空襲被害者など民間人の戦争被害の解決を求めて「ふたたびこの国を火の海にさせないために!戦後70年・戦争被害のすべて解決を!大集会」(実行委員長・中山武敏弁護士)が6日、東京都台東区の浅草公会堂で開かれ、約800人が参加しました。 高橋哲哉東京大学大学院教授は記念講演で、「村山談話」にある“国策の誤り”に触れ、「政府が曖昧にしてきた歴史認識と戦争被害に対する姿勢を問い、政府は国策の誤りに責任を負うべき」だとのべました。 東京、大阪、名古屋、長崎、沖縄の空襲被害者や被爆者が登壇し語りました。 名古屋市の杉山千佐子さん(99)は「防空法でがんじがらめにされ逃げられなかった。私は顔の半分、片腕、足を失った。国はこれ以上、犠牲者をほったらかしにしないでください」と訴えました。 長崎県佐世保空襲犠牲者遺族会の臼井寛会長は「被害者の高齢化により風化されつつある。悲惨な空襲の事実を、遺品とともに後世に残し
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