一瞬ビジュアル系バンドが頭をよぎるものの、主人公の名前に、狂気や錯乱の意味を匂わせる作品だと気付く。札幌の頭部切断殺人事件もちょっとよぎった。宗教というか、信者ビジネスを描く問題作「るなしい」の話だ。 主人公の郷田(ごうだ)るなは一見純朴な女子高生。演じるのは連ドラ初主演の原菜乃華。 るなは鍼灸(しんきゅう)院を営む祖母(根岸季衣)と暮らす。初潮から閉経まで火神(かじん)に身を捧げる宿命で、恋をしてはならないと定められて育った。るなの血を染み込ませた紙ともぐさを使った鍼灸は、体の不調を治すだけでなく、自己実現もかなうという触れ込み。... つづきを読む