維新の要求を丸のみ かろうじて法案が衆院を通過したとしても、その先には参院での審議が控えている。会期延長を行ったところで、年内に法案が成立する見込みはほとんどない。 「来年通常国会での継続審議が落としどころでしょう。その通常国会でも定数削減の審議がいつ始まるのかは皆目見当がつかないと言わざるを得ません。ほとんどの議員は、定数削減なんてやれないだろうとタカをくくっています。茶番劇が演じられている状況です」(前出のデスク) 先の青山氏の話。 「維新の本丸は、来年通常国会での副首都構想関連法案の成立ですからね。定数削減法案が継続審議になっても連立離脱は選ばないでしょう」 高市首相は連立のために維新の要求を丸のみした。ゆえに苦境を招いたといえようが、健康状態も懸念されている。7日の能登視察でも、頬のこけ方がやけに目立っていた。 「高市首相はかねて関節リウマチにかかり、診断が遅れたため片脚は人工関節