国民民主党の山尾志桜里元衆院議員は10日の記者会見で、夏の参院選への擁立が報じられて以降、SNS上で批判が相次いでいる状況について「正直想定以上だった」と振り返った。寄せられている意見を「全部見ることができないでいるが、一つのアラートだ。つらい作業ではあるが見逃すことがないようにしなければいけない」と述べ、辛辣(しんらつ)なコメントも含めて確認したい考えを示した。 出馬の取りやめを検討したかどうか尋ねられると、「断念という気持ちになったことはない。やはり出馬を決めるまでは悩んだが決めてから揺らいだことはなかった」と強調した。 「もう一回国政に挑戦すると国民に宣言した以上、改めて街に立って、批判も応援も『助けて』という声も受け止め、有権者の負託をちょうだいできればと思う」と話し、どぶ板選挙に力を入れる考えを強調した。