ロシアの知識人・文化人32人が、ロシアのウクライナの一部領域併合に反対し、「祖国は侵略者となってはならない」とよびかける声明を19日発表、ロシア紙ノーバヤ・ガゼータ20日付(電子版)が全文を報じました。 同紙によると、文化・知識人らは19日、モスクワで「戦争反対、ロシアの孤立化反対、全体主義の復活反対」をスローガンにした大会を開き、声明を採択しました。 声明では「軍事力によって、他国であるウクライナの一部領域を掌握したことは歴史的誤りだ」とプーチン政権を批判。ウクライナとの紛争は平和的な話し合いで解決すべきだという思想のもとに国民を結集すべきだ、と訴えています。 クリミア半島でなされたことがさらに続けば、予想できない規模の流血の事態となり、ロシアは長期にわたり文明世界から孤立するとしています。 また「多くの市民はまだこの侵略を危険な冒険や国際法の違反だと見ていない」が、他民族への憎悪などの