東京・お台場に3月、“世界最大級”の噴水が登場した。パレットタウンやヴィーナスフォート、イマーシブ・フォート東京など名所の閉鎖が相次ぎ、「衰退した街」というイメージが付きまとうが、実際はどうなのか。ジャーナリストの末並俊司さんがリポートする――。 バブルの夢が残る街「お台場」 お台場、と聞いてまず何を思い浮かべるだろう。埋め立て地、レインボーブリッジ、タワマン、フジテレビ、などのイメージか。遊びに行く街として捉えるなら、どれも今はなくなってしまったが、「パレットタウン」「大江戸温泉物語」「ヴィーナスフォート」などの名があがるかもしれない。 私は、お台場といえばまずフジテレビの本社社屋を思い浮かべる。真ん中に球体を抱えた、はしゃいだデザインのあのビルだ。バブルの時代に「楽しくなければテレビじゃない」といっていたフジテレビのイメージと相まって、それがお台場全体の、私の印象となっている。 もう少