京都市は「古都」という言葉がふさわしい、歴史と伝統の街です。歴史的風土を守るための法律「古都保存法」では10市町村が指定されていますが、全国19の政令市では唯一、京都市だけです▼人口147万人の大都市でもあるこの古都。じつは若者の街という顔もあります。人口に占める学生比率は政令市で断トツを誇っています▼「京都を若者文化の発信拠点として発展」させようと呼びかけているのは、京都市長選で「刷新の会」の候補者として奮闘中の弁護士の中村和雄さん。自身のブログで「市長選の争点『若者文化』」を論じました▼「街の至る所に、創造と発表の場があることが文化を発展させていく大きな条件」だという中村さんは、若者に人気のダンスクラブも貴重な創造の場だと指摘。その深夜営業が風営法で取り締まられ、京都でも健全な活動をしてきたクラブが閉鎖に追い込まれたことをあげ、「時代遅れの過度の規制」に反対しています▼発言は大反響をよ
![きょうの潮流 2012年1月23日(月)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8510216a130e7d5e9d1c2a4860958f4849328594/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.jcp.or.jp%2Fakahata%2Fweb_img%2Fakahata-kakusan.jpg)