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「ライトノベルに少女小説は含まれないのか?」という議論を見かけたのですが、ここでいう「少女小説」がちょっと気になりました。 「少女小説」は、"少女向けの小説"と理解されていると思うのですが、"少女向けの小説"は2000年代ぐらいから「少女向けライトノベル」と呼称されることが多く、若い読者には「少女小説」という呼称が通用しないなんて話も耳にします。「少女小説」を今風に「少女向けライトノベル」と言い換えると「ライトノベルに少女向けライトノベルは含まれないのか?」という話になってしまって命題として成立しません。 まあ、「少女小説」という呼称が用いられたのは主に戦前と1980年代〜1990年代なので、ここでいう「少女小説」はその1980年代〜1990年代のイメージ、つまり、氷室冴子や久美沙織が活躍した時代のコバルト文庫や花井愛子や折原みとに代表されるティーンズハートのイメージだと思うのですが、10
好きな作品を挙げながらライトノベルの歴史を振り返ろうという試みです。ライトノベルを読み始めたのは、男性向けだと『キマイラ吼』、女性向けだと『なぎさボーイ』からなので、そこら辺から振り返っていきますね。だいたい40年ぐらいのライトノベル史をカバーしていると思います。 1982年 キマイラ吼 /夢枕獏 /ソノラマ文庫 ソノラマ文庫は1975年創刊。創刊しばらくは、『宇宙戦艦ヤマト』と『機動戦士ガンダム』のノベライズ、あとは『クラッシャージョウ』(1977年) ぐらいしかヒット作がなかったのだけど、1980年代に夢枕獏と菊地秀行を得て、ようやく安定した人気を獲得する。ただ、夢枕獏と菊地秀行に続く作家が『ARIEL』(1987年) の笹本祐一ぐらいしかいなくて、1990年以降、失速することになるのだけど。 いやまあ、1990年代のソノラマでも、庄司卓の『倒凶十将伝』(1995年) とか神野オキナの
ライトノベル、つまり若者向けのエンタメ小説は、コバルト文庫やソノラマ文庫が登場した1970年代に生まれたと言われてるんですが、コバルト文庫にはコバルト・ブックス、ソノラマ文庫にはサンヤングシリーズとそれぞれの前身に当たるレーベルが1960年代に登場しているんですよ。普通に考えれば、ライトノベルの起源は1960年代まで遡れる。 誰ですか? 1970年代がライトノベルの始まりと間違ったことを言い出した人は?? もちろん、1960年代に登場した若者向けの小説はあくまで源流であって、段階を経てライトノベルらしくなっていきます。 1966年 若者向け小説の登場 ← 『小説ジュニア』創刊 1969年 アニメ・漫画の影響が強くなる ← サンヤングシリーズ創刊 1976年 文庫レーベル化 ← コバルト文庫&ソノラマ文庫創刊 1977年 新時代の作家の登場 ← 氷室冴子&高千穂遙デビュー 1986年 ゲーム
たまに見かけるラノベの売上減と衰退の話。メモ程度に雑にググって数字を拾い集めてみました。ベースが異なる数字が混ざっているので比較するのはあんま良くないんだけど、まあ、大まかなトレンドがわかればいいや、ということで。 2022年の市場規模は276.6億円(文庫(紙)108.0億円、単行本(紙)103.5億円、電子65.1億円) 2012年の市場規模はラノベ文庫(紙)のみで284億円 文庫(紙)は2012年の284億円をピークに下降トレンド入り。特に2017年以降の減少が酷い 単行本(紙)は2016年に100億円を超え以降横ばい ライト文芸の市場規模は不明 2010年以前では、ラノベブーム前の2003年が170億円、ブーム化した2004年が264億円。ハルヒがアニメ化した2006年が344億円 関連情報 小説(紙)全体の市場規模は、ざっくり2011年4000億円→2021年2000億円 電子書
ふと思い出したんですが、ライトノベル定義論のブームから、今年で20年じゃないですか。 2003年〜2004年にかけて、「若者文化の最前線、ライトノベルとは?」と、雑誌や新聞がこぞって特集したことがあったんです。電撃文庫や富士見ファンタジア文庫とかは、元々、ヤングアダルトとかジュブナイルとかティーンズ小説とかと呼ばれてたんですが、「20代30代の読者も増えたしライトノベルの方が良くない?」とネットの中で言われるようになり、それを聞いた新聞社が「え? ライトノベル? なにそれ?」と特集したのが、20年前の出来事。それ以前は「ライトノベル」って単なるローカルの方言だったんですよね。 そんな感じで、20年前から「若者向けのエンターテイメント小説」をライトノベルと呼ぶようになったのですが、この「若者向け」って、だいたい10代後半から氷河期世代までを含んでます。氷河期世代は1970年代〜1980年代前
Twitter&ブログから投票いただいた、3,629名分総数9,011票を集計しました。 投票期間が短かったためか、今回はちょっと投票数少なめですが、それでも、10,000票近くあるので、集計は自動で処理しています。Twitterの仕様のため集計漏れがある場合がありますが、それはご容赦ください。 それでは、総合、新作/既刊別、ブログ票のみの結果は以下の通りです。全体的になろう系&単行本レーベルが強い印象。ブログ票は31票と少なめですが、よりマニア向け(たぶん)になっているかと思います。 総合 1位(271票) 本好きの下剋上 /香月美夜 /TOブックス 2位(200票) 薬の魔物の解雇理由 /桜瀬彩香 /TOブックス 3位(195票) 無職転生 /理不尽な孫の手 /MFブックス 4位(182票) アラサーがVTuberになった話。 /とくめい /KADOKAWA 5位(159票) 転生令嬢
半年に一度のライトノベル人気投票「好きラノ」。今回の投票対象は2022年1月〜6月には発売されたライトノベルで、投票総数 17,733票、総参加者 7,094名、1票以上投票された作品は1,049冊とたくさんの投票をいただきました。ありがとうございます。 集計は、全ての投票をまとめた総合部門、2022年1月〜6月の新シリーズのみをまとめた新作部門、ブログからの投票のみをまとめたブログ票の三つについて纏めています(既刊のみ、Twitterのみは総合とあまり結果が変わらないので今回は外しました)。それぞれの集計は、TwitterのAPIを使用しているため、集計漏れ等が発生する点についてはご了承ください(Twitterの検索精度は良くないので)。また、投票時は巻ごとに別々に投票頂いた場合も、今回、集計時に同一シリーズは纏めてカウントしています。また、投票の詳細は 好きラノ2022上のページ をご
投票の概要 投票総数: 17,733票 総参加者: 7,094名 投票対象: 2022年1月~6月に発売されたラノベ 投票期間: 7月9日(土)21時~7月17日(日)24時
半年ごとに開催しているライトノベル人気投票「好きラノ」。今回、2021年下半期の投票結果は以下の通りとなりました。 投票の対象となる作品は、2021年7月から12月に発売されたライトノベル約1,400冊。twitterとブログから1人10票以内で投票していただき、総参加者数 5,323名、有効投票数 11,164票。1票以上投票があった作品数は 827冊となります。twitterからの投票については、twitterの提供するAPIを使って集計しています。そのため、集計漏れが発生する件については、ご了承ください(twitterの提供する検索精度が低いせいで、全ての投票を捕捉できないんです……)。 投票は、各巻ごとに受け付けていますが、ここでは、総合/新作/既刊とシリーズごとに再集計してカウントしています。各巻ごとの投票などの詳細結果については、「好きラノ2021下」のページ を参照下さい。
第22回を数える『好きラノ』。今回の2021年上半期も、たくさんのご投票ありがとうございました。投票総数21,610票、参加者数は9,616名、過去二番目に多い投票数となりました。あともうちょっとで10,000名を超えたので、ちょっと惜しい。 で、投票結果ですが、Twitte経由の投票ツイートの検索には、TwitterのAPIを使用しているため、集計漏れ等が発生する点についてはご了承ください(Twitterの検索は精度が良くないので全てのツイートを捕捉することができません(T-T))。また、総合は各巻事の集計、新作/既刊はシリーズ毎に再集計した票数となっています。 総合 1位(893票) お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(4) /佐伯さん 2位(641票) 本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身V」 /香月美夜 3位(480票)
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身V」 香月 美夜 / TOブックス 641票
ゼロ年代にはライトノベルの起源はいつかって話がありました。ライトノベルの祖先を遡ってくと、1980年代のソノラマコバルト、1960年代のジュブナイル、戦前戦後の少年少女小説、さらには『南総里見八犬伝』や『源氏物語』まで、いくらでもたどっていけるんですが、どこからライトノベルと呼べばいいのかって話ですね。 いや、先日、羽海野渉さんのライトノベル史の記事があったのですが、 平成ライトノベル史――#ライトノベルオールタイムベスト のための走り書き|羽海野渉|note https://note.com/wataruumino/n/n8173a9f64c7e ベースにしている論考が、いくつかあるライトノベル起源論のなかで、よりにもよって大橋崇行の少女少年小説起源説なんですよ。さすがに、大橋崇行の少女少年小説起源説はないと思うので、ゼロ年代にいくつかあったライトノベル起源論の話をまとめてみようと思いま
第21回『好きラノ』の結果発表!! 2020年下半期のライトノベルを対象に、twitter & blogを使ったラノベの人気投票です。 今回は、投票総数15,046票、総参加者数6,798名。10,000名を超えた前回と比べると投票数は減少。投票傾向を見ると、比較的若年層の投票が減ったようです。twitterもblogも若者離れが進んでるのでしょうか?<をい 一方、女性の投票の割合が増えているようです。 詳細の投票結果は、『第21回 好きラノ』のページ を参照ください。以下のまとめでは、今回、同一シリーズにまとめて投票される方が多かったので、シリーズごとにまとめて集計しています(一人で1巻2巻両方に投票されているような場合は2票ではなく1票として計算)。 総合 1位(782票) ヘルモード /ハム男 2位(535票) 本好きの下剋上 /香月美夜 3位(441票) お隣の天使様にいつの間にか
ライトノベル評論について、主だった書籍などを年代順にまとめてみました。 2004年8月に出版された『ライトノベル完全読本』がライトノベル評論のはじまりと言われてますが、遡ると2001年頃から「ライトノベル」という呼び方が広まりだし(「ライトノベル」という言葉自体は1990年に誕生)、2003年頃にはネットを中心に盛り上がるようになり、2004年になると読売、朝日、日経などの全国紙で取り上げられ、そして、2004年の夏から冬にかけて次々と関連本が出た、という流れですね。 「ヤングアダルト」からの看板の書き換えではあるんですが、「ライトノベル」という聞きなれない小説群が、新しい最先端の文学としてもてはやされたのが、この00年代初めのムーブメントでした。 もともとライトノベルに強かったのは「SFマガジン」、そして、三村美衣や大森望といったSF系の書評家だったので、初期のライトノベル評論が「SF史
2020年上半期のライトノベルを対象にした、twitter & blogを使った人気投票『好きラノ』の結果発表です。 投票総数22,020票、総参加者数10,269名と過去最大、おそらくラノベ系の人気投票では、ほぼ最大だと思います。たくさんのご投票ありがとうごいました。ここでは、総合/新作/既刊/Blogのみ票の各結果をまとめています。twitterの仕様などによりすべての投票が反映されているわけではなく投票漏れがある可能性がある点はご承知おきください。新作、既刊は、期間中に複数発売されている場合に一つのシリーズとしてまとめて再集計しています。詳細の投票結果は、『第20回 好きラノ』のページ を参照ください。 総合 1位(711票) お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(2) /佐伯さん 2位(512票) 宝石商リチャード氏の謎鑑定 久遠の琥珀 /辻村七子 3位(475票) 本
2019年下期のライトノベルを対象にした、twitter & blogを使った人気投票『好きラノ』の結果発表です。 総投票数10,650票、総参加者数5,321名と過去最大の投票数となりました。ありがとうございます。宝島社『このライトノベルがすごい! 2020』の総参加者数が4,831名なので、参加者数だけならラノベ界隈で最大の人気投票です。たぶん(^^;。 それでは、総合/新作/既刊/Blogのみ票の各結果を発表していきます。例によって、twitterの仕様によりすべての投票が反映されているわけではなく、あくまでtwitterのAPIにより取得できた範囲の集計結果になります。特に今回、投票ツイートがスパム認定されていたらしく、いつもより漏れが多い可能性が高いです。申し訳ありませんm(__)m。 すべての投票結果は、『第19回 好きラノ』のページ を参照ください。 総合 1位(383票)
投票の概要 2019年下期のライトノベルを対象に、blog や twitter からの投票で選ぶライトノベル人気投票です。 投票総数: 10,650票 総参加者: 5,321名 投票対象: 2019年7月~12月に発売されたラノベ 投票期間: 12月29日(日)20時~1月12日(日)24時
定義的には、ライトノベルは「若者向けのエンターテイメント小説」で、少女小説は「少女向けの小説」なので、コバルト文庫はもちろん、大部分の少女小説はライトノベルに含まれます。ただ、私も少女小説にはまっていたので、少女小説をライトノベルへ含めることの違和感はわかるんですよね。そこで、少女向け小説の歴史を振り返りつつ、氷室冴子の功績やライトノベルとの関係について、簡単にまとめてみました。 1980年代、若者向けの小説は、氷室冴子からはじまった 少年向け、少女向けの小説は戦前からありましたが、戦後、漫画に駆逐されていきます。1970年代頃になると少女向けで生き残っていたのは「ジュニア小説」と呼ばれる性愛をテーマにする小説だけになっていたそうです。性愛をテーマって、要はエロ小説ですよね。 このエロ小説しかなかった1970年代後半にデビューしたのが氷室冴子です。 氷室冴子はデビュー当時はまだ学生だったハ
2019年上半期に発売された約1,200冊からおすすめのライトノベルをTwitterとBlogからの投票で選ぶ『第18回 好きラノ』。今回は、投票総数8,213票、総参加者数2,588名と、多数の投票ありがとうございました。過去最高の投票数となりました。 それではさっそく、総合/新作/既刊/Twitter票/Blog票の各結果を発表していきます。あっ、集計はすべてTwitter API等を使ったプログラムで行っていますので、いろいろな制約により集計漏れなどある場合があります。ご承知おきくださいm(__)m。 詳細は、『第18回 好きラノ』のページ を参照ください。 総合 1位(262票) お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 /佐伯さん 2位(164票) 86―エイティシックス―Ep.6 ―明けねばこそ夜は永く― /安里アサト 3位(128票) 弱キャラ友崎くん Lv.7 /屋
投票の概要 2019年上期のライトノベルを対象に、blog や twitter からの投票で選ぶライトノベル人気投票です。 投票総数: 8,610票 総参加者: 2,808名 投票対象: 2019年1月~6月に発売されたラノベ 投票期間: 6月30日(日)20時~7月14日(日)24時 ※ 集計用プログラムのミスのため未集計だった397件の投票を追加しました(2019.7.17)。
平成もあと二週間で終わり令和になるとのことで平成の振り返りが流行っていますが、私も平成のライトノベルについてまとめてみようと思います。ライトノベル自体は1970年代に誕生したといわれますが、角川スニーカー文庫や富士見ファンタジア文庫が登場したのが昭和の末期。そこから平成の時代に入っていきます。 平成はいちご文庫戦争の戦線拡大からはじまった 昭和の終わりの頃、いちご文庫戦争と呼ばれるいちご世代(今の40歳代ぐらい)をターゲットとした主に講談社ティーンズハートと集英社コバルト文庫の販売競争が話題となっていたのですが、実際にその競争が過熱化したのは、平成に入ってからでした。昭和の時代は、高校女子はコバルト文庫、中学女子はティーンズハート、男子向けは角川スニーカー文庫、富士見ファンタジア文庫と住み分けていたんですよね。これが、平成に入ると、互いの領域に侵攻を開始しガチの戦争に発展していきます。 平
レオパレスの施工不備問題で引っ越し要請を受けていましたが、無事、引っ越し完了しました。そこで、問題発覚から引っ越し完了までの経過を簡単にまとめておきます。転居先の物件がなかったり、引っ越し業者が見つからないのは、ある程度仕方ないと思うのだけど、それにしても、レオパレスの対応は異常なほど遅く、企業としてのガバナンスに疑問を持たざるを得ません。 昨年(2018年) 5月 テレビ東京『ガイアの夜明け』で界壁がないとの放送 昨年夏頃 レオパレスより「入居中の物件は問題ない」との連絡 「問題になっているのは「ゴールドネイル」と呼ばれる仕様の建物で、入居している「ゴールドレジデンス」には問題はない」という連絡だったと思います(うろ覚え) 2月 5日 テレビ東京『ガイアの夜明け』で再度レオパレス問題放送 2月 7日 「新たに不備が見つかり、7782人に引っ越し要請を行う」とレオパレスからマスコミ発表 2
ブログとtwitterを用いたラノベ人気投票「好きラノ」ですが、今回も多数の投票をいただきありがとうございました。総参加者数1,683名とライトノベルでは最大級の人気投票企画となっています。ちなみに、宝島社『このライトノベルがすごい!』の2019年版の総参加者数が1,691名。8名、8名及ばずorz。 それはともかく、さっそく総合結果および新作、既刊別、twitter、ブログ別にまとめたものを発表していきます。 総合 1位(140票) 86―エイティシックス―(5) ―死よ、驕るなかれ― /安里アサト 2位(127票) 異世界迷宮の最深部を目指そう(11) /割内タリサ 3位( 68票) 神様の御用人(8) /浅葉なつ 3位( 68票) クロス・コネクト(4) 覚醒と災厄の入れ替わり姉妹ゲーム攻略 /久追遥希 5位( 65票) 錆喰いビスコ(2) 血迫!超仙力ケルシンハ /瘤久保慎司 6位
投票の概要 2018年下期のライトノベルを対象に、blog や twitter から 投票可能なライトノベル人気投票です。 投票総数: 4,543票 総参加者: 1,683名 投票対象: 2018年7月~12月に発売されたラノベ 投票期間: 12月30日(日)20時~1月13日(日)24時
「ライトノベル」「ヤングアダルト」「ジュブナイル」など、辞書的には少年少女・若者向けの小説・本という意味ながら、少しづつニュアンスの異なる本のジャンルをまとめて整理してみました。 児童文学と一般文芸の間に位置する、少年少女・若者向けの小説は、日本では1960~1970年代に登場したといわれています。その後、読者層を微妙に変えながら、呼び方が移り変わり、 ジュブナイル → ヤングアダルト → ライトノベル → ライト文芸 と変遷してきました。また、「ジュブナイル」「ヤングアダルト」は教育的に配慮された児童文学の一部とみなされることが多いですが、「ライトノベル」「ライト文芸」は娯楽目的のエンターテイメント小説と見なされています。 若者向けのエンターテイメント小説です。最近の日本の出版社は、若者向け=ゲームや漫画を楽しんでる世代向け、という意味で使っているところが多いので、むしろオタク向けという
ラノベ人気投票「好きラノ 2018年上期」への多数のご参加ありがとうございます。今回は、参加者数2,882名、総投票数7,814票と過去最多の参加者数&総投票数となりました。参加者数だけでいえば、宝島社『このライトノベルがすごい!』と肩を並べる投票イベントにまで成長したことになります。 それでは、投票結果を新作/既存シリーズ、Twitter票/Blog票で分けて結果を発表します。集計にはtwitterの提供するapiを使用した独自スクリプトを利用しています。集計漏れ/ミスについてはご容赦ください。また、投票結果の詳細については、「ラノベ人気投票『好きラノ』 - 2018年上期」のページを参照ください。 総合1位は、『はぐるまどらいぶ。』。2位の倍近い得票を集め強すぎですっ!! 『はぐるまどらいぶ。』は、「小説家になろう」発、オーバーラップノベルスから 2月に書籍化された新作。読んだ人からの
2位 本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員III」 香月美夜 / TOブックス / なろう 177票
講談社ラノベ文庫の『アーマードール・アライブ』で、作者と担当編集との間で「絵師に直接話をさせろ」「させない」とトラブルに。 15分でわかった気になれる幾谷正氏の非公式宣伝活動と艦これ圧力の話 - Togetterまとめ 作者は幾谷正。デビュー作の『神童機操DT-O』は熱血ロボットモノとして、そこそこ話題になっていたハズ。今回の『アーマードール・アライブ』は『神童機操DT-O』に続く2作目。絵師は『艦これ』で活躍するコニシ。ただし、『アーマードール・アライブ』には「ひよこ西」名義で参加。上記のリンクや削除された作者のブログを読むと、作者の絵師への異常な執着と担当編集への過剰な被害妄想が酷い。その執着や被害妄想は、ニュースで報道されるストーカー事案のようにしか見えず、がくがくぶるぶる。 もともとは、打ち切りを危惧した作者が、『艦これ』で人気の絵師に宣伝を依頼したのが はじまりのようなのだけど、
「小説家になろう」を読んでるとマジおもしろい作品が山ほど見つかるのですが、またまた最近読んで特におススメの作品を纏めてみます。ちなみに、以前、まとめたエントリは以下の通り。 古参ラノベ読みが感じるなろう系とおすすめの作品 最近読んでおもしろかった「小説家になろう」の作品 書籍化されてる作品は、できるだけ書籍版で読むようにしてますが、それら書籍版で読んでる作品は、今回の纏めからは除いています。まあ、未書籍化作品中心の纏めということで。 ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 今、一番おもしろい。更新頻度も高く、毎日すげー楽しみにしてます。 内容は、クラス丸ごと異世界転移するパターン。もちろん主人公はクラスの最底辺で、見せしめに追放された後、真の力に目覚めて復讐を誓うという話。召喚した女神のクズさ具合が酷く、また、クラスの連中もクズが多い。追放された主人公も人殺しを
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