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国土交通省の航空情報センター(AISセンター)によると、2023年7月28日(金)に埼玉県上空でフランス航空宇宙軍と航空自衛隊が共同飛行を行う模様です。同日、10時45分から11時30分の間、入間基地を拠点として所沢航空発祥記念館に隣接する所沢航空記念公園上空を飛行します。 参加する機体は、フランス航空宇宙軍がラファール戦闘機2機・A400M輸送機1機。航空自衛隊はF-15Jイーグル戦闘機2機・F-2戦闘機2機・C-2輸送機1機。公園上空1,500フィート(約450m)を、各機が1分間隔で飛行するとしています。 フランス航空宇宙軍の航空機は、航空自衛隊との共同訓練のために、7月26日に新田原基地へ飛来が予定されています。 【ラファール来日の詳細記事:仏ラファール戦闘機「日本」に来ます!A330MRTT・A400Mも新田原へ、7月26日から】 【4月の飛来予告から公表までの詳細記事:仏空
アメリカ特殊作戦司令部(SOCOM)は、太平洋地域での潜在的な脅威に備えて、2021年から空軍特殊作戦軍司令部(AFSOC)と水陸両用機の開発計画を進めています。これは、AFSOCが運用するC-130Jハーキュリーズをベースとした、MC-130J特殊作戦輸送機を水上でも離発着できるように改造する計画。MC-130Jの輸送力を維持しつつ、取り外し可能なフロートを開発しています。地球の約71%を占める海上で着水できる能力を持つことは、軍に大きな柔軟性をもたらすこととなるため、SOCOMはこの開発計画を推し進めています。
東京・立川市の立飛ホールディングスで、2022年10月27日(木)から30日(日)まで、一式双発高等練習機が一般公開されます。見学時間は10時から16時で、受付は15時45分に終了します。立飛によると、今回が「最後の一般公開」の予定です。 一式双発高等練習機は、当時の日本陸軍の指示で、立飛ホールディングスの前身の立川飛行機が開発、1,342機が生産されました。公開される機体は、1942年に製造、1943年9月27日に能代飛行場から八戸飛行場へ向かう途中、十和田湖に水没。2010年7月の湖底地形調査で偶然見つかり、引き上げ後は青森県の三沢航空科学館で展示され、2020年11月に立飛へ譲渡されました。運用時の塗色、日の丸の赤色塗装、所属部隊を示すマーク、注意書きなどを今に残す貴重な機体で、重要航空遺産に認定されています。 なお、一式双発高等練習機の公開にあわせ、終戦後の国産飛行機第1号のR-5
ドイツ空軍は2022年8月から、インド太平洋地域への展開「ラピッド・パシフィック2022」を実施する予定です。ユーロファイター・タイフーン戦闘機6機、 A400M輸送機4機、A330多用途空中給油機(MRTT)3機、約250名が参加し、ドイツからオーストラリアまで展開します。オーストラリアだけでなく、日本、韓国、シンガポールへの訪問も予定されています。ドイツ空軍は、展開前にタイフーン戦闘機へ特別塗装を施し、右主翼には日本の「日の丸」が描かれています。 「ラピッド・パシフィック2022」で、タイフーン戦闘機は空対空や空対地の演習「ピッチ・ブラック」を実施します。さらに、多国間共同訓練「カカドゥ」にも参加し、上空から船舶を護衛する訓練を実施します。これらの演習後、ドイツ海軍の船舶とともに、タイフーン戦闘機やA400M、A330MRTTの来日が予定されています。 ドイツは2021年に海軍をインド
イギリス国防省(MOD)のベン・ウォレス大臣が2022年7月18日(月)、開発中の次期戦闘機「テンペスト」について、今後5年以内に初飛行すると発表しました。イギリスで開催中の「ファンボロー国際航空ショー」では、将来戦闘機「テンペスト」のコクピット周りの胴体が公開されたほか、戦闘機の生存率向上に寄与するレーダー等を開発するイギリス空軍(RAF)、イギリス防衛産業のチーム「ペロニア」も発表され、開発が加速しています。「テンペスト」計画には、日本もイタリア、スウェーデンと共に協力する方針です。 「テンペスト」計画は、BAEシステムズが主導し、国防省(MOD)やレオナルドUK、ロールスロイス、MBDA UKなど多くのイギリス企業の協力を得て、開発が進められています。5年以内に飛行するのは試験用の機体で、就役は2035年の予定です。 さらに、MOD、レオナルドUK、タレスUKなどは、無線周波数(RF
ボーイング、A-10サンダーボルトIIの新たな主翼 再び納入開始 更新日:2022/05/30 18:46 配信日: 2022/05/28 20:45 製造・整備・メンテ ボーイングは、アメリカ空軍にA-10サンダーボルトIIの新たな改良型主翼セットの納入を開始したと発表しました。ボーイングは2011年から2019年にかけて進められた173機分の改良型主翼の製造を完納。2019年8月には、アメリカ空軍が新たなA-10改良型主翼の交換プログラムを開始し、その製造契約をボーイングが再び受注していました。 アメリカ空軍は、新たなA-10改良型主翼への交換プログラムで、計112機分の発注を予定しています。ボーイングとは50機分を契約済みです。ボーイングが納入する改良型主翼セットは、外翼アセンブリ、中央翼アセンブリ、制御、胴体統合キットで構成されています。 納入された主翼セットは、5月初めからヒル空
航空自衛隊は2022年度のブルーインパルスのスケジュールを発表しました。4月10日(日)に新潟・上越市での「第97回高田城址公園観桜会」を皮切りに、全国14箇所での展示飛行を予定しています。新型コロナウイルスの影響で、航空祭での展示飛行は2020年から実施されていませんが、2022年度の予定では6月の「防府航空祭」を皮切りに、5つの航空祭、1つのエアショーでの展示飛行が予定されています。 発表されたスケジュールでは、ブルーインパルスの本拠地の宮城・松島では8月27日(土)に地元の「東松島夏まつり」と、8月28日(日)に「松島基地航空祭(仮称)」の予定を公表しており、夏の青空の広がる時期に展示飛行を満喫できる日程となっています。 航空祭・エアショーの参加は、松島を含め、6月の「防府航空祭」、7月の「札幌エアショー2022」、8月の「松島基地航空祭(仮称)」、9月の「小松基地航空祭(仮称)」、
UPS向け最後のボーイング747、製造終了 塗装作業へ 更新日:2022/03/10 12:42 配信日: 2022/03/07 16:55 機材計画 貨物 ボーイング747-8型でUPS向けに製造された最後の機体記号(レジ)「N633UP」が2022年3月4日(金)に初飛行、翌日にポートランドへ塗装のため、フェリーされました。ボーイングは、747を2022年に生産終了すると発表しており、製造が残るのは4機です。製造番号(msn)とラインナンバー(ln)は「65774/1570」で、747として1570機目の製造でした。航空貨物事業を手がけるUPSに納入される予定です。 UPSは2016年10月に747-8Fを契約しました。この際、確定発注14機、オプション権14機で、今回製造された機体は28機目です。全てのオプション権が行使され、UPSの747-8Fは計28機になります。 747は196
エアバスの大型輸送機「ベルーガ」が近く、日本へ飛来するかもしれません。日本への飛来が実現すれば、1999年以来、約22年ぶり2度目となります。エアバスの「ベルーガ」は通常、ヨーロッパ域内に点在するエアバスの工場間を結び、旅客機の部品を輸送する用途に飛行しています。今回は、日本にヘリコプターを輸送する珍しい目的がSNS上で噂されています。 日本へ向かうと見られる「ベルーガ」は、トゥールーズからマルセイユに向かいました。マルセイユにはエアバス・ヘリコプターズの工場が所在します。さらに、ワルシャワまで飛行し、ロシアのノヴォシビルスクへ向かう予定です。ワルシャワ、ノヴォシビルスクとも通常、ベルーガが飛行する地点ではありません。 エアバスによる日本へのヘリコプター輸送は通常、「ベルーガ」ではなく、アントノフを使用し、関西、神戸に飛来しています。「ベルーガ」がヘリコプター輸送の目的で日本へ飛来すれは、
アメリカ航空機動軍団(AMC)は2021年12月7日(火)、KC-46Aペガサスによる燃料補給に対応する機種を追加承認しました。追加された機種は、AC-130Jゴーストライダー、HC-130JコンバットキングII、MC-130JコマンドーII、C-5Mスーパーギャラクシー、E-3Gセントリーの5機種です。空中給油要件を満たす暫定的な能力獲得(ICR)宣言は、これが4度目で、今回のICRにより、アメリカ輸送軍(USTRANSCOM)の70%の航空機への給油が可能になりました。 KC-46Aはアメリカ空軍への導入にあたり、給油での問題・課題があり、運用面で制約がある状態で、初期作戦能力(FOC)は宣言されていません。現在は改良に合わせ、ICR宣言により対応任務を拡大しています。ICR宣言は、(1)7月にセンターライン・ドローグ・システム(CDS)、(2)8月にB-52ストラトフォートレスとC-
© U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 1st Class Peter D. Blair マレーシア航空MH370便が行方不明になった件で、丸7年越しに機体が墜落した場所が特定された模様です。独自にMH370便の航路を調査し、その情報を開設されたサイトでも公開しているリチャード・ゴッドフリーさんがオーストラリアのメディアに語っています。 墜落機の場所は、オーストラリア・パースから西に1,930キロメートル(km)の深海で、その場所は海底4,000メートルと公表しています。この場所特定にはボーイングからのデータをはじめ、航路のさまざまなデータを駆使し、微弱な電波を解析し、さらに海洋情報も含め、特定されました。捜索が実施されていた際に活用されていたインマルサットのデータとも合致する航路から割り出された地点です。 MH370便の捜索活
ロッキード・マーティンは2021年9月17日(金)、アメリカ空軍の空中給油機プログラム「KC-Y」にA330 MRTT をベースとした空中空輸機「LMXT」を提案すると発表しました。アメリカ空軍はKC-135ストラトタンカー、KC-10エクステンダーなどの空中給油機を更新するプログラムを展開。その第1弾「KC-X」ではボーイング767型をベースにしたKC-46Aが採用されています。「KC-Y」は第2弾で、第1・2弾をさらに発展させた「KC-Z」の計画もあります。ロッキード・マーティンは、A330 MRTTが世界各国に導入された実績や能力を踏まえ、KC-Yとして採用された場合は機体の製造からMRTT機能の付加まで全てアメリカで実施する計画として提案します。 「LMXT」は、アメリカ空軍向けの独自仕様に加え、機能搭載に成功しているフライングブーム式の空中給油の全自動空対空燃料補給(A3R)シス
国土交通省航空局は、2022(令和4)年度予算の概算要求で、2015年から進めている国内の航空路再編事業に288億円を投じる計画です。2021(令和3)年度と同額の要求です。2022年度は、再編事業でも大きな変更となる空域の上下分離を開始します。 上下分離とは、巡航中の「高高度空域」と、上昇降下する「低高度空域」の2つに分け、管制の処理機数増加や処理効率の向上を実現します。巡航・上昇・降下と空港周辺の処理が混在し、管制処理が複雑化しており、日本の上空を通過する国際線の増加も見込まれていました。このため、長期的に保安・通信施設を含めた抜本的な再編が進められていました。 これまでは札幌・東京・福岡・神戸の4管制部が、それぞれ担当の空域を空港周辺から上空の高高度まで全て管理していました。2022年度は、神戸管制部が「西日本低高度空域」、福岡管制部が「西日本高高度空域」を担当し、西日本の空域を上下
愛知県は2021年7月29日(木)、「中部国際空港将来構想推進調整会議」を開催します。この調整会議は、地域の関係者が中部国際空港(セントレア)に関する情報を共有し、滑走路2本が実現した際の具体的な構想を2021年度内にまとめます。 セントレアの2本目滑走路設置に向けては、用地確保にめどがたちました。これは、名古屋港の港湾施設を機能強化・機能維持のために発生する浚渫土砂を処分する目的で、中部国際空港沖公有水面埋立事業として動き出しており、2021年度中に護岸工事が始まる予定です。 設置される調整会議では、地域関係者が情報を共有し、2本の滑走路が実現した際、その機能や役割、構想など、具体的な議論を部会を設けてまとめていきます。2本目の滑走路設置では、東海3県1市の行政・経済団体で構成する中部国際空港二本目滑走路建設促進期成同盟会があります。こちらは、政府や自由民主党、国土交通省への要望活動を実
日本航空(JAL)は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、国際線ビジネスクラス「JAL SKY SUITE Ⅲ」を搭載したままのボーイング777-200ER型機を国内線に投入しています。この機材は、国内線で普通席にプラス1,000円で乗れる「クラスJ」料金で、国際線ビジネスクラス座席を体験できます。東アジアなどの短距離国際線でも通常往復10万円以上するビジネスクラスを国内線で体験できるのは期間限定です。 「JAL SKY SUITE Ⅲ」は、ビジネスクラスらしい個室のようなプライベート空間を提供。足元まで十分なスペースを確保したフルフラットシートで、「国内線で仰向けになって寝る」ことが可能です。ヘリンボーン配列で全席から通路へアクセスできるほか、機内Wi-Fi、大型モニターで機内エンターテインメントシステムも楽しめます。 「クラス J」扱いで乗れる国際線ビジネスクラス投入路線は、以下の5
全日空(ANA)の「機内搭載カート」が2021年5月14日(金)、再販されます。機内でドリンクサービスなどに使用されているカートで、3月の販売時にはSNSなどでも話題になった商品です。今回発売されるのは中古ではなく、シンプルにANAのロゴが入った未使用品です。ANA公式ECサイト「ANA STORE/ANA ショッピング A-style」で購入できますが、販売時間は公表されていません。 カートの内側には、引き出しのような箱(ドロワー)付きで、小物を収納することができます。ストッパーもついているので、部屋のインテリアとしても使用できます。何を入れても楽しめそうですが、A-styleで購入できるオリジナルドリンク「『香るかぼす』はちみつ入り」のパックと、お湯を注ぐだけで機内気分を味わえる「ANAオリジナルビーフコンソメスープ」など機内で提供されている商品を収納すると、飛行機に搭乗した気分を自宅
エアバスが「航空史にその出来事を刻みました」と記したように、A380は民間機としてその大きさを活かし、機内のスペース活用でさまざまなアイディアが出た機体でもあります。2階の機体前方部分は階段が設けられ、左右のスペースをうまく活用するため、ラウンジ、シャワーブースなどさまざまなアイディアにつながったとみられます。エミレーツはファーストクラスにシャワーブースを設置、エティハド航空はプライベートジェットのような空間とバトラーサービスを導入した「ザ・レジデンス」を展開。また、大韓航空は機体の1階後部に免税店を設けるなど、各社が工夫を凝らした機体でもありました。
羽田空港に2021年4月10日(土)、「木下グループ新型コロナPCR検査センター」がオープンします。場所は第1・第2ターミナルに各1カ所で、鼻腔拭い液を採取するクイック検査、唾液を採取するPCR検査を提供します。クイック検査が約15分、PCR検査は最短2時間で結果が通知されます。 料金は、クイック検査が税込1,800円、PCR検査が税込1,900円、両方セットで受検する場合は税込3,000円です。約15分で結果がでるクイック検査は検査書類もその場で発行されます。 営業時間は、9時から18時までの9時間。なお、PCR検査は検査結果の通知に一定の時間がかかることから、出発当日の検査は受け付けていません。出発当日に検査する場合は、クイック検査、またはPCR検査とクイック検査のセットを選択する必要があります。
■退役が決まるまで−日本から去っていく退役機を見ると感情的になることもあります。そもそも退役はどのように決まるのでしょうか? 山本さん ANAの航空機は、コロナ前はおよそ20年で退役していました。機体が製造されてから、機体の寿命を考慮して判断していました。航空機の場合は飛行時間や飛行回数に応じて部品交換が必要となり、それに加えて航空機自体に飛行できる最大回数が決まっていることから、それが機体の寿命となります。 大沼さん コロナ前の5~10年の退役は、基本的には経済性寿命を重視した退役を進めていました。経年機の退役はライフサイクルや経済性と機材ニーズを総合的に判断して退役が決まっていました。いつ退役するかは比較的時間やコストのかかる重整備など、整備作業の予定を考慮し、作業が必要になる前に退役させることもあります。
新型コロナウイルス・ワクチンを輸送する第7便が2021年3月29日(月)、ベルギー・ブリュッセルから成田空港に到着しました。全日空(ANA)が運航するボーイング787-9型機、機体記号(レジ)「JA891A」のANA238便で輸送されました。3月22日(月)分より多い1,206箱が搭載され、2月から3月の累計で、6回注射の計算では275万670人分が輸送されています。空輸はANA、地上ではDHLグローバルフォワーディングジャパンとファイザーが連携し、国内各地へ配送しています。 新型コロナウイルス・ワクチンの日本への空輸は、4月が毎週2,620箱、5月は毎週9,188箱が予定されています。欧州連合(EU)の承認手続きを前提として、6月には、さらに輸送量が増加する見込みです。輸入量の増加にあわせ、5月上旬には医療従事者の優先接種を終える見通しとなっています。 ■過去のワクチン輸送と今後の予定
百里基地で2020年12月14日(月)、F-4型機の運用を終了しました。F-4ファントムを運用する第301飛行隊が三沢基地に移動したことに伴うものです。F-4は、第301飛行隊の前身、臨時F-4EJ飛行隊が発足してから17,667日、日本の防空の役割を終えました。第301飛行隊は12月15日(火)、三沢基地で第3航空団隷下に配置され、F-35AライトニングIIを装備する飛行隊の新編行事が開催されています。 第301飛行隊は1972年8月1日(火)、百里基地で臨時F-4EJ飛行隊が編成されたことが始まりです。これを1973年10月、F-4EJ戦闘機による最初の飛行隊として編成しました。1985年3月に新田原基地に移駐、2016年10月に新田原から百里に再配備され、その間、F-4EJ、F-4EJ改を運用してきました。 2020年は3月に偵察航空隊が廃止され、RF-4E、RF-4EJが退役してい
日本航空(JAL)は2020年10月30日(金)、2021年3月期の第2四半期連結業績を発表しました。この中で、コロナ禍に対応する事業構造の見直し策として、機動的な機材計画の見直しを行い、特にボーイング777-200型機については2022年度末までに全て退役を完了させる方針を決めました。 世界の航空会社も保有機の削減を進め、特に大型機は需要が蒸発した環境下で効率の良い機齢の若い機体を残し、古い機材や4発機を退役、または運航ラインから外す措置が取られています。JALも、2020年度末までに国際線仕様777-200ERの全11機を退役させます。この11機の一部は国内線へ転用しますが、国内線の777は全13機で、2022年度までに退役を完了させる計画です。JALの777は、国際線仕様の777-300ERが13機、残るのみとなります。 需要の戻りが遅いと想定される国際線の機材を減らし、国内線でも経
「これぞ空飛ぶクルマ ー」 外観と飛行する様子を見ると、こんな感想を持つ人が多いのではないでしょうか。 「空飛ぶクルマ」は近未来の有力な移動手段として期待されています。これまでの空飛ぶクルマの外観は「車」というより、ヘリコプターに近いデザインが多く見られました。また、飛行方法も複数の回転翼で飛行するマルチローターが多く採用されています。 そんな中、車から固定翼機に形を変化させ、車体後部のプロペラが空への動力になるエアカーが、このほど初飛行を成功させました。自動車から飛行機に変わる操作は簡単で、ボタンを押すだけで走行モードから飛行モードに変身します。主翼を広げる時間は、3分ほどです。開発するクラインビジョン(Klein Vision)は個人によるレジャー、自動運転などに加え、タクシーでも利用できるとアピールしています。 この初飛行は、スロバキアのピエシュチャニ空港で実施されました。初飛行に成
ピーチが運航する釧路発関空着APJ126便が2020年9月7日(月)、15時ごろ新潟空港に臨時着陸した件を巡り、損害賠償請求も検討している模様です。 この事案は、マスクをしていない男性客を不安視した周りからの乗客のクレームを受け、ピーチのスタッフや客室乗務員が出発前から対応していました。当該客には、マスク着用や他の座席への移動を提案したものの拒否されました。それでも、マスク非着用を不安視する周囲の乗客に移動してもらい、離陸しました。 その後も納得できないとした当該客は、断続的に大声をあげ、客室乗務員の業務を阻害しました。このため、航空法第73条の3で規定するいわゆる「安全阻害行為等」にあたると機長が判断し、新潟空港への臨時着陸を決断しました。 この便は、釧路から関空まで直行便であったところ、新潟空港に臨時着陸したことで、余計な燃料費、新潟空港にスタッフを配置する人件費、また着陸に関連する空
ピーチが運航する釧路発関空着APJ126便が2020年9月7日(月)、新潟空港に臨時着陸しました。読売新聞によると、マスク着用を拒否した男性が客室乗務員を威圧し、新潟空港に着陸し、当該乗客を降機させました。 Youtubeに投稿されている動画によると、当該の乗客は出発前から乗務員とトラブルになり、これを拒否していました。このため、周囲の乗客を移動して、13時13分に出発したものの、フライト中に大声をあげたため機長が臨時着陸を決断し、降機を求めました。 新型コロナウイルス感染症が流行し、世界の航空会社が搭乗時にマスク着用を求め、日本の航空各社も同じようにマスク着用を乗客に呼びかけています。この着用を巡るトラブルで臨時着陸した事例は初めてとみられます。 ※配信後に一部を変更しました。(2020/09/09 11:44)
東京都は、長年検討している小笠原諸島への航路開設について、垂直離着陸ができるティルトローター機の採用案を小笠原航空路協議会で示しました。このティルトローター機はレオナルドが開発を手がけるAW609が提案されています。 レオナルドAW609はもともと、V-22オスプレイを開発したベルと、アグスタウエストランドが共同開発を進めていた民間用ティルトローター機です。ベルがオスプレイ開発に集中するため、アグスタウエストランドによる単独開発となり、現在は会社がレオナルドに代わり開発が続けられています。 タッチスクリーン・ディスプレイ、フライト・マネジメント・システム、3重のフルデジタル・フライ・バイ・ワイヤ操縦システムを採用するなど操作性の高さが特徴です。最も重要な航続距離は通常の燃料タンクで1,389キロメートル(km)、増槽タンクを装備し1,852kmに伸びます。東京ヘリポートから1,000メート
アメリカ空軍(USAF)は2020年6月9日(火)、F-35AライトニングⅡで初めて女性パイロットが戦闘に参加したと公表しました。 ユタ州ヒル空軍基地、第388戦闘航空団(388FW)第421戦闘飛行隊(421FS)のエミリー・トンプソン大尉は、第421遠征戦闘飛行隊としてアラブ首長国連邦(UAE)のアル・ダフラ空軍基地に派遣され、F-35の女性パイロットとして初めて戦闘に参加しました。 USAFの70年を超える歴史の大半、戦闘機パイロットと整備員は男性の職場でしたが、今は、多くの女性が入ってきています。エミリー「バンザイ」トンプソン大尉の子供の頃の夢はエンジニアでした。大学で航空工学を学び、航空機を作ることから操縦に興味をもち、大学卒業後にUSAFへ入隊、約1年半を費やしてF-16ファイティングファルコンのパイロットになり、F-35Aの資格も取得しました。 トンプソン大尉は初めての出撃の
エールフランスは、新型コロナウイルス(COVID-19)に伴う経営体制、保有機の見直しの一環で、全てのA380の運航を終了します。エールフランス-KLMグループが2020年5月20日(水)、決定しました。 エールフランスのA380は当初、2022年末にかけて段階的に退役させる予定でしたが、エールフランス-KLMグループの保有機材の簡素化戦略を通じ、最新で高性能の航空機による運航体制で競争力を高めます。この決定により、環境に優しい保有機材の構成も一段と進みます。 現在、エールフランス保有のA380は、所有またはファイナンスリースが5機、オペレーティングリースが4機です。リース機のうち、芙蓉総合リースが2012年6月から「F-HPJA」を契約しています。A380の完全退役に伴い、長距離路線はA350と787を中心に新世代の機材に更新します。 エールフランスのA380は2009年10月末に引き渡
データ・インテリジェンス・カンパニーのCollibraが2020年4月29日(水)に発表した「エアライン・トラスト・インデックス」で、全日空(ANA)は1位、日本航空(JAL)が3位に選定されました。 このインデックスでは、定時運航率、顧客体験、顧客サービス、インクルージョン、給与、一般の人々からの航空会社へのブランド・エンゲージメントなどの要素の分析をもとに、世界の航空会社トップ80社から、最も信頼されている航空会社、また最も信頼されてない航空会社をランキングしています。 ANAは、6つの項目のうち、定時運航率、顧客レビュー、スタッフサービス、座席指定で満点の5点、受託手荷物が3点、SNSが4点で、30点満点中27点を獲得しています。ANAは顧客サービスでスカイトラックスユーザーに人気があり、無料で普通席の座席指定ができるサービスも評価されています。 また、受託手荷物の許容量は33キログ
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