代表を務める「自民党栃木県第2選挙区支部」をめぐる政治資金疑惑で辞任した西川公也前農水相に、新たに、国と契約関係にある企業からの選挙に関する献金を禁じた公選法違反に抵触するおそれのある献金が判明しました。 問題の献金は、酪農関係のコンサルティング会社「ファームコンサルティング」(東京都渋谷区、資本金1500万円)の石田誠一社長からの同支部への2012年11月24日の30万円です。献金は、同年11月16日の衆院解散の8日後のことです。 公職選挙法199条は、国政選挙に関して、国と請負その他特別の利益をともなう契約の当事者であるものは、当該選挙に関し、寄付をしてはならないとしています。 ところが、ファーム社は、同年7月6日に農水省と「東京都における平成24年度6次産業総合推進委託事業」を契約したばかり。「農林漁業者等の6次産業化の取組みを支援する」というもので、契約期間は13年3月22日まで、