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「効率的で信頼できるソフトウェアを誰もが作れる言語」を提唱するプログラミング言語 Rust。その優れたパフォーマンスやプログラムとしての信頼性・生産性の高さなどから、近年非常に人気を集めています。そんなRustでは、いったいどのような新機能が登場しているでしょうか。今回はコアコミッターである前田喬之さんに、最近Rustに実装された新しいTraitソルバについて寄稿していただきました。 はじめに 前田喬之といいます。SNSはTaKO8Kiというハンドルネームでやっていて、Rustのコミッターをしています。コンパイラのコントリビューターチームや、エラー周りの機構を実装するワーキンググループに所属しています。 Rustの新しいTraitソルバ RustにはTraitがありますが、Trait解決をするために裏側ではTraitソルバが動いています。この記事では、Traitソルバがどういうものか簡単に
優秀なエンジニアが集まる環境を整えることは、IT企業にとって事業の成功を左右するほどに重要な要素であると言えます。経験豊富なエンジニアリングマネージャーが入社すれば、開発組織の拡大に寄与してくれます。スキルの高いテックリードが入社すれば、より良いアーキテクチャを実現でき、開発の生産性も向上するでしょう。 製造業向けのプラットフォームを提供するキャディ株式会社は、まさにこの“優秀なエンジニアが集まる環境”の構築に成功している企業です。2023年時点でCTO経験者が2名いたのに加えて、2024年1月には元Sansan株式会社 CTOの藤倉成太さん、2024年9月にはTalknote株式会社や株式会社ニューズピックス、Uzabase USA, Inc.など複数企業のCTOを担った杉浦正明さん、2024年10月には元dely株式会社 CTOの井上崇嗣さんが参画しました。 エンジニア採用に苦戦する企
ITエンジニアと一口に言ってもフロントエンド、サーバーサイド、インフラ、QA、マネジメント……など、ポジションやキャリアにはさまざまなルートが。使う技術やツールはもちろんのこと、面白さや考え方も異なります。「なぜ、どういうきっかけでその道に進むことになったのか」「何がやり甲斐なのか」には、人それぞれの答えがあるものです。 いろいろな人から自分なりのキャリアの選び方を伺うことで、テックの世界の知見を共有する企画「みんなの"◯◯エンジニアになった理由"が聞いてみたい!」。 今回はKINTOテクノロジーズ株式会社 あわっちさんがDBREになった理由を、LT形式で発表していただきました。 自己紹介 KINTOテクノロジーズという会社でDBRE(Database Reliability Engineering)をしているあわっち(@_awache)といいます。 2007年、新卒で楽天株式会社にアプリ
Kaigi on Railsは「初学者から上級者までが楽しめるWeb系の技術カンファレンス」です。その名が示すとおりRuby on Railsを話題の中心に据えたカンファレンスでありつつ、フロントエンドや各種プロトコルといったWebに関する知識全般についても扱います。今年は10月25日・26日にオンラインとオフラインのハイブリッド形式にてカンファレンスが開催されます。 いまやRuby on Railsのユーザーにとって定番となったこのカンファレンスですが、その立ち上げは決して順風満帆ではありませんでした。初の開催は2020年。世の中がコロナ禍真っただ中で、かつオンラインカンファレンスのノウハウも現在ほど蓄積されていない時代に、運営メンバーたちは試行錯誤しながらKaigi on Railsを立ち上げたのです。 今回はKaigi on Railsチーフオーガナイザーの大倉雅史さんとオーガナイザ
書籍には、特定領域の専門家たちが習得してきた知識のエッセンスが詰まっています。だからこそ「本を読むこと」は、ITエンジニアがスキルを向上させるうえで効果的な取り組みと言えます。では、著名エンジニアたちはこれまでどのような書籍を読み、そこから何を学んできたのでしょうか。今回は9人の著名なエンジニアのキャリアに影響を与えた“珠玉の書籍”を、ご本人にまつわるエピソードとともに紹介してもらいました。 ※人名の50音順に掲載。回答者は敬称略。 aki.mが紹介『エッセンシャルスクラム: アジャイル開発に関わるすべての人のための完全攻略ガイド』 上手にプロダクト開発をしていく上でアジャイルソフトウェア開発宣言やスクラムガイドの考え方は非常に大切そうだということを感覚的に理解しつつある一方で、ミッションクリティカルかつ大規模なプロダクト開発においては適用が難しいと思っていた際に出逢ったのが本書です。 本
新卒で日立製作所に入社し、鉄道ITシステムの研究開発に従事。その後AIスタートアップのアラヤにて開発案件に従事・CTOに就任。2021年4月にatama plusへ入社し、アルゴリズム開発エンジニアとしてAI教材atama+のレコメンドエンジンの開発を担当。2024年5月にチューリングに参画し、E2Eチームでソフトウェアエンジニアとして活躍中。 自動運転MLモデルの全体像とソフトウェア開発の役割 TuringがStable Diffusionを用いてデザインした完全自動運転車のデザインイメージ 画像提供:Turing株式会社 ― 大規模システム開発やAI開発、役職としてはCTOもご経験された安本さんが、Turingにご入社を決めた理由を教えてください。 最大の理由は、自動運転というドメインの魅力です。僕は元々ペーパードライバーで、自動運転の時代を待っていたんですよね。世の中的にはAIの発展
仕事とは違い、作りたいものを好きなように作れるのが個人開発の魅力のひとつ。どこまで時間をかけるのかも、細部に凝るかも、すべては自分次第です。ただその一方で、完成までモチベーションを保つことに苦労される方も少なくないのではないでしょうか。 個人開発者のmitomasanさん(@mitomasan)は、趣味の一環としてテキストエディタ「炊紙(かしきし)」を開発しています。その開発期間は、なんと10年以上。「三次元空間で文字を編集する」というコンセプトを追求し続けているのです。 「炊紙」とはどんなテキストエディタなのか。そしてmitomasanさんが個人開発を続けるモチベーションは。mitomasanさんに話を伺うと、個人開発を楽しむヒントが見えてきました。 文章を三次元空間に浮かべて編集するテキストエディタ ――まずはmitomasanさんが開発されている「炊紙」について教えてください。画面を
はじめまして、株式会社estieで執行役員 VP of Products 兼 マーケットリサーチ事業本部 事業責任者を務めている久保(@takuya__kubo)です。今回、ご縁があって「もしも今プロダクトマネージャー(以降PMの表記もとります)として学びなおすとしたら」というテーマで記事を寄稿させていただくことになりました。 日ごろからさまざまなPMの方とお話しさせていただくことが多いのですが、皆さんとお話ししていると現在(日本で)活躍している方のほとんどが「気が付いたらPMになっていた」と口を揃えて仰られています。かく言う私自身も意図してなろうとしたわけではなく必要に駆られてなった一人であり、同じ穴のムジナです。 これはPMという役割や性質に依存している要素が多分に含まれていると思うのですが、ある種の生存者バイアス的な要素があり、このままではなかなか仕組み化が進まず、体系的にPMが育た
自己紹介 初めまして。北澤 亮太 ( @Anteccq ) といいます。Sansan 株式会社でエンジニアとして日々業務に携わっています。 C# を学生の頃からずっと書いています。10年位前に WinForms で初めて GUI アプリを作ったときの楽しさを忘れられず、そこからずっと C# を続けています。 学生の時は WinForms をちょこっとやり、そのあと長い間 WPF アプリをずっと書いていました。UWP 触ったり WinUI3 を触ったりしながらふらふらしていたら、今の会社に新卒で拾っていただき、業務でサーバーサイド C# 開発に携わらせてもらえるようになりました。一般的な API からサーバーレス、フロントエンドなどさまざまなものまで、すべて C# 漬けでいろいろ書けています。 今日はそんな大好きな C# について、好きなところを好きなように、思いつくままに書きたいと思います
特定のリポジトリに対して機能追加・変更やバグ修正などを行う場合、エンジニアはPull Requestを発行します。プログラミングを続ける過程で数えきれないほど発行されるPull Requestは「エンジニアが歩んできた道のりそのもの」と言っても過言ではありません。 ならば、オープンソースコミュニティで活躍する方々が「特に印象に残っているPull Request」には、その人のOSS活動への思いや日々の研鑽が結実しているのではないでしょうか。今回は8名の著名エンジニアの方々に回答していただきました。 ※人名の50音順に掲載。回答者は敬称略。 伊藤浩一が紹介『Change the max line length of Layout/LineLength to 120』 github.com OSSでの確実なマージを狙うには、時に戦略を練ってから送ります。 その一例として、Rubyのリンター/コ
短期間で仲間と共にプロダクトを創り上げるハッカソン。IT業界ではすっかり定着しましたが、実際に参加したことがあるエンジニアとなると、それほど多くないかもしれません。技術力が足りないかも、アイデアを出すのが大変そう、初対面の人とチームを組むのが怖い、といろいろ理由は考えられますが、そんなハッカソンに年間20回も参加することで新しい技術を研鑽し続けたエンジニアがいます。 小川博教さんは現在、医療現場のオペレーションの刷新をミッションに掲げる株式会社OPERe(オペリ)のCTOとしてプロダクト開発を指揮しています。それ以前はロボットベンチャーのGROOVE Xや日本精工のロボットエンジニアとして、ハードウェアおよびソフトウェアの両面で開発を手がけてきました。 仕事でロボット開発を手がける一方、小川さんは趣味としてのモノづくりにも取り組み、メイカーフェアに出展したり、ハッカソンに参加したりしてきま
Findyでは2024年7月に「エンジニアの転職と働き方に関する意識調査」を実施し、Findy登録のエンジニア681名の回答結果をまとめています。 アンケート内で「直近知って興味を持った企業」「働いてみたい企業」について調査しており、本記事ではランクインした企業をそれぞれピックしてご紹介します。 なお調査レポートでは、「注目企業」以外にもエンジニアの平均年収や利用技術等についてもご紹介しています。 ご興味のある方は下記のボタンから調査レポート全体をご覧いただけますと幸いです。(※閲覧にはFindyへのご登録/ログインが必要です) レポートの詳細はこちら 直近1年で知って興味を持った企業 「直近1年間で知って興味を持った会社」として、多くの回答を集めた企業は下記です! 興味を持ったきっかけは、「転職活動・スカウト」「勉強会・カンファレンスなどのイベント」「記事やSNSでの発信」が多い 「興味
株式会社estieでSRE/Platfrom Engineeringをしている徳原です。 テック転生ということで、今イチからインフラを学び直すならということで記事を書かせていただきます。 自分が社会人になった頃はまだオンプレミスが主流だった時代です。仮想環境は開発環境としては使えそうだけど本番環境では使えないねというのが世間一般の捉え方だったと記憶してます。社会人最初の数年はデータセンターにいって検証環境を作ったり、大量にあるネットワーク機器に接続するためのteratermのマクロ組んだりと、大量の物理機器を如何に効率よく運用するかみたいなことをやったので、学習環境としても機器を触るようにしていました。秋葉原で中古のネットワーク機器と安いサーバを購入して自宅ラック勢とまではいかないまでも、そこそこの台数で検証環境を組んで遊んでいました。ただ、LoadBalancerやFirewallといっ
大学在学中より関わりのあったソフトウェア開発企業にて、光学機器や生命情報科学系の統計解析、機械学習プロジェクトにおいて設計から開発まで幅広く携わる。Datachainには、創業から間もない2018年に入社。リードエンジニアとして、R&D領域も含め、ブロックチェーンを活用したプロダクトデザイン、設計、実装を手掛ける。 ブロックチェーンは既存技術の積み重ね 2024年現在、ブロックチェーン技術に馴染みのあるエンジニアは多くありません。これまでのWebアプリケーションの概念とは一線を画す非中央集権型のモデルに、畑の違いを感じるかもしれません。しかし佐藤さん、松宮さんに聞けば、「既存技術の積み重ねでできているから、知っている事も多々ある」と口を揃えました。 ブロックチェーン技術について語る佐藤さん 「ブロックチェーン技術は、ぽっと出の新しい技術と思いがちなのですが、実は多くの部分は基礎的な情報技術
娯楽にも自己研鑽にも役立つ読書。次々に新しい言語や仕様を覚えなければならないエンジニアにとって、本から知識やノウハウを身につけることは必要不可欠と言ってもよいのでは。 しかし、読書が重要視されるわりには“読書のやり方”を教わる機会が少ないのもまた事実です。いざ本を買ってみても、「どう読み進めたらいいの?」「もっといい読み方があるのでは」と悩むこともしばしば。 エンジニアとして金融関連のプロダクト開発に従事した後、現在はアジャイルコーチとして働いているaki.mさんはそんな読書の難しさと向き合って数多くの読書方法を試み、スクラムの初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業が集まる「Scrum Fest Osaka 2022」で発表しています。 speakerdeck.com 約150種類の読書方法を実践し、そのうちの50種類を記載したスライド(2022年発表)はなんと200枚超の大ボリ
めまぐるしく変化するテックの世界。技術を身に着けるうえで学ぶべきポイントや学習環境なども年々変わっています。 そこで「もしもいまの環境で、テックのことをイチから学び直すことになったら、自分はどんな風に勉強したいか」というIFストーリーを通じて、技術との向き合い方を考え直してみる企画「テック転生」。 今回は『Rust実践プログラミング入門』共著者の松本健太郎(@matsu7874)さんに“自分だったらこう進めたい、Rustの学習ロードマップ”をご寄稿いただきました。 無理なく2ヶ月でWeb開発をRustで始めるロードマップ 株式会社estieでソフトウェアエンジニアをしているmatsu7874です。2024年8月の今、イチからRustを学び直すロードマップ(あるいはリソースガイド)を考えてみました。仕事の合間にやっていくとして数週間、長くとも2ヶ月くらいでRustで開発している会社に入っても
人が働くうえで、誰もが一度は直面するであろうキャリアの分岐点。そのとき経験したこと、選択したことは、現在の立ち位置を決定づける重要な要素となっているはずです。 株式会社ビットキーで技術広報やスクラムマスター、エンジニアリングマネージャー(EM)を務めるパウリ(@pauli_agile)さん。彼は数多くの技術コミュニティの運営にも携わりながら、エンジニアや開発組織のマネジメントに全力で向き合っています。 キャリア初期の人間関係のつまずき、アジャイル手法との出会い、そして人とのコミュニケーションの重要性への気づき。これらの経験を経て、パウリさんはエンジニアマネジメントの道を選択したといいます。 彼の経験は、多くのエンジニアが直面する分岐点や、その結果広がるキャリアの可能性を示唆しているのではないでしょうか。そこでFindy Engineer Lab編集部では、パウリさんのキャリアを形づくった重
ヤフーやクックパッドといった大手Webサイトでサービス開発や新規事業にも携わった井原正博さんは、自ら起こしたベンチャー企業の代表を10年近く務めてきました。2024年5月、井原さんはその会社を人に譲り、東京都のDX化を技術面から推進する一般財団法人GovTech(ガブテック)東京の業務執行理事兼CIOに就任しました。 就任から3カ月、民間企業で数々の開発現場をまとめてきた経験から、行政の技術改革に取り組みはじめています。都のデジタル化の現状が見えた今、井原さんが考えるGovTech東京の開発体制と強い組織作り、民間企業との違い、行政サービスに関わるエンジニアのキャリアについてお話を伺いました。 被災体験で公的な情報共有サービスの重要性を実感 都民1,400万人に向けてDXを推進する技術組織 日本の公共デジタルサービス開発をリードしたい 失敗から学んで成長できる組織こそが理想 あらゆるエンジ
今年の7月に東証グロース市場での上場を果たしたスキマバイトのタイミー。今年の2月にVPoEに就任したのが赤澤剛さんです。関西出身でお笑い好きな赤澤さんは、お笑い芸人・ハリウッドザコシショウのギャグ「ええやん」を口癖として、職場でも多用しています。さまざまな場面で活用できる「ええやん」に込めた思い(!)、そしてその背景にある仕事観についてお伺いしてみました。 もともとお笑いが好きで、深夜番組を録画してまで観ていた ――赤澤さんは、もともとお笑いが好きだったんでしょうか? 赤澤:兵庫出身で、幼少期からお笑い好きでした。小中校生の頃は、深夜のネタ番組をビデオテープに録画し、友だちと貸し借りしてよく観ていました。年末の『オールザッツ漫才』も好きでしたね。5時間の長い番組で、観客の後ろに出演されているお笑い芸人の皆さんがいるため、玄人の笑い声が入るわけです。今面白い最新の笑いを教えてもらっている、と
石の上に3年しか座れない 幼い頃から、ひとつのことを突き詰められない性格がコンプレックスだった。 小学1年生のとき、初めて習い事を始めた。それはテレビで見た試合に魅入られた剣道だった。警察署で指導してもらいながらの剣道は3年続いた。だが小学3年生か4年生だったか、僕は突然ピアノに興味を持った。ピアノに興味を持ったのはなぜだろう? たぶん友達が始めようとしていたからだ。剣道も途中まで続けていた記憶があるが、最後の方は興味を失っていたように思う。そして小学5年と6年頃になると、ピアノよりも水泳に力を入れるようになっていた。水泳は単に、もっと上手くなりたいと思っただけだ。 始める理由はいつも直感的で、やめる理由はたいてい興味関心の目移りだった。 3年という歳月は僕を簡単に目移りさせる。その年数が経つと夢から覚めたように、熱も冷めた。 中学時代、卓球で地区大会優勝に至るまで毎日練習した。当時、練習
プロジェクト内にあるRubyのコードが、コーディング規約を遵守しているかをチェックしてくれるRuboCop。Rubyでの開発においては広く使われている静的コード解析ツールであり、大部分のRubyエンジニアはRuboCopを利用したことがあるのではないでしょうか。 このツールのGitHubリポジトリを見ると、ある日本人のコミット数が最多であることがわかります。その方とは、伊藤浩一さん。Ruby関連のシステム開発に長年携わり、RuboCopのみならずActive Record Oracle enhanced adapterやParser、Fakerなど各種の有名ツールのコミッターを務めています。OSS関連の活動について、伊藤さんに振り返っていただきました。 永和システムマネジメントに転職し、初めて業務でRubyを書いた ――伊藤さんがRubyやRuby on Railsに触れた経緯からお聞きし
めまぐるしく変化するテックの世界。技術を身に着けるうえで学ぶべきポイントや学習環境なども年々変わっています。 そこで「もしもいまの環境で、テックのことをイチから学び直すことになったら、自分はどんな風に勉強したいか」というIFストーリーを通じて、技術との向き合い方を考え直してみる企画「テック転生」。 今回お話を伺ったのは、Ruby・Rails関連の技術書を数多く上梓し、学習環境の充実化やエンジニア育成に尽力されてきた五十嵐邦明さん(@igaiga555)。“自分だったらこう進めたい、Ruby・Ruby on Railsの学習ロードマップ”を伺いました。 初心者に向けて執筆した『ゼロからわかる Ruby超入門』が最適 ――五十嵐さんがいま、イチからRuby・Railsを学び直すとしたら、何から始めますか? もしも私がこれから学び直すとしたら、自分が執筆した『ゼロからわかる Ruby超入門』を使
めまぐるしく変化するテックの世界。技術を身に着けるうえで学ぶべきポイントや学習環境なども年々変わっています。 そこで「もしもいまの環境で、テックのことをイチから学び直すことになったら、自分はどんな風に勉強したいか」というIFストーリーを通じて、技術との向き合い方を考え直してみる企画「テック転生」。 今回は、FinTech企業のSREを務めるYutaさん(@Y0u281)に“自分だったらこう進めたい、インフラ技術の学習ロードマップ”を伺いました。 パブリッククラウドが当たり前になった今、インフラ技術を学ぶスタート地点は? サーバー構築の次は、ネットワークと資格の勉強を Linuxとネットワークを学んだらいよいよAWSの学習へ 自分が学んだ時より学習コンテンツが豊富 コミュニティを活用すると情報が増えてモチベーションも高まる パブリッククラウドが当たり前になった今、インフラ技術を学ぶスタート地
はじめに はじめまして、IPUSIRON(@ipusiron)と申します。現在はIT技術書の執筆を本業としつつ、FIRE生活を過ごしています。 最初の本が出たのが2001年です。途中で学生や会社員だった時期もありますが、20年以上執筆し続けていることになります。その間、30冊を超える本を執筆してきました。 このたび、「IT技術書を執筆して、FIREをどう実現したのか」というテーマのコラムを寄稿する機会をいただきました。これまでのキャリアを振り返りつつ、次に示す内容を紹介します。 IT技術書の執筆活動を続けてきた中で、印象深い出来事 IT技術書を執筆するということ IT技術書を執筆して、FIREを実現した理由や経緯 自らのキャリアを振り返って、他のエンジニアの方々に伝えたいこと Xでは、読書や執筆に関することを日々発信していますので、気軽にフォローしてください。 はじめに IT技術書の執筆活
高校を卒業した後、コールセンターでの派遣業務や非正規の事務職といった経歴から、33歳でまったく異なるソフトウェア開発の世界に飛び込んだ塩井美咲(@coe401_)さん。短期間でプログラミングのスキルを学び職業プログラマーへの転身を果たしただけではなく、プログラミング言語Ruby自体の開発をテーマとする国際カンファレンスRubyKaigiでも4年続けて発表するほどになっています。 キャリアチェンジの経緯やプログラマーとしての歩みについて塩井さんに伺うと、むしろ技術コミュニティとの出会いと積極的な参加があったからこそ、エンジニアとして多くの成長があったことが分かります。その熱意のベースには、何のためにソフトウェア開発者を志すかという思いがありました。 ▲ 松本市で開催されたRubyKaigi 2023に登壇する塩井美咲さん ソケットライブラリの改善にRubyの開発助成で取り組む 世の中をよくす
「立場が人を育てる」という言葉があります。責任のある役割に就くことで、その立場にふさわしいスキルや知識、人間性が身に付くという意味です。人は重要な役割を任されると、事業やプロジェクトを成功させるために思考・行動し、問題解決能力やリーダーシップが養われます。チャレンジングな環境に身を置くことでひたむきに努力し、成長するのです。 さまざまな役割があるなかでも、開発組織をけん引するCTOのポジションは、業務の難易度の高さや責任の重さなどから、その成長の度合いも著しいものがあります。前編・後編の2回に分けてCTO経験者である株式会社LayerXの新多真琴さんと篠塚史弥さん、星北斗さんにインタビューする企画の後編では、組織作りへの思いや今後の目標などを聞きました。 組織のみんなに、いかにしてミッション・ビジョンを伝えるか ――組織作りもCTOの重要な役割ですが、それに関連した学びはありますか? 新多
「立場が人を育てる」という言葉があります。責任のある役割に就くことで、その立場にふさわしいスキルや知識、人間性が身に付くという意味です。人は重要な役割を任されると、事業やプロジェクトを成功させるために思考・行動し、問題解決能力やリーダーシップが養われます。チャレンジングな環境に身を置くことでひたむきに努力し、成長するのです。 さまざまな役割があるなかでも、開発組織をけん引するCTOのポジションは、業務の難易度の高さや責任の重さなどから、その成長の度合いも著しいものがあります。今回は前職でCTOを経験した、株式会社LayerXの新多真琴さんと篠塚史弥さん、星北斗さんに前編・後編に分けてインタビュー。前編ではCTOを担って得られた学びについて聞きました。 CTO経験者が数多く所属するLayerX ――今回インタビューに参加してくださったみなさんは前職でCTOを担われていますが、LayerXには
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おはこんばんにちは。ウホーイ(@the_uhooi)です。 本記事では、完璧で究極のエディターである「Neovim」でiOSアプリ開発に挑戦していることを紹介します。 iOSアプリは「Xcode」というIDEを使って開発するのが一般的です。Xcodeを使わずにNeovimでどこまでできるのか、ぜひ最後まで読んでみてください。 余談 最初は真面目に草案を執筆していたのですが、Findyの担当者に見せたら「暴走のウホーレンくらいふざけていいです」と言われたので、思う存分ふざけることにしました。 念のためエビデンスを添付します。 ▲担当者から送られてきたDM 「暴走のウホーレン」とは、私が「iOSDC Japan 2024」というカンファレンスで登壇するトークのタイトルです。 day2 8/24(土) 17:00 Track Aで5分間話すので、ぜひみなさん聴きに来てください。 チケットの購入も
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