世界の石油消費量を減らし、脱炭素を実現するにはどんな代替燃料が必要か。BBCのチーフ・エコノミクス・コレスポンデントのダーシーニ・デイヴィッドさんは「代替エネルギー源として3つの主要なタイプの水素が開発されているが、エクソンモービルのダレン・ウッズCEOは『広く普及するレベルに達していない』と述べている。それでも、その可能性に賭け、次世代燃料の中心的な担い手になるべく多くの国々が動き出している」という――。 バイオ燃料は貴重な助けだが、解決はしない いま世界では、1日あたり約1億バレルの石油が消費されている。 パリ協定で定められた排出目標を達成するには、2050年までに石油消費量の3分の1に相当する量を削減しなければならない。そのためには、私たちがすっかり慣れ親しんだ消費のライフスタイルを支えている、世界に広がる貿易と物流のネットワークを大胆に改革する必要がある。 1990年代には、安く生