ビタミンや食物繊維が豊富なフルーツとして人気のキウイ。国内消費量は年間約12万トンに達する一方、国産生産量は最盛期の約3分の1まで激減している。この流れに戦いを挑む元県庁職員がいる。農業ライターの鈴木雄人さんは「香川県の職員時代に11種類もの品種を開発した末澤克彦さんは、キウイ業界のレジェンドと呼ばれている。革新的な栽培術とAIアプリで稼げない農業の常識を覆し、時給6000円を実現させた。目標は『キーエンス超え』だ」という――。 食品営業から“キウイ開発の第一人者” 香川県高松市に拠点を置く「Orchard&Technology株式会社」。元香川県の職員だった末澤克彦さんが定年退職後に立ち上げた法人で、果樹栽培や人材育成、スマート農業などの技術コンサルティング会社として国内外の企業への技術支援を行っている。さらに同氏は末澤農園を経営し、キウイフルーツと50種類ものオーガニック柑橘を栽培する