参政党の神谷宗幣代表が2025年8月7日、米厚生省がmRNAワクチン開発終了の方針を発表したとの報道を受け、「世界が正常化していきますね」などとXで主張した。 医師でもある立憲民主党の米山隆一衆院議員は、神谷氏の主張に「非科学的『反ワクチン』そのもの」などと厳しく反論している。 「でも責任を取ってない人たちがいますね」 神谷氏は8日、自らのXで、米厚生省傘下の生物医学先端研究開発局(BARDA)がmRNAワクチンの開発を段階的に終了する発表に言及した。 開発終了の背景には、ワクチンに懐疑的な姿勢で知られる米厚生省のケネディ厚生長官による、ワクチンや医薬品政策の全面的な見直しがあるされる。ケネディ氏はその理由について、科学的証拠を示すことなく、これらのワクチンについて、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症に対して予防効果がないことが明らかになった、などと説明しているという。 神谷氏