国民民主党から夏の参院選に出馬する山尾志桜里元衆院議員が2日、産経新聞の単独インタビューに応じた。平成29年に既婚男性との交際疑惑が報じられた当時について「国民の非難をどう受け止め、どう反省しているのかを伝えていなかった。対応を含め政治家として未熟だった」と振り返った。令和3年に民間の立場になって以降、「ハリネズミのように身構えていた」と国会議員としての対峙の仕方を思い直したと強調。憲法9条改正やスパイ防止法制定について「右でなく真ん中の政策」と指摘、「反省の上の覚悟を行動で示したい」と語った。 「当たり前」を政策で実現する──国政復帰を国民民主党から目指す理由は 「民間人の立場で人権外交の超党派の取り組みに関わり、大学院で国際法を研究する中、『自分の国は自分で守る』という当たり前のことを政策で実現していかねばならないと危機感を感じた。ロシアや中国などの脅威が高まる一方、米国は『世界の警察