サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
voltechno.com
給電電力が増え続けるUSB Type-Cケーブルは巻いて使ってもいいのか 最近のUSBは多様化が進んでおり、電源供給線として使う用途も増えてきています。最新のUSB PD 3.1で定義されているUSB PD EPRでは最大240W (48V-5.0A)の給電能力仕様も定められており、今後の小型デバイスは全てUSBケーブルで行われるのではないか、と思うほど普及が進んでいます。 そんな中、USBケーブルを巻いて使った時の温度上昇の危険性についてX(Twitter)上で話題になりました。 例えば、AC100Vの電源コードは火災の危険があるので束ねて使うことを推奨しておらず、コードリールなどは巻いた時に使える「定格電流」とコードを全て引き延ばして使える「限度電流」が定義されているなど、電源コードを束ねて使うシーンには厳しい制限が課せられています。 今回の記事では、USB PDの一般的に想定される2
電子工作や製品試作でハーネスを作るとき、コネクタやコンタクトの調達で色々と面倒な思いをしている方も多いと思います。 ケーブルからハーネスを作るときは、コネクタのピン数などを選定したあとに必要とするコンタクトも探してカートに加える手間がいるので、資材手配の段階で結構な労力がかかってしまいます。大きな組織の開発環境なら純正コネクタの資材が余っていたりするのでハーネス制作にすぐ着手できるのですが、個人や小規模試作ではそうはいきません。 そんな方におすすめしたいのが、Amazonなどのネットモールで買える互換品の圧着コネクタセットです。ハウジングとコンタクトがセットになっており、互換品で価格も安いので手軽に調達できるのが魅力です。 もちろん純正品ではないので量産品に適用するには難がありますが、少量試作や開発の段階においては、すぐ開発に取り組めるセット品が一式あるだけで心情的な負担は一気に軽くなりま
専用ACアダプタを駆逐して少しでもケーブルから自由になりたい 皆さんはUSB PDをご存じでしょうか。スマホ充電器やモバイルバッテリーによく書かれているフレーズで、最近だと2023年9月発売予定のiPhone15のコネクタがLightingからUSB Type-Cに変わるということで、その規格であるUSB PDも注目されているようです。 USB PDとは、スマートフォンやノートPCなどで急速に普及が進んでいるUSBの給電規格です。従来のUSB接続によるパソコン周辺機器を接続するに加えて、給電規格のUSB PDでは最大100W(20V-5A)の給電機能を持ち、5Vから20Vの間で出力電圧を可変することもできる規格です。 このUSB PDはバッテリーを内蔵するモバイル機器の急速充電として普及が進んでいるわけですが、その汎用的な給電能力を活かして家電製品に適用することも原理上は可能であり、一部の
Minecraftの専用サーバーをLinuxで構成するには、LinuxOSの知識やネットワークの構成など様々な知識が必要になり少し敷居が高めです。 しかし、少し難しいMinecraftの専用サーバーの構成も、SynologyのNASを使えば簡単にサーバーを構成することができました。今回は、その解説になります。 SynologyのNASでDockerを使ってマイクラ鯖を構築 Synology DiskStation DS216+II 2ベイNASキット デュアルコアCeleron N3060 1.6GHz搭載 CS6478 Synology PlusシリーズのNASはDockerと呼ばれる仮想化環境を使用することができます。 Webアプリやサーバ機能をはじめとした、コンテナ型の仮想化環境によりコンテナ単位での管理できるので、手軽に様々なサービスを構成することが特徴です。 NAS上で動作するD
Arduino UNOの最大入力電圧が24Vに 電子工作入門の定番マイコンボードとして人気のArduino UNOの最新モデル、Arduino UNO R4が6月末に発売となりました。 Arduino UNO R4は、ルネサスエレクトロニクスの出資を受けてArm Cortex-M4マイコンに変更され、Type-Cコネクタの搭載、12bit DAC、CANバスなど多くの改良が施され注目を浴びています。しかし筆者が個人的に注目したいのは、入力電圧が最大24Vまで上昇している点です。 Arduino UNO R3では、DCジャックの降圧にLDOレギュレータを使用していましたが、UNO R4ではスイッチングレギュレータが採用されています。これにより、より広範な入力電圧に対応可能になりました。最大24Vは、電動工具用の18Vバッテリーの充電上限電圧である21Vにも対応可能な電圧です。 そこで今回の記
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2023年4月にマキタポータブル電源に装着するDCACインバータを発売する。PDC1200装着によりAC100Vの1,400W出力が可能となる。標準小売価格は89,500円(税別)。
ポジドライブビットとはプラス形状に似たビット ポジドライブビットとはポジドライブ形状のビスを締結するビットです。 外観形状はプラスに似ているので、違いに気づかない方も多いと思いますが、ポジドライブビスは通常のプラスビットと使用するビットが異なるネジです。ポジドライブ形状のネジ頭には、適切なサイズのポジドライブビットを使わなければいけません。 サイズはプラスビットと同じく数字によって表され、主にPZ 1、PZ 2、PZ 3の3サイズが使われ、DIYや木工家具用途としてPZ 2のサイズが最も使われています。 ポジドライブのネジ頭は、4枚の羽根厚みが均等な側面形状と羽根の間に小さなリブを備え、締結時の浮き上がりを抑える形状によって、プラスに似た形状でありながらもトルク伝達効率に優れカムアウトが発生し難い特徴を持ちます。
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2023年3月に40Vmax 充電式電子レンジ MW001Gを発売する、バッテリー動作に対応する充電式の電子レンジで350/500Wの出力切替機能を搭載する。標準小売価格は110,000円(税別)。
選び方がややこしいUSB Type-C to Cケーブル 現在、モバイル機器は機器接続用途から充電コネクタとしての用途まで、幅広い製品でType-Cコネクタの搭載が進んでおり、現行のmicroB端子からの置き換えが急速に進んでいます。 筆者手持ちのUSB Type-Cケーブル。USB 2.0や3.1 Gen1、PD100W対応非対応が混在してしまい、見た目ではどれが何のケーブルなのかわからなくなってしまった。 USB Type-Cは、裏表のない接続形状や最大40Gbpsの高速転送・USB PDによる最大240W給電など、昨今のデジタル機器大半が必要とする有線接続の用途のほとんどをカバーできる万能規格です。 以前、筆者が家電量販店にType-Cケーブルを買いに行った時、棚一面にType-Cケーブルが並び、全てのUSB規格を統一するはずのType-Cケーブルでありながら、その種類の多さに圧倒さ
今回紹介するのは、中国 深セン梁光通信技術会社が販売する充電池 SMARTOOOLSシリーズです。 この電池は、一般的な乾電池と同じ1.5Vの出力仕様のリチウムイオンバッテリーで、アルカリ乾電池から置き換えられる仕様を備えた充電池です。今回は単三形を購入しましたが、同シリーズは単一から単四・角型までラインナップがあります。 この電池は専用充電器不要でUSBから充電できるので、外出時でもコンセント不要でPCやUSB充電器・モバイルバッテリーから充電できる特徴があります。
ML813/814 スタンド付きの充電式スタンドライト 電動工具を販売するMakita Corporationは、最大光束3,000lmの18V充電式スタンドライトML813/ML814を発売します。2020年夏に海外マキタで販売予告された製品で日本国内では2021年8月から発売開始されます。 12個のパワーLEDを搭載する27W構成で、最大光束は強モード時で3,000lmと同社の充電式スタンドライトML811と同等の明るさを備えています。 ライト部分の構造が異なる2仕様展開され、ヘッド部分が垂直方向に220度回転・水平方向に230度回転するML813と、ヘッド部分を180度展開できるML814が展開されます。 連続点灯時間はBL1850B装着時で強モード時に3時間、弱モード時に10時間と夜間作業でも十分明るさを確保できる性能を備えています。ACアダプタによる外部電源動作は未確認。
バッテリー機器の構造を大きく変えるPPS USB PD PPSとは正式名称「Programmable Power Supply」と呼ばれ、USB Power Deliveryを策定する規格の”Revision3.0 Version1.1″で新しく追加されたUSB PDの拡張機能です。そのまま直訳すると”プログラム可能な電源”を意味します。 このPPSはバッテリーを搭載する機器に対して革新的な機能とも言える技術であり、これまでのバッテリー充電機器の在り方を大きく変える可能性を秘めています。 今回は、USB PD PPSについて解説します。 USB PD PPSが実現する高効率充電「ダイレクトチャージ」 USB PD PPSの機能をざっくりと説明すると、電圧や電流を指定した値で給電(受電)する機能です。 通常のUSB PDは、5V/9V/(12V)/15V/20Vのような数種類の供給電圧のリス
今回は、Fusion360のワークスペース上に下絵を挿入するキャンバス機能を紹介します。 キャンバス機能を使用して下絵をFusion360内に挿入すれば、最低限の実寸測定で楽にモデリングを行えます。 Fusion360に画像をインポートする「キャンバス」 Fusion360には、画像をワークスペース内にインポートできる「キャンバス」機能が搭載されています。 キャンバス機能を使用すると、写真をベースにした実物大モデリングやイラストをベースにした3Dモデル制作を効率的に行えます。 キャンパスによる画像の挿入は[挿入]-[キャンバス]から行います。キャンバスはソリッド・サーフェス・シートメタル全ての操作タブからアクセスできます。 画像の挿入は、挿入ウィンドウ内の「マイコンピューターから挿入」ボタンを押してから画像を選択します。形式はPNG, JPEG TIFFです。 挿入する画像を選択したら、ど
ここ最近、互換バッテリーによる発火事故による危険性やネット販売のトラブルが大きく取り沙汰され、互換バッテリーは危険な製品として広く認知されるようになりました。 ここ最近の事故例から「互換バッテリーは危険!」のような共通認識が広まるのは喜ばしい限りですが、実は、電動工具の互換バッテリーはリチウムイオンバッテリー対応の電動工具の展開が始まってから長らく販売が続いている社外アクセサリー製品の一つです。 危険性の高い製品が古くから販売されているのであれば、もっと以前からその危険性について話題になっていても良いと思いますが、その危険性が認知されるようになったのはこの数年の間です。 なぜ、この数年の間に互換バッテリーの危険性が認知されるようになったのでしょうか。 ここで1つ興味深いデータがあります。互換バッテリーの製品事故のデータは、製品評価技術基盤機構(以下nite)が年度別の事故発生件数を公開して
よくあるUSB PD規格違反例 USB PD最初の規格となるUSB PD Rev:1.0は2012年に発表されました。USB PDは、USB 3.1やUSB Type-Cコネクタへの対応などの大きな変更を何度も受け、現在のUSB PD Rev:3.0に至るまでにも混乱がありました。 その影響でUSB PD仕様が曖昧なまま開発が進められた製品も多く、その結果、故意または過失両方のケースで規格に適合しないUSB PDデバイスが流通することになりました。 USB PDとそれに関連する細かな違反例全てに言及するとキリがないので、今回は代表的なUSB PD規格違反例を紹介します。 よくある違反事例① USB PDが定めるパワールールを守っていない USB PDの規格違反例として最も多いのが、USB PDで定められているパワールールが守られていない違反です。 USB PD供給機器は、複数の電圧出力仕様
Nintendo Switch Pro コントローラーのスティックの修理方法を解説 コンタクトスプレーを使うので、エアーダスターだけで直らない場合に有効 スティックの「入力が不安定」「操作がガクガクする」などが直る 「1方向に固まったまま」「操作しても動かない」は直らない 分解はメーカー保証対象外、修理は自己責任で 息抜き代わりにSplatoon2を1,2回プレイする事も多いのですが、最近、愛用しているPro コントローラー(通称:プロコン)の左スティックの動きが悪くなってしまいました。 今回は、動きの悪くなってしまったプロコンの左スティックの動作不良を修理方法を解説します。 プロコントローラーでSplatoon2をプレイしていると、キャラの移動が急に失速したり、不意に止まったりと挙動不審な動きが目立つようになってしまいました。 もしやと思いSwitchのスティック補正設定で確認してみると
SynologyのNASに搭載されているパッケージ機能VPN Serverを使用すると、SynologyのNASを簡単にVPNサーバーのように使用することができます。VPN経由でアクセスすることで、NASを含むLAN内のデバイスにリモート先からアクセスできるようになります。今回はその設定手順の解説です。 ポート開放できるグローバルIPLANネットワークの構成を変更できる管理者権限 SynologyのNASにはQuickConnectと呼ばれるWebベースのアクセス機能があり、インターネット経由でもDSMにアクセスできますが、外部監視やメンテナンスに使う機能なのでファイルのやり取りには向きません。 LANネットワーク内のように外部からファイルアクセスする方法では、Synology NASに搭載されている外部からのインターネット接続時でもLANネットワークのように振る舞うVPN(Virtual
電動工具を販売する株式会社マキタは、2020年5月に18Vバッテリーで動作するコンプレッサー内蔵の冷温庫「CW180DZ」を発表。6月から全国のマキタ取扱店を通じて順次販売します。 CW180DZは、コンプレッサーを搭載した熱交換器による冷却方式を採用。強力な冷却構造によって、外気温30度の屋外環境でも家庭用冷蔵庫と同等の-18℃の冷却性能を実現しています。従来他社品に搭載されているペルチェ方式とは異なる方式なので、圧倒的な冷却性能を持っているのが特徴です。 ヒータも内蔵しているため、外気温0℃でも庫内60℃の保温動作が可能で、通年活躍できるオールラウンダーな冷温庫として現場に持ち込めるタフボディの冷温庫として活用できます。 コンプレッサ(+ヒータ)内蔵で強力性能」 今回のマキタ冷温庫は、持ち運びできる可搬式の冷温庫でありながら、従来のペルチェ採用品を超える強力な冷却性能を備えているのが特
電動工具の中で最も危険な製品がグラインダー(サンダー)です。そして、電動工具アクセサリの中で最も危険なのがチップソーです。この2つを組み合わせは禁止されていますが、実際の現場では使用されることも多く、事故は毎年のように発生しています。今回はなぜグラインダー(サンダー)にチップソーを装着してはいけないのか、その背景は何か、他に代用できる工具はないのか等を解説します。 ディスクグラインダー(サンダー)は、砥石またはダイヤモンドカッターを装着して研削を行う工具です。 構造上、チップソーの装着も可能なので、チップソーを装着して使用するユーザーも一定数存在します。 しかし、ディスクグラインダーへのチップソー装着は非常に危険性が高く、電動工具メーカー・砥石メーカー・官公庁が使用の禁止を徹底してします。 今回はなぜグラインダー(サンダー)にチップソーを装着してはいけないのか、その原因と背景について解説し
椎茸ドリルとは、名前の通り椎茸の栽培に使用する電動ドリルです。椎茸原木栽培の植菌種駒を打ち込む穴あけ作業に使用します。 原木栽培の種駒打ちでは穴あけの精度よりも早さや効率が最も求められており、椎茸ドリルは位置決めや寸法などをあまり考慮しない単純な穴あけ作業に特化した特定作業用の電動工具として販売されています。 椎茸ドリルは一般的な電気ドリルと異なり、操作性に優れたスライドスイッチ、10,000min-1の高い回転数の高速穴あけ、穴あけ深さを一定に保つ金属製のストッパリングを備える独自仕様が特徴です。 効率的な種駒穴あけには欠かせない椎茸ドリルですが、近年の椎茸原木栽培の更なる効率化も進んでいます。椎茸ドリルは小~中規模の事業者に採用されるケースが多く、より大規模な作業現場では椎茸ドリルよりも効率の優れる種駒打ち半自動機械を導入しており、穴あけから植菌まで一貫したラインを構築しています。
スイッチやセンサーなど、外部信号をマイコンに入力する時に必要となるのが『プルアップ』『プルダウン』抵抗です。この抵抗は必須でありながら効果が良く分かっていなかったり、逆に省いてしまっている方もいると思います 本記事では、スイッチ入力に使うプルアップ・プルダウン抵抗について解説します。 プルアップ(プルダウン)抵抗とは、電子回路における「浮いている」状態を避けるための抵抗です。マイコンの入力端子は、必ず電圧源、グランド、グランド基準信号源に接続しなければならず「浮いている」状態を極力避ける鉄則があります。 スイッチとマイコンを接続した場合、どのような状態が浮いている状態になるのかを考えてみます。 例えば、電子回路を始めたばかりの方が考えるのは下のような回路です。 これは、スイッチを押したときにONの信号が入力される回路です。5V電源とスイッチを繋いで、マイコンの入力端子にそのまま接続していま
プリント基板にリード線をはんだする人は多いと思います。1点物の回路ならまだしも、数個作る場合や保守性が必要になってくると、リード線を直接はんだ付けしてしまうと手間になってしまう事が多いです。 コネクタを作れば、見た目も美しく、配線の引き回しや組立分解なども簡単になるため、メリットは非常に大きくなります。 電子工作で配線を繋ぐとき、何を使って配線しているでしょうか。リード線とはんだごてさえあれば結線できる手軽な「はんだ付け」がよく使われると思います。 配線するだけならはんだ付けでも問題ありませんが、ケースに組み立てる時や、配線間違い・断線などで修理するときに、はんだごてを取り出して銅線にはんだコーティングして、そしたらリード線の長さが足りなくなって…なんてこともよくあります。 圧着で作れるコネクタは、こんなトラブルを未然に防げる非常に便利な存在です。圧着端子を使ってコネクタを作る利点は「結線
前回はリチウムイオンバッテリーセルの観点から互換バッテリーの検証を行いましたが、今回は電気用品安全法(PSE法)の「別表第九 リチウムイオン蓄電池」を参考に互換バッテリーのPSE適合について検証を行います。 互換バッテリーの販売ページなどには大きく「PSE取得済」と書かれている場合がありますが、そもそも丸形のPSEは審査して取得するものではないので、この時点から少し胡散臭さがあります。 2019年2月1日から、モバイルバッテリーが電気用品安全法(PSE法)の規制対象になりました。それに伴ってネット販売で販売される互換バッテリーも「PSEマーク」が表記されるようになりました。 PSEマークの運用基準を定めている電気用品安全法では、メーカーおよび輸入者が実施するべき試験概要が定義されています。 リチウムイオン機器に記載される丸形のPSEマークに関しては、自ら確認を行えばPSEマークを表示できる
電動工具のバッテリーは非常に高い消耗品の一つです。「安く買えればいいのに…」と思う方も多いと思いますが、電動工具のバッテリーの価格の高さにはそれなりの理由があったりします。 工具のバッテリーに対して、スマホのモバイルバッテリーはなぜ安い? 現在のバッテリーの主流と言えばリチウムイオンバッテリーです。過去にはニカド電池やニッケル水素などのバッテリーもありましたが、現在ではほぼ全ての用途においてリチウムイオンバッテリーが使われています。 Amazonのモバイルバッテリーの販売ページを見ていると「モバイルバッテリーに比べて電動工具のバッテリーは高いなあ」と思うことも多いでしょう。モバイルバッテリーには大容量でありながら3,000円を切るものもあるのに、同容量の電動工具用バッテリーは1万円を超えています。 モバイルバッテリーをそのまま電動工具に使えれば良いのに、と考えてしまいたいところですが、実は
今回検証するのはマキタバッテリーの互換充電器です。なぜかマキタの製品は他社と比べて互換品の販売が多く、中には充電器やUSBアダプターも販売されていたので気になっていました。 以前、電動工具メーカーの互換バッテリーについて低価格の理由や危険性について解説しましたが、充電器はどうなのか検証してみます。 ECサイトを中心に販売されているマキタ互換充電器 ECサイトを見ているとマキタの充電器は他社と比べ様々な種類のものが販売されています。しかし、よく見るとマキタカタログには記載されていない液晶パネルを搭載した充電器や、大きさが半分程のコンパクトな充電器なども販売されており、よく見ると「互換品」の表記があります。 これらの充電器はMAKITAのロゴが見当たらず販売元もマキタではありません。販売元の名前から察すると、これは中国企業が製造販売している「コピー品」の充電器のようです。 早速、マキタの互換充
電動工具のバッテリーは非常に高価です。バッテリーの買い替え時などには通販サイトなどで販売されている互換バッテリーの安さにつられてしまい、つい購入してしまう方も多いと思います。 互換バッテリーは本当に安全な使用ができるのか不安な方も多いと思います。今回は、実際に互換バッテリーを購入してみて、その実情を検証してみます。 互換バッテリーの中身を開封して分解検証 互換バッテリーは表記のバッテリー容量と実際のバッテリー容量が異なる 急速充電や大電流放電に対応したリチウムイオンセルを使用していない 良いセルを搭載していても互換バッテリーの保護回路が危険 互換バッテリーの仕様は電動工具の使用に適しておらず、ユーザー側で検証する方法も限られているため、互換バッテリーの安全は保証できない。 電動工具のバッテリーには高い放電性能が求められている 前回の記事で解説しましたが、電動工具のバッテリーには、モバイルバ
データの保管にはSynologyのNAS DS916+でWestern DigitalのWD REDシリーズを使用しています。ある日、突然”Bad Sector”の警告が発生してしまったので、RMA保証を使用して早急にリフレッシュ品のHDDを取り寄せることにしました。 今回はその時のWDにRMA申請を行った時の作業メモです。
丸の部分のケーブル曲がり方が悪く、曲げたときの感触も少し軟らかい。コード内部の芯線が断線すると、その部分の曲がり方が悪くなったり膨らんだりする ACアダプタのコードが断線する場所は大体決まってて、殆どの場合コードの付け根かプラグの付け根です。特にコードアーマーやフェライトコアの付け根部分はコードで最も弱い部分です。また、コードの中間地点でも踏んだ跡や潰した跡から断線に至る場合があります。 コードの断線は外観をよく観察すると大まかな断線位置を推測できるので、まずは外見をじっくり確認するところから始めます。 今回のコードを観察すると、アダプタの付け根コードアーマー部分付近の曲がり具合が悪くなっています。おそらくここが断線しているはずなので被覆を剥いて確認します。 被覆を剥いてコードの状態を確認
VOLTECHNO(ボルテクノ)ではガジェットやモノづくりのニッチな分野を紹介するニュースサイトです。電動工具の最新情報などもお伝えします。
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『voltechno.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く