が制作費、印刷費、さらに出版社の利益までを“前払い”してくれる。つまり、本が1冊も売れなくても、出版社には確実に利益が残る。もはや出版業というより、受注型の製造業やサービス業に近いんです」 そのなかで、地方新聞社にとって自費出版は「既存購読者との関係を収益化する高単価商材」だという。 「新聞の発行部数が落ち込む中、長年の購読者は宝の山。信頼関係があるか
就職氷河期世代はこれまでの人生においてさまざまな困難を乗り越えてきたわけだが、40-50代になって改めて向き合う難問が「人間関係」だ。将来不安から必要以上に貯蓄を追い求めてしまう彼らに、同世代のひろゆき氏がシンプルな指針を示す。 お金があれば多くのトラブルや不安は回避できます。病気になっても休めるし、家電が壊れたら買い替えられる。でも、お金があっても幸せは買えません。実際、多くのしんどいトラブルは、お金よりも人間関係だったりします。孤独とか裏切りとか摩擦とか気疲れとか。この手のトラブルはお金では表面上の解決しかできないことが多いです。 しかも中年になると人間関係が固定化されぎみなので若い頃のように気軽に環境を変えるのも困難。だからこそ、人間関係は幸福度に大きく関係すると思うのです。 人は社会的な動物なので「孤独が平気」という特別な人を除いて、人との関わりが必要です。でも、コミュ力があって交
まずはこちら量産型おじさんスタイルです。ネイビーポロ、ベージュチノ、スニーカーなど。動きやすさ最優先ですが、仕事のこともあり、ポロシャツを好んで着るようです。お腹は常にベルトの上に乗っており、清潔感のカケラもありません。 「ファッションに興味ない」というのはもちろん構いません。服なんぞたかが文化の一つに過ぎません、興味なくても十分幸福に生きていけるでしょう。 しかしながら、ここまで怠惰なスタイル・服装だとその中身まで疑われかねないのが実情です。常識ある社会人ならばほんの1mm程度の「他人目線」を持っていただきたいものです。 しかし、ご安心を。改善策は簡単です。 10kg痩せろだとか歩きにくい革靴を履けだとか大層なことは言いません。「色を変える」だけでOKです。ポロシャツもパンツもなんなら同じデザイン素材でOK。ただ色を「ハッキリとした黒白」に変えてみてください。 ネイビーやベージュなど何故
「『タダでいいから、回収のメンバーに入れてくれないか』という営業電話が、ここ最近、頻繁にかかってくるようになったんです」 そう話すのは、関西の遺品整理業者で、業界団体にも深く関わるA氏。今この業界には、外国人が前のめりに参入してきているという。 「ウチの系列会社で倉庫作業員を募集したら、なぜか『無報酬でいいから遺品整理の現場に行きたい』と言ってくる外国人が大勢来た。そこで、これはおかしいとピンときたんですよ。泥棒しようとしてるんちゃうかと」 A氏の勘は当たり、全国の遺品整理の現場では、外国人スタッフが遺品を持ち去る事例が相次いでおり問題化。中国人やベトナム人の事例が挙がることが多いが、関西ではそれに加えて中東系が目立つと話す。 もちろん、遺族の許可なく遺品を持ち出すのは犯罪だ。それでも後を絶たないのは、遺品整理の現場が、いわば“宝の山”になり得るからだ。A氏は「何も出てこない日なんてない」
「サブスクの国」アメリカで、いま逆行現象が起きています。 NetflixやSpotifyが当たり前になって久しいのに、独立系のビデオショップや中古DVD店に若者が通い始め、レコードを買いに行き、書店に人が戻ってきています。「デジタルネイティブ」のはずのGenZが、なぜかDVDのボックスセットを手に取っている。 これは懐古趣味ではない。むしろ、かなり現代的な反応だ——ぼくはそう思っています。 ぼくはシアトルのテック企業でPMとして働いていますが、最初はまったく意味がわかりませんでした。でも少し立ち止まって考えてみると、これはぼくたちが長年見て見ぬふりをしてきた「サブスクという仕組みの本質」を、彼らがついに言語化し始めた瞬間なのかもしれません。 「年間14万円」の衝撃。アメリカ人がサブスクの”総額”に気づいた フォーチュン誌が今年3月に報じた調査結果は、なかなかに衝撃的な数字でした。アメリカの
タモリや島田紳助のものまねでおなじみの芸人として一時代を築きながら、現在も舞台に立ち続けるコージー冨田氏(59歳)。多忙な日々の裏で、長年にわたり糖尿病と向き合ってきたことを’25年にメディアで公表した。病気の影響で現在は視力の大半を失い、腎機能の低下を補うために血液を浄化する人工透析を続けながら、糖尿病をテーマとして講演会も行っているという。 華やかなブレイクの裏で進行していた病を抱えつつも、それでもなお舞台に立ち続ける理由とは何か。仕事と病気とともに歩んできた30年余りを、コージー冨田氏本人の言葉でたどる。 ――今日私はコージーさんから1メートルほど離れた位置に座っているのですが、どのくらい見えているのでしょうか。 コージー冨田(以下、コージー):紺色の服を着ているのがかろうじてわかるくらいで、表情などは一切わからないです。もう少し離れて2~3メートルくらい先になると、動かなければ人間
読解力、計算力、英語力……さまざまな「○○力」の中で、みなさんはどの力が一番重要だと思いますか? 教育の重要性が叫ばれて久しいですが、その主張は発信者の立場によって大きく異なるようです。 数学の先生は数学を、文筆家は国語を、教育投資に造詣が深い教育パパ・教育ママは早期英語の重要性を説いており、仮にこれらをすべて実行したならば、3歳から塾に入っても間に合わないほど。 勉強は人生を豊かにしますが、勉強だけが人生を豊かにするものではないはず。 そもそも「早期○○」のスタートダッシュで確保できる利益はたかが知れており、それだけで人生を一生逃げ切れるほどの役得が得られないように見えます。 それにも関わらず、誰もが早期教育の重要性を叫んで回る狂った受験社会に我々は生きている。 そんな教育に熱心な方々は、僅かな違和感も見逃しません。 先日、ある小学校の先生がSNSで「『1/2と1/3ではどちらが大きいか
アメリカによるイランへの攻撃以来、多くの著名人がSNSで「戦争反対」を訴えています。しかしながら、これが議論を二分する事態に発展しています。“脳内お花畑”だとか“何も分かっていない”と、戦争に反対する人たちが現実を理解していないと批判する意見が相次いでいるのです。 これは主に「保守」的な考えを持つ人たちによるものです。ここでカギ括弧をつけたのは、主にネット上で自らをそう位置づける人々の空気感を指しています。そして、「保守」こそが大人である、という論理から、リベラル的な考えを批判していいと早合点している人たちのことでもあります。 今回の件で「戦争反対」に反対する人たちの声には、こうした「保守」の問題点が凝縮されているように感じるのです。 爆笑問題らが所属する芸能プロダクション「タイタン」の太田光代社長のケースが象徴的です。とことん率直な言葉で意見を表明したにもかかわらず、批判にさらされたから
問題となっているのは、早稲田大学名誉教授で社会学者の有馬哲夫氏によるXでの投稿です。イラン政府が日本の船舶のホルムズ海峡通過を認める用意があると発表したことに触れ、<ほらサナエ。今すぐイランへ飛んで、床に額なすりつけて、これまでの非礼を詫びて、日本のタンカーを通すようお願いしろ>と、高市首相を煽ったところ、ネット上で激しく批判されているのです。 “これが学者の書く事か?”とか“学者の言葉とは思えないほど下品”といったコメントの他に、早稲田大学のブランドや名誉にも関わると懸念する声も見受けられます。 当然、政権に対する批判的な意見をなくしてはいけません。しかしながら、有馬氏の言葉は、冷静な批判を超えて感情が暴走してしまっています。政治思想や党派の違いを理由に、高市首相個人への人格攻撃を目的にした言葉の使い方だからです。 匿名の素人による投稿だったら、ここまで問題にはならなかったでしょう。しか
「応援しているだけ」のつもりだった。だが、名前を覚えられ、DMを交わし、“特別な存在”だと思わされた先に待っていたのは、1250万円超の散財と600万円の借金だった――。配信アプリの投げ銭は、なぜ人をここまで追い詰めるのか。孤独と承認欲求につけ込む“集金システム”の実態を、当事者証言と専門家の分析から追った。 配信アプリを開けば24時間いつでも指先一つで誰かとつながれる。その手軽さは、ときに孤独を抱える人の生活を静かに蝕んでいく――。食品メーカーで正社員として勤務する佐々木雅之さん(仮名・46歳)は3年前、たまたま開いた配信アプリ上で、一人の女性ライバーと出会い、そこから約1年3か月ほどで1250万円ほどを失った。 「最初は同郷という親近感から数百円程度。夜の寂しさを紛らわすにも、飲みに行く友達もいないし、どうせなら頑張ってるコの応援に使おうと、軽い気持ちで投げ銭を始めたんです。ファンが少
セガサミーホールディングスは、今期通期375億円の純利益としていた見通しを、130億円の純損失へと一転させました。セガが純損失となるのは2015年3月期ぶり。堅調に推移していた業績が一変しました。 大赤字を出すことになった主要因が、成長に向けた大型投資の失敗。ゲームという当たり外れの大きいビジネスの難しさを浮き彫りにしました。 セガは今期通期で赤字見通しへと切り替えましたが、売上高は従来の予想よりも3.2%引き上げています。前期比で14.2%もの増収。決して売上が著しく下がっているわけではありません。 ただし、売上が上向かない子会社があります。2023年に買収したフィンランドのゲーム会社ロビオです。ロビオは2009年にリリースしたモバイルゲーム「アングリーバード」で一大旋風を巻き起こした会社。日本ではあまり知られていないものの、このシリーズは2022年までに累計50億ダウンロードという途方
チームみらいとして初めて臨んだ衆院選で、比例381万票を獲得。特に都心部での人気が高く、比例東京ブロックの中央区、港区などを含めた10の区で自民に次ぐ2番目の得票を記録した。これを受けてSNS上では「自民党の選挙不正から目を逸らすためにみらいの票を水増しした」と陰謀論を唱える人も……。 ジャーナリストの石戸諭氏は「躍進の背景を冷静に分析すれば、不正や陰謀では説明できない“支持の理由”が見えてくる」と指摘する(以下、石戸氏の寄稿)。 衆院選を経て、野党の勢力図が激変した。大敗を喫した中道改革連合は小川淳也新体制で再起を図ろうとしているが、参院立憲民主・公明が合流しなければ、所属議員数で野党第2党に転落する。共産党、れいわも大きく議席を減らし、リベラル・左派勢力は今や消滅の危機に瀕している。 対照的に、躍進したのは結党1年足らずの「チームみらい」だった。公示前ゼロ議席から11議席を獲得しただけ
昨年12月に動画共有サービスに投稿された1本の動画が、特撮ファンの間で大きな衝撃となった。 投稿された動画は、『ウルトラセブン』の第12話「遊星より愛をこめて」、初回放送は1967(昭和42)年12月17日。 現在公式には「欠番」扱いとされ、欠番決定後の再放送やソフト収録が一切行われない“幻の作品”〟としてファンの間ではよく知られた存在だ。 この12話は、海賊版ソフトが出回ったり、違法アップロードされたりすることも時折あるが、なぜ今回の投稿が大きな話題を集めたのか(動画は現在は削除済み)。 それは、その12話が、これまで誰もが見たことのない(であろう)クリアすぎる映像だったからである。 前述したこれまでの海賊版などに収録され流通した映像は、当時誰かがテレビ放送されたもの(あるいは海外放送版)をビデオ録画したもの、なかにはそれを複数回ダビングを重ねて出回ったものだと思われる。 そのような事情
各紙の選挙序盤の情勢調査によると、自民党が単独過半数をうかがう勢いで、中道改革連合と維新が議席を減らすと見られている。公明党の堅い組織票は400万票程度とされ、289の小選挙区で割ると約1.4万票。これが自民から中道に流れるが、それでも高支持率を背景に高市・自民が議席数を伸ばしそうだ。 ジャーナリストの石戸諭氏は、情勢調査では自民優勢と出ている一方で、選挙の“現場”では中道に陰りが見え始めている点を指摘する。 (以下、石戸氏の寄稿)。 「いよいよ撤退戦が始まったのかもしれない」 衆院選の公示直前、都内の選挙区を受け持つ創価学会員はこう漏らした。期待の若手として熱心に選挙運動に取り組んできた男性の言葉だけに重みがあった。同時に、その言葉に総選挙のポイントがあると感じた。新党・中道改革連合は、どの程度のインパクトを残せるのか? と。 学会員が選挙運動に熱心なのはよく知られている。1つの選挙区あ
厚木基地周辺の住民約8000人が国に損害賠償を求めた訴訟で、横浜地裁は11月19日、国に総額39億円の支払いを命じた。原告側は今回、飛行差止め請求を断念し賠償請求のみを提起。過去の訴訟では一度も飛行差止めが認められていなかった。 “白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、「厚木基地騒音訴訟(横浜地裁)」について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。 厚木基地騒音訴訟で、’25年11月19日、横浜地裁は国に39億円の支払いを命じた。1976年の第1次訴訟以来、裁判所は国の責任を認め、多額の賠償金の支払いを命じている。だが、騒音の元凶となっている米軍機と自衛隊機の飛行差し止めは認めず、損害賠償のみを命じる判決を繰り返してきたこともあって、今回、原告が提起したのは損害賠償請求のみだった。 なぜ、基地の周辺住民に健康被害をもたらしていることが明らかなのに、裁判所は頑として飛行差し止めを認め
「中道改革連合」には合流せず、新党立ち上げを模索していた原口一博氏のホームページ。まだ所属は「立憲民主党」のままだ 1月23日、衆議院本会議で衆議院が解散された。「連立政権でいいのかどうか信を問う大事な大事な選挙」とする高市首相(自民党総裁)に対し、自民党に次ぐ勢力として立憲民主党と公明党が合流した「中道改革連合」も22日に結党大会を開き、公約を発表。総選挙が公示される27日に向けて、各議員とも一斉に地元選挙区に戻り、本格的な動きを見せている。 そんななか、立憲民主党に所属していた前衆院議員の原口一博氏が、26日配信予定のYouTube番組「NoBorder News」の収録で、政党要件を満たす5人の国会議員が集まったことで、24日にも新党設立会見を開くと明かした。 原口氏を巡っては、立憲民主党と公明党が合流して立ち上げた新党「中道改革連合」への参加を拒否し、SNS上でも同党への批判を繰り
芸能界の注目を一身に集めていた2.5次元俳優は、ある日を境に、激しいバッシングの渦中へと突き落とされた。誹謗中傷、挫折、そして「死」を意識した日々。それでも彼が、再び人前に立つことを選んだ理由とは? 「前山剛久、改め真叶(まなと)です、今日はよろしくお願いします」 ショーケースに並ぶシャンパンが煌びやかな、東京・六本木のメンズラウンジ。舞台を中心に若い女性ファンを集め、端正なルックスと甘い声で人気を博していた“2.5次元の王子様”は、今、メンズラウンジのキャストとして再スタートしている。 彼の名が、好意と期待ではなく、嫌悪と怒りを伴って語られるようになったのは2021年冬のことだった。交際していた女優・神田沙也加さん(享年35)との関係が、悲劇的な結末とともに報じられ、やがて二人の間で交わされたとされる音声が週刊誌に掲載された。 切り取られた言葉は瞬く間に拡散し、SNSを中心に激しいバッシ
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