日本共産党の笠井亮衆院議員(政策委員長代理)は5日、NHK「日曜討論」に出演し、各党政策担当者と2012年度予算案や、「税と社会保障の一体改革」について議論しました。 冒頭、防衛省沖縄防衛局による宜野湾市長選介入問題について問われた笠井氏は、「国家機関による選挙運動そのもの。沖縄県民の意思を無視して新しい基地を押しつけようとするからこういうことが起こる」と批判。真部(まなべ)朗(ろう)局長が行った「講話」全文の提出と同氏の証人喚問を求めました。民主党の仙谷由人政策調査会長代行は「しっかりした調査をしないと結論を出せない。処分できない」と沖縄防衛局長を擁護する姿勢を示しました。 笠井氏は12年度予算案について、社会保障費は前年度比2・3兆円減となっていることを示し、「戦後初めてのマイナス社会保障予算だ」と指摘。基礎年金の国庫負担の2分の1の財源を交付国債でまかない、消費税増税の先取り予算にな