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“11年間、魚をどうもありがとう” ―Fedoraプロジェクト前リーダー マシュー・ミラーが語るオープンソースプロジェクトの魅力とチャレンジ 「42という数字は僕にとってとても大切な数字。そしてプロジェクトは現在とても好調に進んでいる。だからこそ、このタイミングでリーダーを降りるのが自分にとってもプロジェクトにとってもいちばん良い」―2025年5月、米ボストンで開催されたRed Hatの年次カンファレンス「Red Hat Summit 2025」の会場には、Fedoraプロジェクトリーダーとして最後の仕事をアクティブにこなすマシュー・ミラー(Matthew Miller)氏の姿がありました。 2014年6月にFedoraのプロジェクトリーダーに就任したミラー氏は、それから11年という長い期間に渡り、実に20を超えるリリースを世に送り出してきましたが、この6月でもってプロジェクトリー
前回はメモリ保護の動きを確認しました。今回は、ここまで紹介したメモリ制限やメモリ保護において、階層構造が考慮されることを、実際に試しながら確認します。 今回の実行例はUbuntu 24.04で実行しています。 階層構造とメモリコントローラ cgroupは、この連載の第37回で説明したように階層構造を取ります。今回は、メモリコントローラの階層構造を考慮したカーネルデフォルトの動きを紹介します。 階層のそれぞれでコントローラを有効にし、制限や保護を設定した場合、基本的には階層構造が考慮されます。 階層構造が考慮されるというのは、あるcgroupで設定する値が、そのcgroupの子孫が使うリソースにも影響するということです。祖先で設定した値を超過するような値を子孫で設定しても、祖先で設定した値に制限されます。 複数のツリーがある場合、あるサブツリー全体のリソースを制御するには、上位のcgroup
Google、超軽量、低消費電力モデル「Gemma 3 270M」をリリース Googleは2025年8月14日、2億7000万パラメータをもつコンパクトなモデル「Gemma 3 270M」をリリースした。 Introducing Gemma 3 270M: The compact model for hyper-efficient AI -Google Developers Blog The model is built for fine-tuning on focused tasks where efficiency is everything: 🔹 Massive 256k vocabulary for expert fine-tuning 🔹 Extreme energy efficiency for on-device AI 🔹 Production-ready w
Gemini CLI、VS Codeとの連携強化 ―コンテキストを認識しエディタ内差分表示が可能に Googleは2025年8月13日、コマンドラインAIコードアシスタントGemini CLIをVS Codeに統合し、より連携を強化した開発ができるようになったことを発表した。 Gemini CLI + VS Code: Native diffing and context-aware workflows -Google Developers Blog Gemini CLI now integrates into VS Code. Get intelligent, context-aware suggestions and native in-editor diffing to review and modify changes directly in your IDE. Learn m
概要 仮想化技術はいたるところで利用されています。クラウドサービスなどで、自由度の高いサーバ環境を即座に利用できるのは仮想化技術があってこそです。ソフトウェアで疑似的にマシンを再現したものを仮想マシンと呼び、仮想マシンを実現するソフトウェアをハイパーバイザと呼びます。 本書では、ハイパーバイザをステップアップ式に実装していくことで、ハイパーバイザによる仮想化技術がどのように実現されているのかを理解していきます。ハードウェアデバイスを操作する側、操作される側の両方の実装を行うことで、仮想化技術と密接に関係している低レイヤの技術を深く理解できます。 目次 第1章 仮想マシンとハイパーバイザ 第2章 起動してメッセージを出せるようにする 第3章 CPUの仮想化支援機能を使ってみる〜メモリを仮想化する 第4章 割り込みの仕組みと仮想デバイスを作る 第5章 割り込みコントローラを制御し、デバイス割り
本連載では、Blenderの基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第 58回目は、AIを使って指示を出し、Blender上でモデリングを行う方法を見ていきます。 前回のおさらい 前回は、AIツール「Claude」を使ってBlender上でモデリングを行うための準備をしていきました。このツールをBlender上で使うには、パソコン、Claude、Blenderそれぞれで設定を行う必要がありましたね。 設定をしたにもかかわらず、ClaudeやBlender上でうまく表示されない場合は、パソコンを再起動してみましょう。 実際に指示を出してみよう 今回は、実際に指示を出してみてどのような結果になるのか見ていきましょう。まずは、BlenderとClaudeを起動します。Blenderが起動で来たら、Nでサイドメニューを表示させ、[BlenderMCP]の項目から、[Sta
Linux Daily Topics Linux 6.17-rc1公開、RISC-VとBcachefsの変更をLinusが“却下” Linus Torvaldsは8月10日、次期Linuxカーネル「Linux 6.17」の最初のリリース候補版となる「Linux 6.17-rc1」を公開した。2週間前のLinux 6.16でのコメントにもあったように、Linusのフィンランド旅行中に公開されたリリースとなる。 Linux 6.17-rc1 -Linus Torvalds Linusは家族イベントのため現在フィンランドに滞在中だが、2週間前に宣言したようにマージウィンドウ期間(7/28 ‐ 8/9)の前半に主要な作業を終えられるよう、早めのプルリクスト送信を開発者たちに依頼していた。たいていのプルリクエストはマージ期間の前半に処理されたが、Linux 6.17でのマージが期待されていたRI
Webフォントの現在地とWebタイポグラフィの拡がり ——『Webフォント実践ガイド Google Fontsではじめる 美しく機能的なタイポグラフィ』 著者 飯塚修平さんに聞く 2025年8月8日に『Webフォント実践ガイド Google Fontsではじめる 美しく機能的なタイポグラフィ』を上梓された飯塚修平さん。UXエンジニアとしてさまざまなWebサイトの開発に携わり、特にアジア地域向けのWebサイトの制作に従事していた期間が長く、日本語および英語に限らず、韓国語、中国語、タイ語などさまざまな言語でのWeb制作を経験されています。 この記事では、飯塚さんに本書執筆の背景、そしてWebフォントの現在地と可能性についてお話を伺いました。 飯塚 修平 Shuhei Iitsuka UXエンジニア、クリエイティブ テクノロジスト、工学博士。2017年東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学
以下、旧モデルからの主要な改善点を整理する。 入出力のコンテキスト 入力コンテキストでは最大272Kトークン、推論展開と最終回答に最大128Kトークンの合計40万トークン規模のウィンドウを利用できる。これにより、複数ファイルを含むリポジトリ横断、長大資料の整合性確認や要約、インターネットを利用した検索結果や複数ドキュメントを一括で比較・統合といった長距離依存タスクを単一ラウンドで処理しやすくなった。長コンテキスト性能評価(BrowseComp Long Context、128K〜256K入力)で89%正答を記録し、従来のGPT‑4.1やo3と比較して長文範囲の情報回収・再構成で高い再現性を示している。 事実性 実運用プロンプトでGPT‑4o比で事実誤認を約20%低減。thinkingモードではo3比で約70%低減。長文全体の事実整合性評価(LongFact)や回答内の主張単位ごとの事実一致
いくつかのソフトウェアは現在upstreamが提供している最新版にくらべて1世代古い版となっています。この理由はDebianのフリーズのタイミングとupstreamのリリースのタイミングがズレてしまったからです。これらソフトウェアや悲しいことにリリース作業に間に合わなかったいくつかのパッケージは、今後backportsにて提供される予定です。 Debian 13での主な変更点と注意点 収録ソフトウェア以外のDebian 13 "Trixie"の主な変更点を見ていきましょう。リリース間隔が短かったことに起因して、ユーザーにとっての使い勝手が大幅に変わる更新はないと思っています。 Debian 13 "Trixie"の公式Art work Ceratopsian by Elise Couper 2038年問題の対応: 64-bit time_t ABI移行 Debian 13 "Trixie"
Googleは2025年8月5日、AIが開発ワークフローの自動化をアシストする「Gemini CLI GitHub Actions」をベータ版としてリリースした Gemini CLI GitHub Actions: AI coding made for collaboration AI コーディングの新たなパートナー:Gemini CLI GitHub Actions を発表(上記の日本語訳) 本日、Gemini CLI GitHub Actions を発表 →https://t.co/bAqF96T7kG 開発者同士が協力して作業を進めるプラットフォーム上でのコラボレーションを目的として開発。より良く、より速いコーディングを支援する 3 つの強力なオープンソース ワークフローを提供します。#GeminiCLI#GoogleCloudNext🗼 — Google Cloud Japan
乗りこなせ! モダンフロントエンド モダンなスクロール関連機能を使いこなそう [CSS Modern Features no.7] スクロールに絡む機能の実装 こんにちは! サイボウズ フロントエンドエキスパートチームの麦島です。今回のテーマは「スクロール」に関するモダンな機能群です。 ブラウザ上でスクロールに絡む機能を実装しようとすると、考慮すべき点や制約は多くなります。 たとえば、スクロールに応じて何か処理をする場合、JavaScriptによるスクロールの監視が必要です。このスクロールの監視処理は、イベントがトリガーされる回数が非常に多くなりやすく、パフォーマンスへの考慮が必要となります。 他にも、スクロールに応じた計算処理も複雑になりがちです。スクロールコンテナ自体のサイズ・内包コンテンツのサイズ・現在のスクロール位置・関連する要素の座標やサイズ、といった多くの情報に基づいた計算が必
AIの活用では、MCPという言葉が注目を浴びています。連載の最後に、JavaでMCPサーバー/クライアントを実装してみて、MCPへの理解を深めます。 なお、この記事で取り扱ったコードはこちらからダウンロードできます。 MCPとは MCP(Model Context Protocol)は、Function Calling(Tool Use)をJSON-RCPに基づいてリモートで呼び出す仕組みです。 Function Callingの場合は機能の実装をチャットプログラムと一緒に行う必要がありました。MCPではチャットプログラムと機能の実装を分離できるため、チャットプログラムにあとから機能を追加できるようになります。つまり、LM StudioやChatGPTのチャットアプリケーションに様々な機能を登録して利用できるわけです。また、さまざまなアプリケーションやサービスがMCPの規格に対応したため、
1993年8月16日に誕生したDebianプロジェクトはまもなく32回目のアニバーサリーを迎えるが、これほど息の長いオープンソースプロジェクトになると、バグトラッカーの追跡をかいくぐり、10年20年に渡って駆除を免れているバグも存在する。7月29日、DebianマネージャのひとりであるCarlos Henrique Lima Melaraが「Debian micronews」に投稿した内容は、まさにそうした現実離れしたバグの存在を実感させるものだ。 Sometimes we fix easy bugs, sometimes hard ones and sometimes we fix bugs that are older than you and can have a driver's license: https://bugs.debian.org/186085, opened in
スイスProton AG.は2025年7月31日、さまざまなプラットフォームで利用可能なオープンソースの2要素認証(2FA)アプリ「Proton Authenticator」をリリースした。 Introducing Proton Authenticator – secure 2FA, your way | Proton Introducing Proton Authenticator – a free cross-device 2FA app. Protect yourself from hacks & breaches. ✔️ Offline support ✔️ Easy import ✔️ Auto backup ✔️ Sync between devices ✔️ Biometric & PIN unlock Secure your Proton account or any ot
Linux Daily Topics Linux 6.16リリース ― NVIDIA GPUサポート強化、Intel APXサポート Linus Torvaldsは7月27日(米国時間)、「Linux 6.16」を公開した。前バージョンのLinux 6.15から約2ヵ月、7本のリリース候補(RC)版を経たリリースで、Linusは「(Linux 6.16の)見た目は良好で、非常に小規模で落ち着いたリリース」とコメントしており、大きなトラブルもなく、順調に開発が進んだことがうかがえる。 Linux 6.16 - Linus Torvalds Linux 6.16におけるおもなアップデートは以下の通り。 NouveauドライバでのNVIDIA HopperおよびBlackwellのサポート XFSファイルシステムにおける大規模なアトミック書き込みのサポート オーディオデバイス向けの
Linux Foundationは2025年7月29日、AIエージェントの相互連携インフラの構築をめざすAGNTCYプロジェクトが、寄贈によりLinux Foundation傘下に移管されたことを発表した。AGENCYの創設メンバーであるCisco、Dell Technologies、Google Cloud、Oracle、Red Hatや、AGNTCYに貢献・サポートしてきた75社以上の企業も引き続きプロジェクトを支えていく。 Linux Foundation Welcomes the AGNTCY Project to Standardize Open Multi-Agent System Infrastructure and Break Down AI Agent Silos AGNTCY project donated to Linux Foundation with major
Google、AIを使って非構造化テキストから構造化データを抽出するオープンソースPythonライブラリ「LangExtract」をリリース Googleは2025年7月30日、非構造化テキストから構造化データを抽出するオープンソースのPythonライブラリ「LangExtract」をリリースした。 Introducing LangExtract: A Gemini powered information extraction library -Google Developers Blog ✨Announcing LangExtract! ✨ Our new open-source Python library for information extraction, powered by #Gemini. ✅ Turn text into structured data ✅ Trace
去る2025年6月16・17日、KubeCon + CloudNativeCon Japan 2025がヒルトン東京お台場にて開催されました。KubeCon + CloudNativeCon(以下、KubeCon)は世界最大のクラウドネイティブ技術の国際カンファレンスであり、この分野の日本国内のエンジニアにとって待望のイベントでした。今回は、その初めての日本開催となりました。 主催者発表によると、用意された1,500枚のチケットは完売。実際の会場でも、このイベントの熱気を楽しむ多くのエンジニアで溢れており、日本のクラウドネイティブコミュニティの盛り上がりを肌で感じることができました。 満席のキーノート会場(CNCF公式flickrアルバムより) この記事では、当日の印象深いセッションやイベントの様子、参加者としての楽しみ方についてレポートします。 セッションの紹介 KubeConには、イン
Googleは2025年7月31日、コマンドライン型AIアシスタント「Gemini CLI」で再利用可能なプロンプトを定義できる「カスタムスラッシュコマンド」をサポートしたことを発表した。 Gemini CLI: Custom slash commands | Google Cloud Blog スラッシュコマンドは、ローカルに保存された.tomlファイル、またはMCP(Model Context Protocol)プロンプトで定義できる。 ローカルの~/.gemini/commands/ディレクトリ内に、たとえば「test.toml」というファイルでスラッシュコマンドを定義すると、Gemini CLIから/testと入力することでこのファイルに定義されたプロンプトをコマンドとして呼び出すことができる。また、コマンド(.tomlファイル)をサブディレクトリに置くことで、同種のコマンドをまと
クラスメソッド、Claude Codeを使った開発を体系化、効率化するフレームワーク「Tsumiki」をオープンソースとして公開 クラスメソッドは2025年7月29日、AnthropicのAIコーディングツールClaude Codeを使った開発を体系化・効率化するフレームワーク「Tsumiki」(積み木)をオープンソースとして公開した。 クラスメソッド、AI支援型テスト駆動開発フレームワーク「Tsumiki」を公開〜AIを活用しながら品質を確保する開発手法をオープンソースで提供〜 / AI支援型テスト駆動開発フレームワーク 「Tsumiki」を公開🎉 \ Anthropic社のAIエージェント駆動型コーディングツール 「Claude Code」の活用を体系化・効率化する フレームワーク「Tsumiki(積み木)」を 本日よりオープンソースとして公開いたします! 詳細はこちら👉
Ubuntuがインストールされたマシンで障害が発生したときどうしますでしょうか。本連載の読者ならまず自力での解決を試みるでしょう。もしかしたら諦めて(もしくはそれを理由として)新しいマシンを調達して、クリーンで高性能な環境をもう一台用意するかもしれません。 ほかにも、解決できないなら「詳しい人」に相談するのもひとつの手です。 今回は「誰かに相談」するときに、過不足なく「こんな環境なんだけど」と伝えるのに役立つ「sosコマンド」を紹介しましょう。 sosとsosreport sosはさまざまなLinuxディストリビューションで動作する「現在のシステムの状態」を収集し、アーカイブするツールです。主に商用サポートサービスなどで活用されています[1]。 Ubuntuには昔から「Apport」と呼ばれる障害情報収集システムが存在します。こちらは主にアプリケーションがクラッシュした時に、Launchp
エンジニアにとって、変化の激しいIT業界を生き抜くうえで欠かせないのが「学び続ける力」。そんな“学び方”そのものに焦点を当てた勉強会シリーズが、ハイヤールー社主催の「Study Hack」です。2025年7月10日に開催された回のテーマは、「資格で人生を変える勉強法」。登壇したのは、IPA(情報処理技術者試験)とAWS認定資格のすべての区分に合格し、現在はENECHANGE社でVPoTを務める岩本隆史さんです。 イベントでは、岩本さんが試行錯誤を重ねて培った勉強のノウハウが語られました。本記事では、その内容をもとに「合格する」ための勉強法のエッセンスを紹介します。資格取得を通じてキャリアの選択肢を広げたい方や、勉強のモチベーションを高めたい方にとって、きっとヒントになるはずです。 1. 合格ラインを超えるコツ まずは、合格に必要な知識や得点力を、どう身につけていくかを解説しま
著者 菊田遥平(きくたようへい) 著 定価 3,300円(本体3,000円+税10%) 発売日 2025.8.18 判型 B5変形 頁数 304ページ ISBN 978-4-297-15078-5 978-4-297-15079-2 概要 生成AI技術は目覚ましい進歩を続けています。そのため、表面的なトレンドを追うだけでは、そのしくみを理解することが困難になっています。こうした状況において、本書は生成AIを支える理論的基礎について原論文レベルまで深く踏み込んで解説し、読者が技術の核心部分を理解できるよう導く一冊です。本書の主な特徴は、以下の3つにあります。 1つ目の特徴は、Transformerから推論時のスケーリング則に至るまでの「生成AIの重要な理論」について、原論文の内容を参照しながら数式と図版を用いて詳細に解説しています。2つ目の特徴は、英語・日本語を問わず既存の文献ではあまり扱わ
ひどい炎暑のさなか、皆さまいかがお過しでしょうか。地区の田植えやそれに伴なう各種作業に手を取られ、前回からちょっと間が空いてしまいましたが、今回はgrubの起動画面の中心を占める「ブートメニュー」を中心に紹介します。 ブートメニューの各種設定 「ブートメニュー(boot_menu)」は、文字通り「起動項目の選択メニュー」を装飾するためのパーツです。図1の「メニューボックス」という囲みの部分の表示方法を設定するのが「ブートメニュー」の役割です。 図1 起動メニュー画面の各パーツ 「メニューアイテム」として表示される各起動項目は“grub.cfg”のmenuentryやsubmenuの定義を引き継ぐので、「ブートメニュー」の役割はそれらをどう見栄(みば)えよく表示するかに限定されるものの、その分、ずいぶん細かい部分まで設定可能になっています。 まずは前回、説明を略したサンプル用“t
概要 Apache Icebergは、ストレージ上のファイル群を抽象化し分散クエリエンジンで扱うためのオープンな「テーブルフォーマット」です。本書では、データレイク構築に関する基本的な考え方やIcebergを使うことのメリットといった基本から、Sparkなどの各種分散クエリエンジンにおける実践的な活用方法、そして実運用のためのノウハウまで、豊富なハンズオンとともに解説。次世代のデータ基盤の構築・運用に関わるエンジニア必携の一冊です。 目次 [第1部]Apache Icebergの基本 第1章:データレイクの課題とApache Iceberg Icebergというテーブルフォーマット データレイクのコンセプト データレイクの構成要素 Iceberg登場以前のデータレイクの課題 Icebergによるデータレイクの課題解決 データ基盤におけるIcebergの役割 Icebergを導入する際の注意
Ubuntu Weekly Topics Ubuntu 25.10(questing)の開発;Raspberry Piデスクトップイメージの軽量化と壁紙コンテスト、linux-qcomカーネルフレーバー questing(Ubuntu 25.10)の開発;Raspberry Piデスクトップイメージの軽量化と壁紙コンテスト questingの開発では、Raspberry Piのデスクトップイメージの軽量化のための試みが開始されました。「desktop-minimal」(標準のデスクトップ環境ではなく、本当にミニマムなもの)をもとにデフォルトで導入されるアプリケーションを減らす、という比較的古典的なアプローチで770MBほどの軽量化に成功した、という形となっています。 このアプローチによって「デフォルトでは含まれない」構成になったアプリケーションは次の通りです。これらのアプリケーショ
データサイエンスを用いてビジネスで価値を創出したい、と考えたとき、多くの人が「どうやって分析するか」「どの機械学習モデルを使うか」といった「解き方」に注目しがちです。しかし、ビジネスの現場で本当に重要なのは、目の前にある曖昧な「課題」を、どのようにしてデータサイエンスで扱える具体的な「問題」に落とし込むか、というプロセスです。 筆者が2025年6月に刊行した『ビジネス課題を解決する技術』では、そのための統一的なアプローチとして、以下の「3ステップフレームワーク」を提案しています。 ビジネス課題を数理最適化問題として定式化する 数理モデルを構築し、未知のパラメータをデータから推定する 数理最適化問題を解いて最適なアクションを導出する このフレームワークは、データサイエンスを用いて曖昧なビジネス課題から具体的なアクションを導出するための一連の流れを示したものですが、各ステップで必要とされるス
Claude Codeにカスタムサブエージェント機能が登場 ―複数のサブエージェントによるタスク特化の「エージェントチーム」を作成可能に Anthropicは2025年7月24日、同社のコーディングAIツールClaude Codeでカスタムサブエージェント(Custom Sub Agents)機能が追加されたことをアナウンスした。 Claude Code is getting a brand new feature: custom subagents. Type `/agents` to get started. pic.twitter.com/lVOTbrtbjj — Sid (@sidbidasaria) July 24, 2025 カスタムサブエージェントは、特定のタスクを処理するために呼び出すことができる専用のAIアシスタント。以下のような特徴を備えている。 特定の目的と専門分野を
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