世界的なインフレや歴史的な円安、新NISAの一般化など、ここ数年金融・経済についての関心が高まりつつある。そのようななか、私たちはどのような金融知識を身につければいいのか。小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)や新書『新・臆病者のための株入門』(文春新書)、新刊『プアジャパン インフレ世界を生き抜く資本戦略』(プレジデント社)など、金融市場を題材にした著作を多数発表している橘玲氏と、新刊『為替介入とは何か 200兆円規模「外為特会」が生まれた謎』が発売即重版により2万部を突破した経済学者・服部孝洋氏に訊く。 (服部孝洋『為替介入とは何か 200兆円規模「外為特会」が生まれた謎』集英社新書) すべてが市場化する時代の金融知識 服部:私は今大学の教員をやっていて、どのように若い世代に金融の面白さを伝えるかということを日々考えています。橘さんが書かれた『新・臆病者のための株入門』や『プアジャパ