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ブックマーク / www1.odn.ne.jp (17)

  • 川谷茂樹『スポーツ倫理学講義』

  • 『本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』『路上からできる生活保護申請ガイド』

    湯浅誠『当に困った人のための生活保護申請マニュアル』 ホームレス総合相談ネットワーク『路上からできる生活保護申請ガイド』 湯浅誠『当に困った人のための生活保護申請マニュアル』は一般市民の生活保護観、というか生活保護申請観(どんな観だ)を変える革命的なだ。ぼくもこので学ばされることがいっぱいあった。不明を恥じる他ない。 もっとも革命的なことは、「申請に対応する役人は平気でウソをつく。そしてウソの連続である」ということだった。 湯浅は、彼らを便宜的に「敵」と呼ぶ。もちろん「福祉事務所職員は血も涙もないのか?」というコラムを書いているとおり、彼らを「絶対的な敵」だと考えているわけではない。だが、わかりやすく心構えをつくるうえでは、彼らを乗り越えるべき障害と見なす以外にないのだ。 したがって、湯浅のこのは、まさに窓口職員との「戦闘」をするためのマニュアルである。章立てをみればそれがわかろ

  • 「ワンピース」正義

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    lakehill
    lakehill 2009/08/08
    「ルフィの最大のライバルはティーチ」>そうだろうなあ
  • ほったゆみ・小畑健『ヒカルの碁』 - 紙屋研究所

    ヒカルの碁 ぼくは少年漫画は長い間ひかえてきた。しかし、小学生のあいだに碁ブームを巻き起こしている漫画として、この『ヒカルの碁』だけは一度読んでみようと常々思っていた。が、なかなか手がのびなかった。 そんなところに、知り合いから、その知り合いの奥さんが囲碁教室の運営にちょびっとかかわる関係上、『ヒカルの碁』を割り引きで買う、という話がもちあがり、ぼくが漫画好きだと知っているので、声をかけてくれたのだ。22巻すべて(以後続刊だが)。 ぼくは、「それなら」と1巻を試しに自分で買って読んで、それで全巻買うかどうか決めようと言ったのだが、大間違い。1巻で止められようはずもなく、その日のうちに6巻まで買ってしまった。「誰か止めてーっ」と叫びながら。もう、すぐお願いして全巻注文してしまった。 面白い。 この面白さはなんだ。 ■■□■ 少年漫画がもつジレンマ ■□■■■ たとえば、比較のために、同じ週刊

  • 『ヒカルの碁』再論 - 紙屋研究所

    『ヒカルの碁』再論 ぼくのホームページを見たカンタさんというかたから、そのやりとりのなかで、次のようなメールをもらいました。 ぼくとしては思うところが多かった文章なので、カンタさんの許可をえて掲載させてもらい、あわせてぼくの再論も以下に付記しておきます。 紙屋さんは「『ヒカルの碁』の面白さというものは、「成長物語」は「成長物語」なんだが、実は、この「成長物語」をこれまでの少年漫画にないほどくわしく、段階的に描いたことではないかと思っている。」という風に書いています。 読み返してぼくが思ったのは、もちろん「ヒカルの碁」は「成長物語」であり、類のないくわしさでもってその段階が描かれているわけですが、それを超えたところにもっと質的なものがあるんじゃないか、ということでした。 「成長」というものを可能にするのは、まずは表面的には佐為の存在です。 佐為との出会いによって、まず塔矢アキラに火がつき、

  • 紙屋研究所 - 広江礼威『ブラック・ラグーン BLACK LAGOON』

    広江礼威『ブラック・ラグーン BLACK LAGOON』 海賊モノは、少年の冒険物語の定番ともいえる。 猥雑な活気、近代の物語に特有な、将来にむけての明るさが特徴だ。読者を主人公へ強く同化させる。 作は海賊の物語である。 少年むけのそれとは逆に、物語世界からはファンタジックな調子が追放され、きわめて苛酷で峻厳な設定がされている。 海賊のメンバーはいずれも米国人だが、ベトナム戦役くずれのアフリカ系(ダッチ)、メカフリークのユダヤ系(ベニー)、そして「二挺拳銃(トゥーハンド)」と渾名される中国系の少女(レヴィ)。そこに日人の主人公の元商社員・岡島緑郎(ロック)が加わる。カネになるものなら、どんなに危険なものでも運び、必要なら相手をためらわず殺害する。依頼主も、ロシア系や中国系のマフィアで、やはり障害があれば相手を殲滅し徹底的に利潤を追求する。 「仕事」を遂行する様は、実にクールだ。 困難に

  • 久保ミツロウ『モテキ』1巻

    久保ミツロウ『モテキ』1巻 こののオビにはモテ期を「都市伝説」と書いている。無論(なにが無論だ)、モテ期とは人生において突然モテるようになる時期のことである。オビは「人間誰しにも訪れるという」との形容句がついており、これが「都市伝説」だと述べているのである(※ちなみに文の冒頭には「とうとう来たんだ 人間誰しも訪れるというアレが」とあるから、これは「誰しも」の誤植であろう)。 そのまま書いちゃうのはアレなので、ちょっとしたエクスキューズとして「都市伝説」とか書いたんですよ、というのが真相かもしれないが、ぼくはモテ期というものは存在すると断言する。しかしそれは「誰しも訪れる」というものではない。そこが都市伝説なのだ。今リキを入れて語らなきゃいけないことは山ほどあるはずだが、あえてこんなしょうもないことにリキを入れて語らせてもらおう。 前にも紹介したが、人間の顔というものは大陸移動のように目

  • 2008年05月09日〜

    2008年05月09日(金) 今は2008年です。平成20年です。「ドラえもん」の世界ではタイムマシンが発明された年です。そして、「キン肉マン」が誕生して29年目にあたります。額の「肉(にく)」にあやかって29周年。記念して「キン肉マン」コンプリートBOXが出たり盛り上がっています。 さて、話が変わるんですが、個人的に格闘技を見るのは大好きです。特に潰れてしまいましたが「PRIDE」は、観戦して燃えたものです。特に、美濃輪育久選手が心に響きます。 PRIDEデビュー戦では、当時ミドル級準優勝者ランペイジ・ジャクソンを後一歩まで追い込み、一躍注目が集まりました。特殊な入場や「オレはプロレスラーだ!」とか「世界制覇…じゃなくて世界自由」いう台詞、突如「キン肉マン」に出てくるモンゴルマンのマスクについて語りだしたり、と。美濃輪選手は一躍人気選手に。ついた仇名が能のプロレスラー。そしてザ・

  • 「久米田康治VS赤松健」まとめ:ヤマカム

    かってに改蔵が終わってしまったので、もう久米田先生VS赤松先生とのバトルが見れないと思うと悲しいです。今までの2人の戦いをまとめてみました。

  • ヤマカム - 高橋留美子&あだち充先生の大合作がマーベラス!

    2009年03月16日(月) インペルダウンの副署長ハンニャバル(野心家)。署長の座を狙っており、実力も相当あるようで、バギーとMr.3が二人がかりでもかないませんでした。勝利後に「お前たちが、ここを通って問題を起こせば、所長責任にできたのに。通っていいと言っているのに、向ってきおってバカめ…」と思っていました。 つまり、向ってきたから蹴散らしただけ。そして、ルフィを倒したマゼランの元には、「LEVEL3への通路前で…不手際があった模様で」と報告が入りました。行ってみればボン・クレーが上へ逃げ出したとか。しかし、ハンニャバルの正体が変身したボン・クレーだったのです。 熱い友情のボン・クレーのかっこよさにクラクラときてしまいますが、ハンニャバルはどこへ行ったのか。ボン・クレーの変身能力は、姿形は変わるものの、服はそのままでした。ボン・クレーがハンニャバルの格好をしているという事は、服を

  • 「ワンピース」が面白くて仕方ない件:ヤマカム

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    lakehill
    lakehill 2008/07/29
    ワンピースは終わるのにまだ10年ぐらいは掛りそうだな
  • 「ユリイカ」東浩紀×伊藤剛「マンガの/と批評はどうあるべきか」

    「ユリイカ」東浩紀×伊藤剛 「マンガの/と批評はどうあるべきか」 ある人から「『ユリイカ』の東浩紀×伊藤剛対談でお前批判されてるぞ」と言われたのでびっくりして買って読んでみると、批判というか言及がされている。しかも対談の冒頭から中頃まで話題というかネタにされている。 しかし、対談において東が紙屋という名前をきいて「だれそいつ」状態であることにみられるように、ぼくみたいな若輩をよくもとりあげていただいたものである。『テヅカ・イズ・デッド』を上梓した新進気鋭の漫画評論家・伊藤と、「知の最前線」とやらを走る東にとって、こんな「狭いブログ論壇」(東)のカスみたいな存在をとりあげるのもお手をわずらわせるようで申し訳ない。また、多くの人にとっても紙屋ときいて「だれそいつ」状態ではないか、そんなもので対談の冒頭のモチーフにして大丈夫なの、と他人事ながら心配する次第。 伊藤剛は「思想地図」vol.1で大塚

  • 超左翼マガジン『ロスジェネ』が創刊されます

    超左翼マガジン『ロスジェネ』が創刊されます すでに、関係者のブログで書かれているのでご存知の方もいるかもしれませんが、掲題の雑誌がかもがわ出版より5月下旬に創刊されます。 編集長に浅尾大輔(作家・元労組専従)、編集委員に大澤信亮(評論家)、増山麗奈(画家)、そしてぼく=紙屋高雪という布陣です。創刊号の主な内容は以下のとおり。 特集=右と左は手を結べるか 討論=赤木智弘×浅尾大輔 「ぼくらの希望は『戦争』か、『連帯』か」 評論=杉田俊介「誰に赤木智弘氏をひっぱたけるか?」 手記=雨宮処凛「生きづらさが超えさせる『左右』の垣根」 論文=萱野稔人「なぜ私はサヨクなのか」 ルポ=紙屋高雪「あなたのとなりの『ウヨク』」 小説=大澤信亮「左翼のどこが間違っているのか?」 アクション=増山麗奈「戦争よりエロス——そして環境へ」 すでに内容についてはここにかかわった人たちがブログで書いていますので、URL

  • 三好徹『チェ・ゲバラ伝』

    三好徹『チェ・ゲバラ伝』 「ゲバラ」という非日常、「日」という日常 週刊誌「SPA!」で、911事件直後、ビンラディンに賞金がかけられたこともあって、「ビンラディンが日暮里に潜伏していたとしたらどこに通報したらいいのか」、という記事が載ったことがある。 この記事が何となく可笑しいのは、「ビンラディン」という国際的な非日常と、「日暮里」というあまりに日的な日常がセットになっていることである。 ぼくはしりあがり寿の『ゲバラちえ子の革命的日常』について「しんぶん赤旗」で書いたとき、「キューバ革命の英雄チェ・ゲバラはゲリラ戦に生き、僕らの日常とは縁遠い生涯を送ったイメージがある」と冒頭に記した。 しりあがりは、自著『表現したい人のためのマンガ入門』(講談社現代新書)のなかで、笑いについて考察し、ベタなギャグとシュールなギャグにわけ、配置した要素の「関係性の距離」の違いだと論じたことがある。 「

  • NHKスペシャル「ワーキングプアIII 解決への道」の感想

    NHKスペシャル「ワーキングプアIII 解決への道」の感想 ※NHKスペシャル「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」の感想こはちら ※NHKスペシャル「ワーキングプア 努力すれば抜け出せますか」の感想こはちら 07年12月15日放映のNHKスペシャル「ワーキングプアIII 解決への道」を見た。「海外のワーキングプアについて報道するらしい」という話を聞いていたから、「ああ、日の話はだいたいやっちゃったので、『海外でも広がっていますよ』『海外ではこうしてますよ』みたいなやつかな」というヌルい想像をしていたのだが、「ワーキングプアI」と「II」をつくったスタッフの力を甘くみすぎていた。 そのような、学生のレポートみてえなボケた一般論ではなかった。 日のワーキングプア問題がいきつく先が予想や推測の中ではなく、すでに「海外」という現実の中に存在しているということ、そして、日のワーキ

    lakehill
    lakehill 2007/12/17
    日本の場合はまず金融および財政政策でデフレから脱却すること
  • 「軍事研究」誌の広告ってすげえな

    「軍事研究」誌の広告ってすげえな 決してこれまで手にとったことがないわけじゃなかったんだが、雑誌「軍事研究」、初めて買って読みました。ネットで知り合った人が論文を書いていたもので。 いやーなかなか面白いのな。 最近急逝されたジャーナリスト・軍事評論家の松尾高志氏に話を聞きに行った時、米軍などの情報にくわしくなるにはどうしたらいいかを聞いたら、「軍事オタクが読むような雑誌を読むといいよ~」と言われ、その一つに誌があったのを思い出した。 知り合いの論文をのぞいて、個人的に面白かったのは、「最新防空ミサイルの実力と限界」について論じた、石川潤一の論文「空自ペトリオットPAC-3実践配備」だった。 それと、日の核武装についての整備内容・費用などを論じた「日の自前核兵器整備の徹底検討」。こちらは元陸自教官/研究員の高井三郎。折しも「原爆投下はしょうがない」と初代防衛大臣が発言して、おやめあそば

  • NHKスペシャル「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」:

    2006年7月23日放映のNHKスペシャル「ワーキングプア――働いても働いても豊かになれない」を見た。 「フリーター漂流」では、非正規雇用という貧困をうみだす根源へと迫ったが、今回はこの非正規雇用の問題もふまえたうえで、地域や自営業の衰退、社会保障の貧弱さ、貧困の世代をこえた再生産、「希望格差」など、日社会の全体像へと広がっていった。 ちなみに「ワーキングプア」とは、「働く貧困層」の意味で、もともとはアメリカで広がっている事態を説明する概念である。 ここでは、「働いているのに生活保護水準以下という人」を指す言葉として使われており、全国で400万世帯とも、それ以上ともいわれている。日の全世帯の10分の1である。番組では紹介がなかったが、平均世帯人数(1世帯2.36人)で掛けても、1000万人前後がこのような生活を強いられているということになる。 「フリーター漂流」の果てに まず最初に、3

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